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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年03月26日
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「私」しかない子どもクイズ王

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 自民党が、集団的自衛権の行使容認を協議する新機関となる「安全保障法制整備推進本部」を設置し、「丁寧な議論」をするそうである。先日書いたとおり、集団的自衛権の行使容認は、自民党の選挙公約だったはずだ。だが、政府が閣議決定を目論む段になって、党内から慎重論が出され、高村副総裁が今さら党公約の策定経緯などを説明するという。かつて民主党が政権を握っていた頃、私を含めたブロガーが「民主党は寄せ集めの集団」と、こぞって非難していたが、自民党も五十歩百歩ということだ。「日本を取り戻す」の理念の中に入っていたはずの集団的自衛権行使容認が、その理念を掲げて選挙を戦い、議席を得た議員によって後退させられる・・・。ひと言でいえば、茶番である。

 もっとも、野党の方はもっと体たらくな状況が続く。一時は「時代の寵児」と持て囃された橋下徹大阪市長も、週末の市長選において笑ってしまうほどの低投票率で再選されたが、人気の陰りという言葉では説明しきれないほど、有権者の期待は離れてしまった。当然、日本維新の会への期待も、並行して落ちる。社民党は話題になることさえなく、結いの党もいまだに所属議員の名前すら覚えられないほど影が薄い。

 以前ブログでも書いたけれど、故中川昭一氏が、生前、月刊正論に寄せた論文「マスコミの潜在的良心に対するわが期待」の中で、「今のマスコミには、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」とを書いておられる。このマスコミという言葉を野党(もしくは国会議員)という言葉に置き換え。「今の野党(もしくは国会議員)には、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」とすると、妙にしっくり来る。自民党にも野党議員にも、国家発展の一翼を担うとか、国家防衛の一翼を担うという気概が希薄すぎて、有権者が政(まつりごと)を委託するに資する者がどうも少ないように感じられてならない。その代表格が、子どもクイズ王こと、民主党参議院議員の小西洋之だ。

子どもクイズ王、小西ひろゆき
子どもクイズ王、小西ひろゆき

 この国会議員は、いちツイッターユーザーに対し、「法的措置を取ると」という言葉で恫喝し、そのユーザーをアカウント閉鎖まで追い込んだ。一連のやり取りはまとめサイトで見られるが、そのやり取りは小西の低俗な国会質疑と同質であり、読むに堪えない。話は逸れるが、私は最近ツイッターを読む余裕が殆ど無く、一方的に発信して終わりという不埒な使い方をしているが、このユーザーさんは私と相互フォローの関係にあった方だったようだ。私はこの方の“短い言葉でバッサリ斬る”ツイートが大好きで、よく読ませていただいていた。

 話を戻そう。立場のある者が、一般人を指して「法的措置を取る(=訴えるぞ!)」と恫喝するのは、例えばプロのボクサーが一般の人の前で「殴るぞ」とファイティングポーズを取るのと同じである。その時点で、この小西は、倫理的にアウトである。ツイッターやFBというネットでは、「むかつく」「ふざけるな」などというリアクションが多いようだが、何より指摘しておかなければいけないのは、彼は批判をして人を貶めようとするけれども、その行為が国益に全く繋がっていないことだ。もっと言えば、国益を追求する国会議員と言う立場で、国益そっちのけで悪者を作り上げ、それを叩くことで悦に入っているとしか見られないのだ。

 中川氏の言葉を、勝手ながら一部を変えて、再度引用しよう。

「今の野党(もしくは国会議員)には、自らも国家発展の一翼を担おうという使命感が、希薄なのではないでしょうか。」

 国会議員たるもの、全てここに行き着くのである。政策や考え方に政党、議員で違いが出るのは当然だが、国会議員とは「いま、我が国に何が必要か」を議論し、解決に導く立場の者であり、それは国益に資するものでなければならない。だから国民は、等しく政党助成金を負担しているのだ。小西議員の言動に何故多くの人が嫌悪感を持つのかというと、彼の国会質疑やツイッターの発言から「公」とか「政」を微塵も感じる取ることができず、全てが「私」だからではないのだろうか。私心しかない公人に信頼が集まることなど、あり得ないのだ。

 小西議員のWebサイトにある「好きな言葉」に、「Stay Hungry, Stay Foolish.「ハングリーであれ。バカであれ。」」という記述がある。あのAppleの創始者、スティーブ・ジョブズが生前に残した有名な言葉だ。この言葉が好きな余り、彼が本当の莫迦になってしまったのなら、ジョブズも浮かばれまい。


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