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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年09月25日

支那人船長の釈放に政治関与を証言 ~ 仙谷由人の証人喚問を求める

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 民主党が政権にあった頃、特に菅内閣においては、その名を聞かぬ日がなかった仙谷由人。メディアだけではなく、Twitterや保守系のブログにおいても毎日のように目にしていたその名前も、最近は全く取り沙汰されず、仙谷はほぼ過去の人になった。政権から転がり落ちるだけでなく、選挙に落ちてしまえば、政治家というのはただの人である。この人物に再び議席を与えなかった徳島県民の判断は適切だった。だが一方で、仙谷由人という名前は、菅直人、鳩山由紀夫らのそれとともに、日本外交を破壊した政治家として、長く強く記憶されなければならない。

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 私のカレンダーには、9月24日が「国辱の日」と記入されている。9月24日とは、尖閣沖中国漁船体当たり事件の主犯として逮捕・拘留されていた支那人船長が、処分保留のまま釈放された日である。領海侵犯し、海保の船に損傷を負わせ、海上保安官の命を危険に晒した犯罪人である支那人船長の処分に関し、日本が支那からの圧力に膝を屈し、船長を釈放した日だ。支那に戻り、笑顔のピースサインで飛行機のタラップを降りる支那人船長の姿を、忸怩たる思いで見ていた日本人は多かったはずだ。このような国家的な恥辱を忘れてはならない。

 当時、仙谷も菅も、支那人船長の釈放は沖縄県那覇地検の次席検事による判断だと言い張り、官邸の介入を否定。シラを切り続けた。民主党支持者であろうと反民主であろうと、この仙谷の言葉を信じた人は、皆無に近かったのではないだろうか。件の鈴木亨検事は、2年前の5月の異動で、東京地方検察庁検事に配置換えとなっている。石原慎太郎氏が「あの地方検事は出世して検事総長にしてあげなきゃ可哀想だ」と言っていた。次席検事というタイトルから“次席”が取れての異動である。多少の慰めにはなっただろうか。

 個人的な考えだが、私は、この“官邸による司法への介入という禁じ手”に関しては、仙谷自身が墓場まで持っていくものだと思っていた。三権分立という原則を自分が踏み躙ったことなど、おいそれと吐露できるはずもない。だが今ごろになって、仙谷はペラペラと“民主党政権の嘘”を喋り始めた。産経と時事が揃って伝えている。

「船長釈放へ当局と調整」=仙谷元長官、政治関与を証言―尖閣沖漁船衝突事件 (時事)

 沖縄県・尖閣諸島沖で2010年9月、海上保安庁巡視船に中国漁船が衝突した事件をめぐり、公務執行妨害で逮捕した中国人船長の釈放に向け、菅内閣(当時、以下同)が法務・検察当局と水面下で調整していたことが明らかになった。官房長官だった仙谷由人元衆院議員が時事通信のインタビューで証言した。当時の政権幹部が政治的な働き掛けを明言したのは初めて。
 事件は10年9月7日に発生し、海保は翌8日に船長を逮捕。その後、那覇地検は「国民への影響や今後の日中関係も考慮」したとして、処分保留で釈放し、船長は中国に帰国した。菅直人首相は「(釈放は)検察独自の判断」と強調し、柳田稔法相らも検察への指揮権発動を否定したが、政治的な意向が作用したのではないかとの見方が根強かった。
 仙谷氏はインタビューで、衝突事件と同時期に大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発覚し、「法務事務次官と私が会う時間が大変長くなった」と指摘した。その上で、「次官に対し、言葉としてはこういう言い方はしていないが、政治的・外交的問題もあるので自主的に検察庁内部で(船長の)身柄を釈放することをやってもらいたい、というようなことを僕から言っている」と語った。
 仙谷氏は、法務・検察当局からの要請を受け、釈放決定に先立ち外務省幹部を那覇地検に派遣したとも説明。こうした背景には、横浜市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を10年11月に控え、「中国が来ないとどうするのか。これは菅氏も大変焦りだした。『解決を急いでくれ』というような話だった」と、菅氏の指示があったことを証言した。
 また、船長釈放後に民主党の細野豪志氏が訪中し、中国外交を統括していた戴秉国国務委員と会談したことに関し、仙谷氏は訪中が自身の指示だったことを認めた。インタビューは今月19日に東京都内で行われた。


 尖閣沖中国漁船体当たり事件は、中途半端なかたちで幕引きが行われている。国民が切望したビデオの公開も、sengoku38こと一色正春氏が公開した部分以外はいまだに公表されていない。当時の政府の公式見解は、那覇地検の判断による釈放を追認したというものである。改めて言うが、こんなことを事実として認識している国民は皆無に近いはずだ。仙谷由人が、何故この時期に釈放の経緯を暴露し始めたのかは不明だが、事件の政治的処理にあたった当事者として、仙谷は事実を国民に知らせる義務がある。

 国民のひとりとして、仙谷由人の国会招致を要求したい。仙谷は、どうせここまで喋ったのだ。証人喚問に応じ、事実を国民に知らせることで、彼の責任の一端は果たされると認識すべきだ。そして、もうひとつ重要なのは、その仙谷の事実の証言が成された時、それは、比例復活とい情けないかたちで再びバッジを得た菅直人の、今度こその議員辞職を意味する。そこまで成された時、初めて3年前の事件の総括に近づくのだと考える。


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