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支那が防衛識別圏を勝手に策定したと発表した後の25日午前、外務省の齋木昭隆事務次官は支那に抗議するため、程永華駐日大使を呼び付けた。その際、こんなやり取りがあったという。
齋木次官 「本日、日本側は強く抗議するから、早く外務省に来て下さい」
程永華中国大使 「行きたくありません」
齋木次官 「なぜ来ることが出来ないんだ!」
程永華中国大使 「・・・・(齋木次官が)怖いのです」
齋木次官 「いいから、2時に早く来て下さい」
怖がる程永華が日本の外務省に訪れたのは、2時間半も遅刻した午後4時半だったという。彼は、日本側が防空識別圏を設定したことに強く抗議すると、相手の目を見ずに用意してきた文書を、ただ直立不動で読み上げるだけで帰って行ったそうだ。
これは、ジャーナリストの山村明義氏が、
氏のFacebookで明らかにしたストーリーである。ご本人は「事実です」と書いておられるので、間違いはないのだろう。齋木氏は過去の日朝交渉において、いい加減な対応をする相手に、机を叩いて詰め寄ったという過去をお持ちの、外務省きってのタフ・ネゴシエーターと言われる。当然ながら支那の駐日大使はそのキャラクターについて知っているだろう。程永華が失禁せずに帰れたかどうか、本人のみぞ知るところだ。

齋木昭隆事務次官(左)と程永華駐日大使
米国の反応は早かった。25日のエントリーでは米国の反応について批判的に書いたが、最低限為すべき要点はさすがに押さえている。最たる例は、当然ながら支那に通告せずして、勝手に設定された支那防衛識別圏にB52を飛ばしたことである。B52は核兵器を搭載する能力を持つ大型戦略爆撃機だ。支那に対するこれ以上明確で、かつ強いメッセージはない。B52を挟み、こんな会話が二国間で交わされたということだろう。
米「米軍は同盟国との軍事行動も含め、行動を変更するつもりはない。」 ⇒ 「やれるもんならやってみろ」
支「「中国軍は全航程を監視し、直ちに識別した」 ⇒ 「・・・(無言)」
支那は、自国の勝手な防衛識別圏を設定したことで先手を打ったように見えた。だが実は、先手を打ったのは米国だという理解の方が正しい。B52の阻止哨戒によって、支那の防衛識別圏は事実上、無力化された。勿論、プライドの高い支那のことだから、振り上げた拳は簡単には降ろさない。今後も日本に対してのあからさまな挑発行為は続くだろう。だが、明らかに、緒戦に勝利したのは米国の側なのだ。
この成り行きを観察して、それでも「九条を守れ」と街頭で輩が叫び、「米軍は出て行け」と叫ぶ輩が米軍基地を取り巻くなら、彼等は本物の阿呆と呼ぶべきだ。実力組織による威圧こそが抑止力になるということが証明された以上、その実力組織を維持し、その実力組織が前線に立ち、侵略を企む相手に対して睨みを利かせるのが国防の第一歩というものだ。日本の問題は、その実力組織が世界有数の力を持ちながらも憲法によって制約を受け、自分達の意思によっての実力行使ができないため、他国に国防を外注せざるを得ないという点にある。
支那の暴挙によって、一人でも多くの日本人の覚醒が促されるなら、逆に支那の浅はかな暴挙を利用すべきである。この状況でさえ民意が憲法改正に動かないとすれば、一体日本人は、他にどの程度の刺激を必要とするのだろうか。
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