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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年10月09日

野田政権で不発に終わった、慰安婦問題の政治解決という工作

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 「安倍叩きは朝日新聞の社是」と言った元朝日新聞主筆の若宮啓文は、日本では一部のサヨクにしか相手にされないが、ひとたび日本海を渡ると、結構な人気者のようだ。朝鮮語を流暢にしゃべる若宮は、8日、ソウル市内の講演会で、日本と南朝鮮の未来志向の関係改善を図った「韓日パートナーシップ共同宣言」を悪化した韓日関係の原点にすべきだと述べた。何故若宮はこの宣言を原点にすべきと主張するのか。それは、この宣言の中に、「植民地支配」、「痛切な反省と心からのお詫び」という文言が入っているからだ。

 日韓共同宣言は1998年10月、小渕首相と金大中の間で合意された、両国の未来志向の関係構築を宣言したものだ。宣言の全文は、外務省のサイトに掲載されている。

 小渕総理大臣は、今世紀の日韓両国関係を回顧し、我が国が過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫びを述べた。(以上、抜粋)


 これが若宮の根拠である。日本を貶め続け、特アに利するような報道を貫いてきた国賊のスタンスが、実によく現れた主張だ。戻るべき場所は日韓共同宣言ではなく、日韓基本条約である。「二国及び国民に関する権利、利益及び請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決された」条約である。条約ではなく宣言を外交の基本とするのは邪道である。若宮は邪道であることを理解しつつ、宣言を基本とせよと言うのだ。

 その若宮に金を払って日本を叩かせてきた朝日新聞が、野田内閣の慰安婦問題収拾工作をすっぱ抜いた。野田政権が昨年3月、佐々江外務次官を南鮮に派遣し、下記の3つを相手方に提案したという内容だ。

  (1) 政府代表としての駐韓日本大使による元慰安婦へのおわび
  (2) 野田首相が李明博大統領と会談し、人道的措置を説明
  (3) 償い金などの人道的措置への100%政府資金による支出

 南鮮側は一旦これらの提案を拒否したが、8月の李明博の竹島不法上陸を期に関係が悪化した後、今度は南鮮側から側近を派遣。合意寸前で、野田の衆院解散によってご破算になったというストーリーである。

 私が最も驚き、憤懣を覚えるのは、李明博の天皇陛下侮辱発言があった後でさえ、野田が南朝鮮に謝罪しようとしていたことだ。李が天皇陛下を侮辱したのは昨年の8月14日。ドジョウの解散宣言は11月14日だ。南鮮との合意が解散宣言直前まで続いていたという事実を考えれば、あの天皇侮辱発言からことに沸騰したアンチ南鮮の世論を、野田は全く考慮していなかったということになる。

李明博という単なるバカ朝鮮人

 野田の外交センスを批判しても今さら何も始まらないが、この感覚は理解できない。そして、こと民主党政権に関して言えば、彼等は過去の歴史に全く学んでいない。あの悪しき河野談話でことを収めようとした日本は、その河野談話を南鮮に利用され、世界から批判の対象になった。菅直人が謝罪談話を出しても、南鮮世論は全く動じず、余計に反日が勢いを増した。もっと遡れば、日韓基本条約で納得しない南鮮世論を鎮めようとして出した日韓共同宣言は、日本の教科書における記述を問題視した南鮮国会によって、その宣言を破棄せよという決議が全会一致でで成されている。歴史の教訓は、日本が寛容な態度を示したところで問題解決には程遠く、逆に彼等の反日を煽ることになるということでしかない。

 まして、当時の李は退任を控えた大統領である。条約すら守れない朝鮮民族が、退陣した首相が結んだ約束事を守れるわけもないのだ。朴槿恵の対日姿勢を見ても、約束が反故にされたであろうことは明らかだ。

 野田佳彦は、自身の解散宣言によって、彼自身が主導したこの策動を図らずも葬ることとなった。結果オーライではあるが、二度とこういう政党を政権に就けてはいけないという教訓である。


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