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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2013年01月06日

支那の領土的野心をスルーして日本に譲れと説く、朝日新聞の愚

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正月、妻の実家に帰り、その実家で取っている朝日新聞を久しぶりに熟読してみた。
普段は朝日新聞デジタルを通してつまみ食いしかしないのだが、この大新聞を隅々まで読むことは、大変な苦痛を伴う作業だ。
その結果、この新聞は精神衛生上ヤバいという結論を再確認し、ネットに舞い戻った。

で、今朝も朝日新聞デジタルでつまみ食いを始めたのだが、今日6日の社説も酷いもんである。

アジアの国境―繁栄わかちあう知恵を」と題したこの社説では、フィンランド、スウェーデンの2国間で起こった100年前の国境紛争を先例として挙げ、土地、領土を共有することで互に利益を分かち合えと説いている。
そして朝日は、論点を日本を取り巻く領土問題に移す。

■歴史問題の清算(抜粋)
 欧州がたどってきた歩みと、東アジアの現状は異なる。
 日本は昨年、領土問題で中国や韓国との対立を深めた。政府間の主張はすれ違ったままだ。新渡戸が関わった裁定をあてはめる条件は整っていない。
 経済グローバル化による相互依存の深まりにもかかわらず、日本の近隣で領土をめぐる緊張が高まる背景には、先の戦争をめぐる歴史問題がある。
 ドイツはナチスの戦争犯罪を全面的に認め、周辺国とともに欧州の統合を引っ張ってきた。
 日本も、過去の侵略に対する反省と謝罪の意をさまざまな機会に表し、東南アジアでは日本への理解が広がった。
 ところが肝心の近隣国との信頼関係は、歴史認識をめぐる一部政治家の浅慮な言動によって何度も揺るがされた。
 中国の台頭による日中の力関係の変化も、双方の人々の意識の溝を広げている。


ドイツと日本を同列視する時点で、事実の捻じ曲げが露呈するのだが、この社説は「日本はドイツを見習い、膝を屈し、侵略国家として反省と謝罪を発し、東南アジアの理解を得よ」と促している。そして、それを阻害しているのは“一部政治家の浅慮な言動”である、と。
一部政治家が誰を指しているのは明らかだろう。
村山談話、河野談話の見直しに着手しようとしている、安倍首相である。

安倍晋三総理

そもそもこの社説の中に、日本政府の公式見解など微塵も引用されていない。
大手メディアであれば、ある説を唱える前提に、事実関係の調査や歴史的根拠がなければならない。それをサボって記事を書くと、昨日拙ブログで批判したNYTの安倍批判のような記事になる。
朝日新聞は、その作業をすっ飛ばし、政府見解をも無視し、“領土を分かち合ってお互いに仲良く”と言っている。「だって日本が悪かったんだから」と言わんばかりに。
無残に砕け散った鳩山“友愛”外交の書き写しのようだ。

外交には相手がある。同じことを支那、韓国に対して主張したらどうだろうか。
特に、大戦後、世界で最も居丈高かつ先鋭的に領土、領海的野心を示す支那がこれを受け入れると思っているのだろうか。「お前、阿呆か」と言われるのがオチだ。
朝日の社説は空論であり、空想的理想論なのだ。
ただ単に、軸足が日本にないだけである。

朝日は“護憲”を社是とし、軍隊を忌み嫌い、自衛隊を苛め続けてきた。
それを新聞というメディアに繰り返し載せ、読者を洗脳しようと試みてきた。
ところが、昨年末の衆院選では、この社是と対極の主張を持つ自民党が勝利した。
同根の毎日新聞も、“電波芸者”鳥越俊太郎に「小選挙区のマジック」と題したコラムを書かせ、自民が大勝したのは小選挙区という制度の問題であって、民意を得たわけではないと、さかんに宣伝している。「憲法改正や集団的自衛権の解釈変更、自衛隊を国防軍に変更という、自民党の長年の政権でなし得なかった「タカ派3原則」が大手を振ってまかり通るイヤな予感がします。」とまで書かせている。
民主党が2009年に大勝した時には、「小選挙区のマジック」など、鳥越の口から聞いたことがない。
朝日も毎日も鳥越も負けたのであり、彼等の洗脳は十分行き渡っていなかったのだ。

朝日はこの社説で、「中国やインド、インドネシアなどが台頭する21世紀はアジアの時代だ。軍事対立の道に舞い戻ってはならない。平和と繁栄を分かちあうため、困難を乗り越えていこう。」と書いた。
支那の膨れ上がる軍事費に言及しないまま「軍事対立の道」の阻止を主張するこの新聞は、やはり日本の新聞として認めるわけにはいかない。


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[ 2013/01/06 10:17 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
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