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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年03月07日

台湾指名献花 ~ 安倍政権が日本を“またひとつ”取り戻す

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そもそも、民主党政権と自民党政権を比較すること自体、意味がないことかもしれない。しかし、昨年末の衆院選による政権交代以来、その政権交代を実感する場面にはよく出くわす。
最も顕著なのは、国会答弁だ。これも野党の質問の程度が低いと言えばそれまでだし、私も昼間は仕事をしているので全てを見ているわけではないが、現閣僚の答弁は安定感さえ漂わせる。特に麻生副総理。失言を心配する(期待する?w)メディアもあったが、答弁を聞いていると、“野党の敵ではない”と感ずることが多い。肝心の首相は時に眠たげだが…(笑)。

もうひとつ、政権交代を深く実感させることがある。
東日本大震災から11日で2年目を迎える。その11日、政府主催犠牲者追悼式典が開かれる。そして今年は、献花に際して国名を読み上げる指名献花に、台湾を加えることとなったのだ。
昨年の同日、民主党政権は支那に配慮するあまり、こともあろうに200億円とう他国に類を見ない義援金を寄せてくれた台湾代表の献花に際して国名を読みあげず、来賓席ではなく、企業・民間機関の関係者と同じ一般席に座らせた。

日本人は礼節を重んじる。日本人に限らず、普通、心を寄せてくれた人や国には感謝の意を表すのが当然だ。だが、この台湾への冷遇は、日本国民が、民主党政権によって恥をかかされたということなのだ。

このことを重大に受け止めた自民党から、参議院で世耕議員が質問に立ち、民主党政権の対応を追及した。大変意味深いやり取りなので、少々長文だが引用する。

世耕 もうひとつお伺いしたいと思います。あの、献花がありました。そして外国の各国の大使館の献花、そして、各国際機関の献花が指名献花の形で行なわれました。この献花の中にですね、台湾の代表の方がいらっしゃいませんでしたが、これはご招待されたんですか、されてなかったんでしょうか?

藤村 あの、いらっしゃらなかったと思います。

世耕 違うんですよ。あのね、台湾の、いわゆる文化交流処ですか、の文化代表処の副代表の方が参列をされてたんです。しかし、どこに案内をされたか。二階席。二階席で、一般のほかの日本の企業とか団体と一緒に座らせて、指名献花もさせなかったんです。
台湾は、一番早く救援の手をあの大震災の時差し伸べて、一番たくさんの義援金もくれた国じゃないですか。その台湾に対して、どうしてそういう失礼な扱いをされるんでしょうか。お答えいただきたいと思います。

藤村 いわゆる国と国の関係において、ああして大使らが多分、あの、指名献花されたと思います。で、台湾については、これは経済交流の機関というふうな捉え方だったと思います。

世耕 でもね、あの指名献花の中には、国際機関も入ってるんですよ。OECDだって呼ばれてましたよ。そこでパレスチナも呼ばれてましたよ。どうして台湾に指名献花をその一番最後でもいいからさせてあげなかったんですか? 官房長官ですら、来てたか来てないかもわかんないっておっしゃってるじゃないですか。
どう思われますか? もう一度お答え下さい。

藤村 あの、台湾が大変なたくさんの義援金をいただいていると、このことは私、本当に深く感謝しているところでございます。
そのことについて、えー、十分にマネジメントできてなかったということについてはお詫びしたいと思います。

世耕 これ、誰が、誰が台湾をそこへ座らせると判断されたんですか? 指名献花させないと判断されたんですか? お答え下さい。

藤村 あの、ま、事務方で全て、あの、ある意味じゃお膳立てをしたということでありますが、ま、台湾に関する我が国の基本的立場は72年の共同宣言にある通りであり、それは何等変更ないと、非政府間の実務関係者としてのお招きだったように思います。

世耕 一番支援をしてくれた国に対して、対応を事務方に任せてる。外交上難しい面があるのは私もよく分かりますよ。だけども、こういう時はそれを越えて、台湾の友情にこたえるべきじゃないですか。私も、この場で、ひとりの日本人として台湾の皆さんに、昨日の我が国の振舞いについてお詫びをしたいと思います。
野田総理、お詫びをしてください、国を代表して。お願いします。

野田内閣総理大臣 今般の東日本大震災の中では本当に台湾の皆様には暖かいご支援をいただきました。そのお気持ちをもしかすると傷つけるようなことがあったら、これは本当に申し訳ないと思います。あの、行き届いてなかったこと、深く反省をしたいと思います。

世耕 今、まあ、総理からお詫びの言葉があったということで、今後こういうことはちゃんと気をつけていただきたい。台湾の方のあの熱い気持ちに我々もしっかり答えていくべきだということを申し上げておきたいと思います。

ブログ「国会速報」さんより


個人的な推測なので根拠はないが、当時私は、これは事務方の処理を政権が追認したのではなく、民主党政権がそうさせたのだと捉えた。
ただでさえ支那への傾倒が色濃い性質を持つ政党であり、当然媚中派も多い。支那海軍の照射レーダー事案でも、「支那を刺激するな」などと、過剰な配慮を指導した岡田克也は、この政権で副総理だった。岡田のような媚中派がこの冷遇を主導したのだろうと、勘繰りたくもなるものだ。隠蔽体質が民主党政権のひとつの特徴だったが、隠蔽しても状況証拠がいくらでも出てくるというのが、お粗末なところである。

この政権は、政治主導を謳いながら、都合が悪くなると官僚に全責任を被せる。台湾の冷遇が良い例だが、この日の質問ではもっと重大な過ちと責任逃れが明らかとなっている。

世耕 まずひとつは、天皇陛下がご入場になる時、ご退場になる時、これ、普通、ああいう式典では、どこの国でも大統領や国王が出たり入ったりされる時には、全員起立して迎えるものですが、場内アナウンスが流れて、着席したままにしてくださいと言われた。言われたから私もそうしてましたけれども、非常にあの式典としては変な形になったと思いますが、これ、どういう経緯でそういうふうになったんでしょうか?

藤村内閣官房長官 あの、正直に申しまして、あの、事務方でずっと詰めてきたものを昨日直前に私も聞いたところでありました。そういう意味では私がわからないというほうが、あの、済まないんだと言われましたが、もうそれはお詫びするしかないんで、あの、分かりません。

世耕 非常に重要なところをね、事務方に任せっきりだというところ、ここにまさに皆さん方の政権の国家観が出てる。世界に恥ずかしいですよ。大統領や国王が入ってきたとき、日本で言えば天皇陛下が入ってくる時は、立って迎えるのが常識だと思います。これ、非常に昨日の式典で残念なことだった。

ブログ「国会速報」さんより


世耕氏の「ここにまさに皆さん方の政権の国家観が出てる」という言葉が全てを物語る。
この式の非礼と責任逃れを見ただけでも、政権政党選択は絶対に間違ってはならないことを自覚せねばならない。間違った者を政権に就かせたことで、恥をかくのは彼等を選んだ国民なのだ。

兎に角、今年は台湾に、他国と肩を並べて献花していただける。
安倍政権が「日本を“またひとつ”取り戻す」ことを、素直に喜びたい。



蛇足だが、台湾のWBC2次ラウンド進出をお祝いしたい。
1次ラウンドで敗退した韓国が「メシが口に合わなかった」とか「ルールがおかしい」などとイチャモンを付けているようだが、台湾の人達には“聞き流し”を勧めたい。
「気にしなくていいよ。いつものことだから。」、と。


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