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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年11月02日

天安門車炎上事件と、山本太郎の手紙手渡し事件で思い出したこと

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 山本太郎の顔を思い浮かべるだけで虫唾が走り、心が乱れるので、今日は彼以外の話について書こうと思う。最近の出来事のなかで、最も心が乱れることのふたつについてである。それは天皇陛下と天安門だ。このふたつは、実は、非常に密接な絡みがあるのだ。

 天安門事件は1989年4月の中共の指導者、胡耀邦の死をきっかけに、同年6月4日、民主化を求めて集結していた一般市民のデモ隊に対し、人民解放軍が大量殺戮を行った事件である。自国民に銃を向けるということだけを取っても戦慄を覚えるのだが、丸腰の自国民に銃弾を撃ち込み、戦車で引き殺すという無慈悲な蛮行が実際に行われ、それが世界に発信された。

 当然のことながら、西側諸国は敏感に反応した。中共への制裁として、G7による対支首脳会議の停止、武器輸出の禁止、世界銀行による支那への融資の停止を決定。西側に属する日本は、対支円借款を停止・凍結した。共産圏諸国の例外を除き、支那は国際社会から完全に孤立したのである。今の北朝鮮と変わらない状況に追い込まれたのだ。

 さて、断末魔の支那はどこに目を付けたか。それが日本だった。中共は日本の首脳に近づき、親中内閣は円借款凍結を解除する。この円借款再開で堰を切ったように、日本の支那に対する融和外交がスタートする。1991年に西環が諸国の首脳としてははじめて、海部首相が支那を訪問し、支那に対する制裁を完全に解除した。

 しかし、他の西側諸国はこの時点ではまだ、支那に対する態度を変えていなかった。そこで中共は1992年に渡辺美智雄外相を招待し、天皇陛下の訪中を要請する。同じ年にわざわざ江沢民が来日し、宮澤喜一総理に天皇訪中を催促する。宮澤はこれに流され、遂に天皇陛下の訪中を閣議決定する。同じ1992年の10月、天皇皇后両陛下はご訪中された。

 実は、それまでの3年間、頑なに態度を変えなかった日本以外の西側諸国は、この天皇陛下ご訪中を受け、支那に対する制裁を一斉に解除したのだ。天皇陛下の国際的影響力の証左である。



 歴史はたらればでは語れないが、もし日本が支那の工作に応じ、国際社会からの孤立を極めた支那に手を差し伸べなかったら、その後の国際情勢は変わったかもしれない。私個人は、当時の日本政府の対応について強い拒否反応を持つ。結局、支那に利用され、天皇陛下をグローバルに政治利用されたということだ。天皇陛下はそれだけ国際社会への強い影響力を持っておられる。従って、国内外に問わず、陛下の影響力を利用されかねないことに対しては、努めて慎重であるべきなのだ。

 もうひとつの教訓の対象は、支那という邪悪の国、中共という邪悪な存在である。支那は結局、日本の天皇陛下によって救われた。支那にとっては、天皇陛下は感謝してもしきれない存在であるはずだ。だが、支那はその後、どういう態度に出たか。この後の1989年、国賓として来日した江沢民国家主席は、両陛下主催の宮中晩餐会において、とんでもない非礼に出る。

 宮中晩餐会に人民服(平服)で参加した江沢民は、ホストである天皇陛下を前に、「日本軍国主義は対外侵略拡張の誤った道を歩み、中国人民とアジアの他の国々の人民に大きな災難をもたらし、日本人民も深くその害を受けました。『前事を忘れず、後事の戒めとする』と言います。われわれは痛ましい歴史の教訓を永遠にくみ取らなければなりません」と演説をぶったのだ。恩を仇で返すとはこのことだ。支那人は、利用するときだけは微笑み、利用した後は感謝の欠片すら持たない。彼等の心にあるのは打算だけなのだ。

 これが、ウイグル人の弾圧予告として利用される天安門車炎上事件、山本太郎と言う莫迦が常軌を逸した無礼にでた手紙手渡し事件というふたつの時事問題で思い起こしたことである。支那人を信用するどころか、彼等に甘い顔をしてもいけない。山本太郎は言及するまでもない。議員辞職が相応だ。


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