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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年02月07日

朝日新聞の百田・長谷川批判は、2008年のデジャヴである

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 例え3年でも政権与党を務めたことがある政党であれば、国政を前に進めることの重要さを肌で感じる経験を持っているはずだが、民主党はそんな経験がなかったかのように、責任野党となることを忘れ、本当の正体である抵抗野党の姿勢を明確化するようだ。9日に開く民主党大会で定める方針は、「現場主義を貫き、安倍内閣を厳しく監視する」「暴走を始めた安倍・自公政権との対決姿勢を鮮明にする」という、共産党や社民党がスローガンにしそうなお題目だ。

 そんな民主党が飛び付いたのが、百田尚樹氏、長谷川三千子氏の言論に関する件だ。百田氏は、田母神東京都知事候補の応援演説で、「南京大虐殺はなかった」「慰安婦の強制連行はなかった」と主張し、朝日新聞をはじめとするメディアが餌に飛びつくように批判している。長谷川氏は、朝日新聞本社で拳銃自殺した右翼活動家、野村秋介氏へ「神にその死をささげたのである」と追悼文を寄せ、「彼ら(朝日新聞)ほど、人の死を受け取る資格に欠けた人々はゐない」と名指しで批判された新聞社が青筋を立てている。

 この現象は2008年11月の言論封殺の焼き直しである。2008年11月1日、朝日新聞はどのような社説を上げたか。ご記憶の方も多いだろう。

「空幕長更迭―ぞっとする自衛官の暴走」 (朝日新聞社説 2008-11-01)

 こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。
 田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が日本の植民地支配や侵略行為を正当化し、旧軍を美化する趣旨の論文を書き、民間企業の懸賞に応募していた。
 論文はこんな内容だ。
 「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」「我が国は極めて穏当な植民地統治をした」「日本はルーズベルト(米大統領)の仕掛けた罠(わな)にはまり、真珠湾攻撃を決行した」「我が国が侵略国家だったというのはまさに濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)である」――。
 一部の右派言論人らが好んで使う、実証的データの乏しい歴史解釈や身勝手な主張がこれでもかと並ぶ。
 空幕長は5万人の航空自衛隊のトップである。陸上、海上の幕僚長とともに制服の自衛官を統括し、防衛相を補佐する。軍事専門家としての能力はむろんのこと、高い人格や識見、バランスのとれた判断力が求められる。
 その立場で懸賞論文に応募すること自体、職務に対する自覚の欠如を物語っているが、田母神氏の奇矯な言動は今回に限ったことではない。(以下、略)


 歪んだ考えの持ち主といえば、朝日新聞は世界のメディアの中で、間違いなく最も歪んだ考えの持ち主である。そんな朝日新聞に歪んでいると批判された田母神氏はたまったものではない。この弾圧のやり方が、今回の百田・長谷川両氏へのそれと非常に似ているのだ。

 田母神氏は、空幕長が政府見解と違う考えを持っているのはおかしいと大批判を浴びた。一方、百田氏や長谷川氏は、「中立性」が求められるNHKの経営委員に相応しくないと批判されている。だが、三人とも濡れ衣を着せられている。田母神氏のケースについては、既に語り尽くされた感があるので、本エントリーではこの類似性を意識しながら、百田氏、長谷川氏ご両名のケースに絞る。

百田尚樹氏と長谷川三千子氏
百田尚樹氏と長谷川三千子氏

 まず、放送法を確認してみる。この放送法の全文を検索してみても、朝日新聞やサヨク野党の主張する「中立」という言葉は、一度も出てこない。放送法で求められるのは、「政治的に公平」であることだけだ。つまり放送法では、政治的にも思想的にも中立は求められていないと解釈する以外にないのである。

 朝日やサヨクの大好きな占領憲法では、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない(第十四条)」とし、「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。(第十九条)」、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。(第二十条)」としている。これは、NHK経営委員であろうと我々へ移民であろうと、平等に認められる基本的な人権の部類に属するものだ。朝日や民主党が百田氏や長谷川氏の言論を問題視するのであれば、それは歴然とした思想弾圧、言論弾圧である。

 普段、自由とか権利とかを声高に叫んでいる朝日や民主党が、自分の意見にそぐわない者を見つけたときには、彼等の言論を弾圧し、自由を奪おうとする。そのような輩に対しては、徹底抗戦すべきだ。安倍政権は、百田、長谷川ご両名の任命責任を全うすべきである。

神やぶれたまはず


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