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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年12月08日
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大東亜戦争開戦の日

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 今日12月8日は、大東亜戦争開戦の日である。戦後日本人が“太平洋戦争”と呼ぶこの戦争は、GHQが押し付けた呼称に過ぎない。昭和二十年の暮れに、GHQは、神道指令を出し、「大東亜戦争」、「八紘一宇」という用語の即刻停止を命じた。ではGHQは何故、大東亜戦争という呼称を禁止したのか。

 つまり、昭和二十年暮の、八日から十五日にいたる僅か一週間のあいだに、日本人が戦った戦争、「大東亜戦争」はその存在と意義を抹殺され、その欠落の跡に米国人の戦った戦争、「太平洋戦争」が嵌め込まれた。これはもとより、単なる用語の入れ替えに留まらない。戦争の呼称が入れ替えられるのと同時に、その戦争に託されていた一切の意味と価値観もまた、その儘入れ替えられずにはいないからである。すなわち、用語の入れ替えは、必然的に歴史記述のパラダイムの組み替えを伴わずには措かない。しかし、このパラダイムの入れ替えは、決して日本人の自発的な意思によって成就したものではなく、外国占領権力の強制と禁止によって強行されたものだったのである。


 短く言えば、日本が戦った大東亜戦争が内包する歴史的意義、即ち、白人の植民地政策からのアジア諸国に独立をもたらすという意義や価値観を、無きものにしたかったからに他ならない。

 日本は先の戦争に敗れ、有史以来初めて、外国勢力の占領下におかれた。GHQによって思想改造を強いられ、多くの歴史がメディアや教育現場から抹殺されると同時に、多くの真っ当な愛国者が職を追われ、彼等にかわって多くの反日日本人が台頭し、要職を乗っ取った。その結果として定着した戦後民主主義は、米国が与えた憲法と民主主義によって、日本は軍国主義から救われたという「物語り」を肯定し、同時にアジア諸国に対する侵略史観と贖罪意識を強く根付かせた。だから、戦争を戦った頃には国として成立していなかった中華人民共和国に文句を言われ、戦争を一緒に戦ったはずの朝鮮に悪態をつかれても、日本はじっと耐えてきた。

 先週末に可決された秘密保護法案に関して、「戦前戦中の日本に戻る」とか「戦争を起こすための法案」などと大衆を扇動しようとしているやメディアや識者と言われる大馬鹿どもは、戦争に至るまでのメカニズムを無視しているだけでなく、法律が戦争を起こすという荒唐無稽で、不可能な仕組みを解説しているだけである。勉強不足というより、イデオロギーの押し付けである。

 ●ジョイス・C・レプラ(アメリカ、コロラド大学教授)
「日本の敗戦、それはもちろん東南アジア全域の独立運動には決定的な意味をもっていた。いまや真の独立が確固とした可能性となると同時に、西洋の植民地支配の復活も、許してはならないもう一つの可能性として浮かび上がってきたのである。民族主義者は、日本占領期間中に (日本軍により)身につけた自信、軍事訓練、政治能力を総動員して、西洋の植民地支配復帰に対抗した。そして、日本による占領下で、民族主義、独立要求はもはや引き返せないところまで進んでしまったということをイギリス、オランダは戦後になって思い知ることになるのである。(中略)さらに日本は独立運動を力づけ、民族主義者に武器を与えた。日本軍敗走の跡には、二度と外国支配は許すまいという自信と、その自身を裏付ける手段とが残ったのである。東南アジアの人間はいまや武器を手にし、訓練を積んでおり、政治力、組織力を身につけ、独立を求める牢固たる意志に支えられていた」(『東南アジアの解放と日本の遺産』)


 これこそが、「大東亜戦争」や「八紘一宇」の意義のひとつであり、支那や朝鮮を除くアジア諸国から日本が信頼と尊敬と寄せられている要因である。今、アジア諸国から寄せられる日本への信頼は、先人達が彼等の独立を支援し、そのために自分たちの血と命を捧げたから得られているものに他ならない。

 大東亜戦争をイデオロギーで語ってはいけない。同時に、日本人としての歴史や生き方も、イデオロギーで語られるべき性質のものではない。 東京裁判で判事を務め、被告人全員の無罪を主張した「意見書」を提出したラダ・ビノード・パール氏が、昭和天皇から勲一等瑞宝章を授与されたとき、日本人に対してメッセージを出した。少し長文になるが、47年経った今でも、その言葉は説得力を持っているように感じ、より多くの日本人が認識すべき視点だと思うので転載する。

【日本の皆さんに】

 私がこの老齢、この健康で今度日本へまいりましたのは、日本の皆さんに対する私の敬愛の念を親しくお伝えするとともに、皆さんに東洋精神の尊厳さを再び確立していただくようにお願いしたいからでありました。東洋は今、大きな政治的ルネッサンスを迎えようとしており、東洋の諸国は日本に注目し、日本の奮起を期待しているのです。
 現在、世界中で西洋化が進行しています。この西洋化は進歩に必ず付随する現象でしょうか。それとも、古代文明の例が示すように、崩壊の兆候にすぎないものでしょうか。ギリシャ、インド、バビロン、中国などの文明の歴史を大観してみると、文明の発達を計る基準は、領土の拡大に見られる環境の征服や、技術の進歩に見られる自然の征服ではないことが証明されていると思われます。
 われわれの聖者マハトマ・ガンジーは、この西洋文明の宿命を予見しました。そして、インドがみずからを救おうとすれば、現代の西洋の技術と西洋の精神を排斥しなければならない、という結論に達したのでした。この精神のシンボルが糸紡ぎ車(カダール)です。彼は、インドのすべての男女に、自国産の綿を手で紡ぎ、その糸を手織りにした綿布を身につけるように説きました。この手紡ぎこそ、インド国民の熱意とエネルギーを、物質的行動面から精神的行動面へと切り替える必要性の象徴だったのです。
 大英科学振興協会会長サー・アルフレッド・ユーイングが一九三二年の総会で、次のような発言をしています。「科学は確かに人類に物質的な幸福をもたらした。だが、倫理の進歩は機械的進歩に伴わず、あまりに豊富な物質的恵みを処理できずに人類はとまどい、自信を失い、不安になっている。引き返すことはできない。どう進むべきであろうか」と。われわれすべてが当面している新しい推進力は、全人類の利益のために新興勢力が自由に活動できるような、全世界を打って一丸とした社会を建設するのに用いられるでしょうか。それとも、われわれはこれから、史上に比を見ないこの強力な新しい力を、大昔から存在している戦争、部族主義、奴隷制度などに悪用して、全人類の方向に向かって行くのでしょうか。


【日本の青年に】

パール 自由の国、日本の青年の皆さん。あなた方もこの質問に答えなければなりません。いや、貴重な伝統という財産を持つあなた方こそ、この世界的問題に答える最大の義務があるのです。貴重な伝統という遺産といっても、輝かしい過去を想起するだけでなく、現在のあなた方の持つ潜在能力をも強く意識してほしいのです。
 西洋の観察者の中には、すすで曇らせたメガネをかけて世界を見渡し、西洋化された表面だけを見、その下に燃えているその土地独特の火を無視して、自己満足している者が多くいます。つまり、わざと東洋の長所に目をつぶっているわけです。その連中の思い上がった意見を受け入れてはいけません。人種的劣等感は捨ててください。日本人は世界文明に創造的な寄与をしてきたのですから。
 また、西洋の「分割して統治せよ」という政策を警戒してください。どんなに大切なイデオロギーのためであっても、分裂してはいけないのです。分裂していると、その場かぎりのことでも絶対的なことに見え、肝心の重要問題から注意がそらされます。現在、全世界にわたってイデオロギーの戦争が進行中です。この戦争に勝つためには、建設的理念を持ち、相反する国際的、文化的イデオロギーを調和させなければなりません。イデオロギーの相違を固執してはいけないのです。
 現代は過渡期であり、未来は現代にかかっています。現代は、伝統的に相いれない東洋文化と西洋文化が接触している時代です。お互いの文明の価値を破壊し合うのではなく、相互に補い合うようにすることこそ、次の時代のおもな仕事であるべきです。
 若い日本の皆さんにお願いしたい。物質的に順応するだけではいけない。精神的に順応することがたいせつです。身近な仕事や目的に順応するばかりでなく、大局的なピジョンに基づいて仕事や目的を決めていただきたいのです。人類社会に対する高い使命に燃えて、人生の意義を十分に発揮していただきたいのです。


【日本の苦い女性に】

 新しい環境に順応するのは、社会は新しい生命力を必要とします。そのために社会が最も期待をかけるのは、若いひとたちの中でも女性、つまりあなた方です。
 現在のあなた方は、知的にも道徳的にももっとも感受性に富み、もっとも受容力の大きい時期にあります。学校教育から、本物とにせ物を見分ける能力、お国の将来を形成していく力についての知識を得てください。特に、宣伝にまどわされない判断力を得てください。
 わざわざこういうのは、宣伝が大衆を支配するために案出された実に警戒すべき手段だからです。ほとんどの大国が宣伝省を持ち、有能な人を宣伝大臣に任命していることでも、その強力さがわかります。宣伝の恐ろしさは、たえず感情に働きかけ、知らず知らずのうちに、自分の本性と矛盾することを信じ込まされる点にあります。
 皆さんひとり残らず、どんなことに出会って.も、勇気とやさしさと美しい魂とで、処理してください。皆さんひとり残らず「世界を歩む美女は何万といるが/どんなに飾り見せびらかしても/彼女の完全な美しさとくらぺものにならない」と、尊敬の念をもっていかれるように行動されることを願っています。
(昭和四十一年十月十一日付朝日新聞夕刊)




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