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今日11月3日は文化の日と言うのだけれども、内閣府のHPによれば、この日は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」と書かれている。意味がさっぱりわからない。要するに、1946年(昭和21年)のこの日に占領憲法が公布され、その憲法が“平和と文化を重視している”ことからこの祝日になったということらしいのだが、それなら祝う気になれといわれても無理である。
例え、「GHQガー」と言われようとも、1946年憲法の条文が米国人によって書かれ、制定および公布が、日本が占領下にあるなかでGHQの圧力によって進められたことから見ても、この憲法を「我々日本人の大切な憲法」と感じるのは無理な要求である。11月3日は、もともとは戦前の四大節のひとつである明治節 ―― 明治天皇御生誕の日である。1946年憲法の公布を、この明治節にぶつけたのは、明治天皇が公布された近代日本における民主主義の要諦である「五箇条の御誓文」を、実質的に無実のものにするためという謀略も窺えるからだ。
あまり知られていないと思うのだが、GHQの日本占領政策には
3R5D3Sという基本原則があった。思想家の安岡正篤は、この基本原則の本質を、GHQのガーディナー参事官から直接聞いたと証言している。中身は非常に明確である。
3R Revenge (日本に対する復讐)
Reform (日本の仕組みを作りかえる)
Revive (その後、日本の独立を許す)
5D Disarmament (武装解除)
Demilitarization (軍国主義の排除)
Disindustrialization (工業生産力の破壊)
Decentralization (行政組織、財閥等の解体)
Democratization (米国型民主化)
3S Sports (スポーツの推奨)
Screen (映画)
Sex (性の解放)
端的に言えば、日本に対する復讐(R)を為すため、戦前の日本の仕組みを破壊(D)し、それに伴う不満のはけ口(S)を用意するという政策だ。
米国による日本の民主化、それを確固なものにするための憲法制定~公布というプロセスが、実はこのような米国、GHQの邪悪な植民地化思想のもとに行われていたことを、より多くの日本人は知るべきだろう。知れば知るほど、憲法記念日や文化の日を心から祝うことなんてできなくなるはずだ。
一 広く会議を興し、万機公論に決すべし。
一 上下心を一にして、さかんに経綸を行うべし。
一 官武一途庶民にいたるまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
一 旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし。
一 智識を世界に求め、大いに皇基を振起すべし。
この「五箇条の御誓文」こそ、日本が再認識すべき基本原則ではないのか。
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