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中日新聞は2月28日の社説で、「いじめと道徳 心に成績をつけるのか」と銘打ち、政府の教育再生実行会議がまとめた道徳の教科化を含む提言を批判した。
戦後レジームからの脱却を断固阻止したいと願う、サヨクメディアらしい言説だ。
大東亜戦争後、GHQの戦力政策によって日本の教育政策が大転換を強いられたことは良く知られいている。いわゆる、GHQ指令の教科書作定基準である。だが、GHQに教科書を書き換えさせられた事実を知っていても、戦後の教科書から消えた偉人のことを具体的に知る人はあまりいないのではないだろうか。
GHQが、教科書に載せてはならない人物として指名したのが大石内蔵助だ。何故大石内蔵助かというと、大石が仇討をしたからだ。戦後日本の仇討とは、日本が米国に報復をするということだ。大石は、米国にとっては、戦後日本人に英雄視されては困る人物だったのだ。
大石以外の人物として、乃木希典、東郷平八郎、楠木正成が削除された。
乃木希典、東郷平八郎は、言うまでもなく、日本をアジアの小国から世界の一等国の仲間入りさせることとなった、日露戦争の英雄である。乃木、東郷の教科書からの抹消は、日本近代史における栄光を消し去り、日本人からその牙を抜こうとしたGHQの政策のひとつだった。
残るは楠木正成である。
中西輝政氏はこう解説する。
楠木正成を何故教科書に載せてはならないのか。
端的に言えば、それは南朝すなわち天皇を否定するためです。
GHQが南朝を否定したのは、それが「日本精神のよりどころだ」と見たからです。明治維新に始まり、昭和二十年に至る近代日本を動かした精神は、まさに「南朝の大義」というところにあったのです。
皇居外苑に、楠木正成の騎馬像がありますね。明治三十三年(1900)に有名な彫刻家、高村光雲が心血を注いでつくったもので、江戸城の守護、つまり正成と天皇の関係を物語っています。
戦後、この楠木正成が悪党扱いされたのは、GHQがレールを敷いた歴史路線を見事なまでに踏襲した学者が跋扈したからである。ちなみに戦後レジームの塊のような存在であるNHKは、番組『堂々日本史』において、「建武新政破れ、悪党楠木正成自刃す」というタイトルで番組を放送している。
天皇を否定する思想というのは、大東亜戦争後に、日教組と歴史教科書、サヨクメディア、進歩的文化人などによって宗教のように広められてきた。その思想が日本社会に浸透しなかったのは、日本人の良識とDNAが、それを許さなかったからだろう。
サヨクが子どもの権利やら自由などを盾に取るケースは今迄何度も繰り返し見てきたが、この中日新聞の社説も、道徳教育によって心に成績をつけるのが嫌というより、道徳教育そのものに反対していることの現れだろう。
道徳教育、大いに賛成である。
教育勅語を再び履修させることになったとしたら、万々歳だ。
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