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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年11月12日

「朝鮮人と同様に、台湾人も日本を憎むべきだ」という余計なお世話

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 新華社といえば支那国営の通信社であり、私自身は支那の新聞事情はよく知らないけれども、当然ながら支那国内への影響力は大きいはずだ。新華社と名前が良く似た新華経済がどのような存在かも知らないが、この新華経済のある記事に思わず脱力し、かつ嘲笑する以外にない気分を味わってしまったので、備忘録としてその記事を貼り付けておく。

台湾と韓国、日本に対する“大きな違い”はどこからくるのか―香港メディア (新華経済)

香港の中国評論通信社(電子版)は、日本による残酷な植民統治を経験した台湾と韓国が全く違った反応をみせているとする台湾の元外交官の寄稿記事を掲載した。

韓国の朴槿惠大統領は就任から8カ月、頑として日本との首脳会談開催を拒否し続けている。先日は英仏メディアの取材に応じ、「日本が第2次大戦中の犯罪行為を謝罪しない限り、安倍首相と首脳会談を開催しても意味がない」と発言した。

一方、台湾では日本旅行業協会の越智良典事務局長が、日本統治時代に日本人が台湾で鉄道、水利、港湾、発電所などのインフラを建設したことが重点的に書かれた「若者に伝えたい台湾の歴史」「台湾の礎を築いた日本人たち」といった本を発行したことにより、台湾観光協会から感謝状が贈られた。本の出版を通じて日本の若者の台湾への理解を深めたというものだ。

第2次大戦前の日本侵略史を振り返ると、台湾も韓国も同じように日本の植民地だった。日帝は台湾人と韓国人を差別し、搾取した。その一方で帝国植民地の一部として、その強大な国力の先進的な技術を用いて、水利、電力、交通などのインフラ整備も行った。だからといって、同じように差別され、搾取された台湾人と韓国人の史実を打ち消すことはできない。

われわれは韓国観光協会会長が越智氏のような人物に感謝状を贈ることは想像できないし、台湾の政治家が被植民者の政治的立場を頑なに堅持する姿も想像できない。台湾も韓国も同じように日本の残酷な植民統治を受けてきた。にもかかわらず、両者にはこれほど大きな違いが生じている。

国民政府が台湾に移った後、共産党やロシアへの対抗に精力の大半を注いだため、台湾では日本植民統治を批判する余力が残っておらず、人々は徐々に歴史を忘れていった。台湾観光協会が越智氏に感謝状を贈ったりした行為はその代表例といえる。大韓民国には決してできないことだ。


朴槿恵

 その台湾の元外交官という人物の正体を公表して欲しいなと思っていたら、この人物、どうやら台湾の世新大学、戚嘉林(チー・ジアリン)助理教授であるようだ。戚教授は「一つの中国論」の強力な推進者で、李登輝元大統領など独立派への批判で知られる人物だ。その戚が6日、台湾の中国時報に「朴槿恵の抗日の気迫を台湾は見たか」というコラムを寄稿しているので、元外交官と大学助教授という肩書きの違いはあれど、元ネタである可能性が高い。

 支那共産党の威を借りた戚教授が書いたコラムであるから、当然、かつ明らかに、“台湾と朝鮮は日本から等しく差別と搾取を受けた被外国”という結論ありきで書かれている底意がミエミエだ。

 朝鮮人と台湾人が持つ日本に対する感情は真逆と言ってもいい。朝鮮人は日本人と日本的なもの全てに憎悪を抱くようだが、台湾の親日感情は、日本と台湾の間をその距離以上に近付けている。東日本大震災で現れた日本への支援の姿勢を見れば、改めて説明するまでもない。説明するまでもないのだが、敢えて付け加えるとしたら、WBC日台戦における奇跡のお辞儀である。このエントリーの最後に張り付けておくので、ご存じない方はぜひご覧いただきたい。

 最も滑稽なのは、台湾が南鮮のように日本を憎まないのは、「国民政府が台湾に移った後、共産党やロシアへの対抗に精力の大半を注いだため、台湾では日本植民統治を批判する余力が残っておらず、人々は徐々に歴史を忘れていった。」という論評である。笑止千万だ。仮に共産党とロシアへの対抗に忙しく、台湾人が日本の統治に対する憎しみを忘れたのだとしても、そういう台湾人がどうして親日に転換したのかという答えは、どこにも書いていない。やっぱり結論ありきなのだ。ボロを見つけられる前に、自らボロを出すような記事だ。よく大学教授なんてやっていられるものだ。

 南鮮と台湾の違いは明白だ。国を纏めるために反日を共通の価値観とした朝鮮と、日本統治の良い面を素直に受け入れてくれた台湾の違いである。日本の台湾統治だって、全てが良かったわけではないだろう。だが、良い面は良い面として、素直に評価してくれる台湾の人達は、朝鮮族とは違い、真の国際人である。

「東日本大震災の時に支援をしてくれたことを日本人は忘れていません。ありがとうございました」

 侍ジャパンが台湾で強化試合を戦い、試合終了後、東日本大震災の際に台湾から支援を受けたことへの謝意を表すために、球場で「東日本大震災の時に支援をしてくれたことを日本人は忘れていません。ありがとうございました」という横断幕を広げた。非常によいことだ。こういう積み重ねが、友好国との信頼関係を強くする。サッカーの試合で殴り合いのけんかをする特亜2国の報道を聞くにつけ、日台友好の想いが一層強くなる。




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