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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2014年01月11日

イデオロギーのためなら平気で偏向する朝日新聞に未来はない

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 10日の朝日新聞は二本の社説を載せたが、その二本を読んで、朝日の偏向ぶりはもとより、イデオローグとしての劣化ぶりをまざまざと見るような気がした。

東京都知事選―多彩な候補を歓迎する (朝日新聞社説 2014-01-10)

 2月9日の東京都知事選に向け、候補者がようやく出そろいつつある。
 舛添要一元厚労相や宇都宮健児前日弁連会長らが立候補の意向を表明したほか、細川護熙元首相も出馬を考えていることが明らかになった。
 巨大な首都のかじ取り役を決める大事な選挙だ。多彩な候補が名乗りを上げることは歓迎したい。


 先ず朝日は、「東京都知事選―多彩な候補を歓迎する」という社説を載せ、都知事選に立候補を表明した舛添要一、宇都宮健児らに続き、細川護熙が出馬を考えていることを、諸手を挙げて歓迎した。理由は単純で、舛添はともかく、細川、宇都宮両名が、朝日の社是である「脱原発」を提唱しているからだと思われる。この新聞は、自社のイデオロギーに合わない人物を罵倒するが、イデオロギーさえ合えば、過去の負の部分はきれいさっぱり忘れ去ることができるようだ。細川が首相を辞めた直接の理由は「佐川急便借入金未返済疑惑」。いわゆる金銭スキャンダルだ。だが朝日は、そのことには一文字も触れずじまいである。ここが、朝日が“宗教新聞”たる所以だが、宗教にはある“懺悔”を朝日はやらない。

 この社説は別な意味でも偏向している。「多彩な候補を歓迎」と銘打ちながら、田母神氏については全く文字にしない。つまり“報じない”のだ。勿論、全ての候補予定者に言及するには、紙面上の制約があるだろう。だが、田母神氏には元都知事をはじめとする有力政治家や識者などが支援を表明し、注目すべき候補者となったことは間違いなく、有力な立候補予定者のひとりである。朝日は、舛添、細川、宇都宮の3名で線を引き、田母神氏を“その他大勢”の立候補予定者の一人として、意図的にすみ分けたのである。

田母神閣下

 もう一本の社説は、「日本と中国―不毛な応酬の悪循環」というもの。この社説も、言い草が酷い。

 日本と中国との関係が悪化の一途をたどっている。両国の政治指導者たちの言動には依然、無益な摩擦を少しでもなくそうとする模索がうかがえない。


 先ず冒頭で、得意の「どこの国の新聞か?」と思わせるような、日本と支那の相対化を試みている。朝日にとって、支那は仲良くすべき相手であり、安倍政権は明確に敵である。だが、あからさまに安倍首相だけを批判するわけにはいかないので、「両国とも悪い」というお茶の濁し方をする。次に朝日は、支那様、南鮮様の機嫌を損ねる自国の首相を嘆かわしいとこき下ろす。

 中韓だけでなく、米国の懸念も振り切って首相が強行した独善的な行動を機に、中国も問題をこじらせる悪循環が続いている。嘆かわしい事態である。


 そして朝日は、支那、南鮮、米国の内政干渉を「懸念」と言い換え、その「懸念」を知りながら靖國を参拝した安倍首相を「独善的」と一刀両断している。「嘆かわしい事態」を引き起こしたのは首相だという、全く公平性を全く欠いた論調だだ。

 かたや中国の軍事的な拡張主義。かたや国際常識から外れた首相の歴史認識。米欧の主要紙の論調は、どちらも憂えつつ、日中の摩擦が東アジアの深刻な波乱要因になっていると強い警戒感を示している。


 「国際常識から外れた歴史認識」は朝日新聞の方だろう。朝日にとって国際社会とは支那と南鮮であり、今回は米国が出した「失望」という言葉をも利用して安倍首相を批判している。一方で、安倍首相の靖國参拝を肯定的に捉えた国、意にも介さない国は地球上に存在しないと言わんばかりの主張だ。つまるところ、朝日の社説は「結論ありき」でしかないのだ。

 以前も書いたが、元朝日新聞記者の稲垣武氏によれば、朝日新聞読者の3本柱は「主婦」と「教員」と「団体職員」であるという。教員の日教組の加入率が年々下がり、団体職員の活動も、“いつものメンバー”的なコア層を除いては広がりを見せていない。一方で朝日は、台頭するネット世論を完全に無視した。既存メディアが無視されはじめ、新聞の購読者は今後減る一方だと思わる。そんな中で朝日は、昨年末の首相靖國参拝ではネット世論を敵に回して民衆の反発を煽り、その前の特定秘密保護法案では、反対派の声だけを掲載する偏向報道を貫き、他方の意見を抹殺した。

 要するに朝日は、戦前・戦中と戦争を煽った体質から何ら変化していないのである。彼等を突き動かすものは、戦後体制を断固維持するというイデオロギーであり、そのイデオロギーを浸透させるためには、読者を平気で欺く。読者の側は、朝日が公平性を担保した報道メディアだという見方を捨てるべきだ。イデオローグとしての朝日新聞は、ネット世論を無視することによって、時代から取り残される。それは歓迎すべきことなのだ。


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