FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年03月27日

日韓の距離がかえって遠くなった日米韓首脳会談

← 応援クリック、ありがとうございます。

 オランダのハーグで、日米韓首脳会談が開かれ、ズル休みが不安視されていた朴槿恵も出席。日韓首脳は初めて公式の場で会談を持った。マスメディアは、「政権発足以来初めて」と、やたら大事のように扱うけれども、この程度の中身が乏しい会談など、それほど時間を割いて報道するものでもないだろう。安倍首相が必要以上に親しみを込め、それを予知していなかったのか、朴槿恵の目が泳ぐ。オバマは仲人気取りで微笑むが、かえって日韓の関係修復が遠いという印象だけがテレビを通じて伝わってきた。

日米韓首脳会談
安倍首相を無視する朴槿恵

 安倍首相は、支持派の多くが最もやって欲しくなかったことをした。朴槿恵に対し「お会いできて嬉しい」と朝鮮語で語りかけた場面だ。なんだか、日本が南鮮に朝貢の申し出をしているように映る。こういう不必要な演出は首相自身が考えるのか、それとも別に振り付け師がいるのか、部外者には知る由もないが、極めて遺憾である。もし朴槿恵が安倍首相に対して日本語で挨拶したとしたら、即辞任だ。朝鮮の掲示板を見ると、「いよいよ大韓民国が日本を逆転した。これは大韓民国が日本を逆転した気分のいいニュースだ。」という、朝鮮人らしい楽観的な感想が書かれていて笑ってしまったのだが、下手に出ればつけあがるという彼の民族の性質を、そろそろ常識として認識すべきではないだろうか。

 まぁそれにしても、不敬な大統領である。この朴槿恵の態度にはふたつの理由が考えられる。ひとつは、安倍首相を無視することで国内の世論にアピールしようとする姑息な動機、もうひとつは、外交儀礼というものをまるで分かっていない莫迦ということだ。この期に及べばどちらでも良いのだが、こういう映像が世界に発信されることによって損をするのは朴の側だということを、当人はほとんど理解していないらしい。南鮮の国際社会へのデビューは、現時点を以てしても早過ぎたということなのかもしれないが。

日韓関係を象徴するような絵
この光景のように、別々の道を行けば良い

 今回の日米韓首脳会談は、日韓両首脳がオバマの顔を立てたという前提で開催された。南鮮は歴史問題への言及を控え、日本側は積極的平和主義の言及を控えた。産経の報道によれば、朴が安倍首相となかなか握手しようとせず、仲人役のオバマが苦笑いするという場面もあったようだ。結果として、首脳が初めて顔を合わせたという事実だけが残り、目立った成果は何も生まなかった。であれば、首脳会談をやらないという知恵もあったのではないか。この冷えたままの関係を世界の目に晒し、わざわざ習近平を微笑ませることはない。

 敢えて極論を書こう。朴槿恵は、南北朝鮮統一ドクトリンを掲げている。ノーベル平和賞でも狙っているのか、非核化した朝鮮半島統一国家の成立を目指している。北は北で、支那との関係悪化によって日本へのすり寄りを見せている。北が崩壊するにせよ、南が強引に統一に持って行くにせよ、半島統一という朴の目指す終着点は同じだ。だが、未開の地である北朝鮮を開発するには金が要るのだ。その金はどこに頼るのか?答えは言うまでもない。

 狙いは「漢江の奇跡」の北朝鮮版だ。その主体が南北朝鮮のいずれになるにせよ、彼等は戦後補償の代わりの経済支援を日本に求める。そこにハイエナのように南のゼネコンが群がるのだ。外資を元手にして国内企業を潤わせる ―― これ以上のシナリオはない。だから、いま、日本に対しては強硬姿勢を取るのである。恐喝でもなんでもして、強引に外資を呼び込むことが、停滞する自国経済の死活問題を解決するのだ。

 安倍首相は早々に帰国したが、朴槿恵はハーグからドイツに向かう。「日本はドイツを見習え」と連呼する朴が、そのドイツで沈黙することは考えられない。日米韓首脳会談という“義務”を終え、朴の告げ口外交が再開される。安倍首相はその朴の言動を、脳裏に深く刻み込むべきである。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2014/03/27 07:32 ] 外交 | TB(0) | CM(10)
カレンダー
02 | 2014/03 | 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ