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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年02月10日

舛添勝利 ~ 最良の結果ではないが、最悪の結果でもなかった都知事選

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 奇跡は起きなかった。9日に投開票が行われた東京都知事選で、舛添要一が2位に倍以上の票差をつけて圧勝。田母神俊雄候補は残念ながら落選した。田母神氏が健闘した選挙戦ではあったが、やはり勝負ごとは勝たなければいけない。大差であろうと僅差であろうと、負けは負けである。

都知事選、舛添が当選

 そもそも、自民と公明に連合が相乗りするという奇怪な組み合わせによる組織票を持った舛添にとって、この選挙戦は楽な戦いだっただろう。自民の組織に加え、創価学会、労組という盤石の組織が土台をつくった上に、知名度でいえば遥か昔に政権を投げ出した細川よりも舛添のほうが有利だ。勝負は最初から決まっていたと見るべきなのかもしれない。

 田母神氏は敗戦の弁を「泡沫候補からよくここまでこれた。満足すべき結果だったかな」と語った。泡沫候補とはやや自嘲が過ぎるような気もするが、田母神氏の戦いは舛添とは真逆で、組織票を持たない選挙戦だった。敗戦の会見を終え、事務所を出る際には「トップ当選かと思ったのに」と、いかにも田母神さんらしいギャグを飛ばし、更に「私は切り替え早いんです。次の選挙で頑張ります!」と支持者を笑わせた。ここまで言えるのは、氏自身がそれなりの手応えを感じたからだろう。

 各種報道機関の出口調査を見ていると、田母神氏への支持は若年層に顕著だ。ばらつきはあるものの、ある調査では20代の田母神支持は舛添指示に迫る。若者の右傾化などという莫迦な論説が出てくる可能性もあるが、古い歴史観にとらわれない若年層が増している証左だろう。

 一方、自戒を込めてだが、田母神氏を推した保守派にも反省が求められると、私は思う。確かにネット上の田母神支持は盛り上がりを見せた。選挙戦終盤になって、メディアはソーシャルメディアにおける田母神支持が圧倒的であるという記事を書いた。だが所詮、それはネット上でのことである。人口1万人あたりTwitterユーザー数は、東京都で370人足らずという調査結果があるが、Twitterで盛り上がったところでほんの一部の内輪ウケなのだ。より多くの票を得るには、内輪ウケに留まってはいけない。勿論、重要なムーブメントではあるが、ネットはまだまだ、旧来型のどぶ板には勝てないのである。

 私が最も憤慨するのは、今回の都知事選でメディアが最初から、有力候補を舛添、細川、宇都宮の3人と報じ、田母神氏がその他大勢の候補者と一緒くたにされた感があることだ。誰を当選させたいかより、誰を当選させたくないかという動機から、田母神氏はメディアから疎外された。こういう「敵」とも、戦わなければならないのである。

 田母神氏は、残念ながら落選した。だが、氏の「日本の保守政党を成立すべく頑張りたい」という言葉はひと筋の光だ。今回の選挙戦で、最悪のシナリオは、細川もしくは宇都宮が当選することだった。この2名のいずれかが当選すれば、間違いなく国政の足を引っ張ることになっていた。しかるに、自民党の紐がついた舛添の当選は、最良の結果ではないが、最悪の結果ではなかったということだ。私は田母神氏の国政進出を願っている。


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