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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年09月05日
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アマゾンのレビューを過信してはならない

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 ジャーナリストの水間政憲氏が上梓した「ひと目でわかる「アジア解放」時代の日本精神」が非常に興味深い。これは、水間氏が、戦時中に発行された「アサヒグラフ」と「大東亜戦争画報」を調べ尽くし、数千枚の写真資料から厳選したものを解説付きでまとめた書籍だが、GHQ、戦勝国や国内の戦後レジーム派に“都合の悪い写真”が山ほど出てくる。

 戦前から戦中にかけての書籍の多くが、戦後、GHQによって焚書扱いになった。中でも朝日新聞社は最も多い140点、次いで大日本雄弁会講談社の83点、毎日新聞社の81点がベストスリーになっている。アサヒグラフも例外ではなく、「原爆の残虐さについては戦後長いこと、記事で読むことも映像で見ることもできませんでした。サンフランシスコ講和条約が発効されて初めて、『アサヒグラフ』で見ることができるようになったのです。」という言葉も残されている。

 戦前・戦中の書籍や雑誌については、戦意発揚を意図したものも多く、信憑性に欠けるという見方は成り立ち得る。但し、人々の笑顔を伝える写真まで誤魔化すことはできない。「ひと目でわかる「アジア解放」時代の日本精神」には、米軍機を撃墜したことを祝って、南洋諸島の現地人が踊って祝っている写真があったり、1942年のマニラ入城を日の丸を振って祝うフィリピン人の写真があったり、親指を突き出して(一番良いことを意味する仕草)日本軍のジャワ島入城を歓迎するインドネシア人の写真があったりと、当時の日本がアジアで歓迎されていたことを示す数多の写真が掲載されている。「アジアを蹂躙した日本」という戦後サヨクのシナリオが脆くも崩れてしまうエビデンスが、数多く掲載されている。チャンドラ・ボースの命日である8月18日に発売するという、タイミングの取り方も粋だ。

ひと目でわかる「アジア解放」時代の日本精神

 ところがこの書籍の書評を巡って、アマゾンでちょっとした場外乱闘が勃発している。星5つのレビューが掲載されないという読者の報告を皮切りに、複数投稿された5つ星の書評が掲載されないという事象が確認され、最低評価である星1つが続けてアップされるという事象が起きたというのだ。有志がアップした星5つの書評が、投稿→削除→再投稿→削除という展開を辿ったという報告もあった。このエントリーを書いている時点では、星5つが10件、星1つが3件という二極化の様相だ。

 アマゾンのレビューの掲載可否判断を、誰が判断しているかは不明だ。ただ、GHQが占領下に封印した写真162枚を掲載した書籍のレビューを、アマゾン側が何らかの価値観によって捜査しているとすれば、事の異常さは深刻である。少し前に食べログのレビューのやらせ問題が話題となったが、食べログの場合は、投稿者側の意図によってレビューが恣意的に操作されることが問題だった。今回、「ひと目でわかる」のレビューは、サービス提供側の判断によって、印象操作が起きるという点で、食べログとは明確な違いがある。

 アマゾンのレビューに関する掲載可否の判断に関し、戦後レジームに基いた価値観や恣意性が働いているとすれば、戦後のGHQの検閲に似たものが、いまだ日本を覆っているということになる。

 アマゾンのレビューは過信してはならないということである。戦後レジームを打破する書籍において、同じような事象が発生する場合、投稿者は声をあげるべきだ。



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