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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年09月01日
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名誉を守るということ

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 いわゆる従軍慰安婦から南京大虐殺、百人斬りなど、特亜の旧日本軍に対する誹謗中傷は、安倍政権の発足以後、一層激しさを増している。いわゆる“日本の軍国主義”以外においても、関東大震災から90年を経て、関東大震災を関東大虐殺に呼称変更しろという動きも、南朝鮮で主張されるようになっている。

 この一連の対日批判は、野蛮な旧日本軍や日韓併合時の日本を批判しつつ、それを反省しない今の日本人を丸ごと“非人道的”と断定するプロパガンダである。日本人は今も昔も非人道的だと世界に広め、名誉と尊厳を無きものにしようという宣伝戦だと定義しても良いと思う。それらが形になったのが、ソウル日本大使館前や、米国の地方都市に設置される慰安婦碑だ。そして国内においては、朝日、毎日、NHKのような悪しき守旧メディアがこの動きに火をつけ、扇動している。

 名誉の破壊である。東京裁判で東條英機の弁護人を務めた清瀬一郎が、昭和23年刊の「二十五被告の表情」という、GHQによって発禁にされた本の序文で、こう書いている。

 基本人権の擁護と弁護権の行使は密接不離の一体である。基本人権は生命と自由と財産だけではない。名誉もまた重大な擁護の目的物である。事実の歪曲と、悪意の批判に対しては抗争されねばならぬ。官職に在りたるものの事件としては、これは被告自身の防禦であると同時に官職を与えた国家に対する義務でもある。


 清瀬博士は、名誉というものが生命と自由と同等に擁護されるべきものと言っている。特に、事実の歪曲と悪意の批判に対しては、名誉を守るために抗争しなければならないと言っている。この価値観は、東京裁判を経て2013年の今に至るまで、何ら変わっていないはずだ。

清瀬一郎
清瀬一郎博士

 江藤淳はこう書いている。

 東條元首相自身最終陳述において、国際法上の責任については自分は無罪を主張しているのであって、事、国内の敗戦責任については誠に慚愧の至り、「この意味における責任は私はこれを受諾するのみならず、衷心より進んでこれを負荷せんと希望するものである」といっている。だからといって、われわれはこれを許すか、許さないか。これについては留保したきり何も判断を下さずにいるということは、実に名誉を重んじるゆえんであって、この精神がなかったら日本なんていう国はとうになくなっていたにちがいない。いくら負けて、軍国主義の、侵略者の、虐殺の何のと、言いたい放題のことを言われながら、われわれはジイーっと黙って我慢している。何故我慢しているのか?名誉を重んずるからです。そして依然としていわゆる“A級戦犯”二十五人に対して、われわれはこの人々が国際法上の犯罪者だとはいっていない。これはこの上なく大切なことなのです。外国の罵言の尻馬に乗っている一部のマスコミは、この沈黙と我慢の意味を知らなければならない。

江藤淳 角栄裁判と国家主義/「同時代への視線」に収録


 江藤さんのこの文章は、今から30年も前のもので、この時代は特亜の宣伝戦はそれほど先鋭化していなかった。だから日本人は“ジイーっと我慢”することで、この“言いがかり”を沈黙と我慢で乗り切れる時代だった。だが今、情報戦争が熾烈なものになり、歪曲と捏造を以て、日本人の名誉が更に脅かされる時代になっている。それが当事者二国間のみならず、第三国までも巻き込む時代となれば、沈黙と我慢だけでは事態を更に悪化させるだけだ。

 日本人も変わった。我慢と沈黙の時代を経て、今は抗争することが当たり前になった。グレンデールの慰安婦碑なるものに最後まで反対の意を唱え続け、正面から抗争を試みた在米邦人は、結果はどうであれ殊更称賛に値する。特亜の発する反日プロパガンダは、日本人の名誉に対する挑戦である。この挑戦に対しては、抗争あるのみだ。


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