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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年12月25日

政治は点ではなく線で理解せよ ~ 求められる保守派の“我慢”

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一昨日の23日に読売新聞が報じた記事が、いま話題になっている。
安倍次期首相が、政府主催による竹島の日式典開催、尖閣諸島への公務員駐在のふたつの政策について「検討する」とし、かつ靖國神社の春の例大際参拝を見送ると報じたものだ。

尖閣・竹島も慎重…安倍氏、靖国参拝見送り意向 (読売)

安倍政権は、政策の遂行も安全運転に徹する構えだ。
 自民党は衆院選の政権公約を詳細に説明した「J―ファイル」で、沖縄県の尖閣諸島に「公務員を常駐」などと明記している。
 しかし、安倍氏は22日、山口県長門市で記者団に、「『検討する』と何回も申し上げてきた。『検討する』ことに変わりはない」と述べた。党の考えは一貫していると強調しつつ、公務員の常駐など尖閣諸島の実効支配強化策は当面「検討」にとどめ、関係が冷え込んでいる中国を刺激しない考えをにじませたものだ。
 安倍氏はJ―ファイルで「政府主催で2月22日の『竹島の日』に式典を開催」としたことについても、「慎重に考えたい」とトーンダウンさせている。日韓両国の首脳交代が、竹島問題で悪化した関係を修復する好機になるとみているためだ。
 靖国神社への参拝に関しても、安倍氏は総裁就任直後の10月、秋季例大祭に合わせて参拝したが、来年の春季例大祭での参拝は見送る意向だ。


この記事での「靖國参拝見送り」については、読売の飛ばし記事だという指摘もある。確かに「○○によれば」という発信源が書かれていない。
記事の発信元は読売新聞だ。主筆のナベツネ氏が、首相の靖國神社参拝には明確に反対の姿勢を取るメディアであるから、バイアスが生んだ記事という可能性もある。少なくとも、安倍次期首相ご本人の言質がない限り、鵜呑みにするのはまだ早い。
尖閣への公務員常駐については、明らかに読売のミスリードだ。政権公約を読んでもJファイルを読んでも、記載されているのは「島を守るための公務員の常駐や周辺漁業環境の整備や支援策を検討し」であって、安倍総裁が言うとおり、公務員常駐は断定的な既定路線ではない。
こういう記事に踊らされてはいけない。

私のツイッター仲間で、チャンネル桜の忘年会に参加された方がいるのだが、その会で水島社長がこう語ったと聞いた。

前回は安倍さんを自分達が潰してしまったという自責の念があるが、今回は絶対に失敗したくない。だから保守派としてはかなり堪える場面があると思うが、9条2項撤廃を目標に3年我慢しよう。


民主党政権を嫌悪し、自民党に真っ当な保守政治を求めた私たちは、明日発足する安倍政権に何を期待するのか。そこをもう一度考えようと思う。
民主党政権が招いた支那や韓国からの反日活動の増大、日本の誇りを傷つける振る舞いに対する仕返しを、我々に成り代わってやって欲しい、ということではないはずだ。単に憂さ晴らしを求めるのなら、それは間違いである。
個人的な立場で言わせていただければ、前安倍政権の、敵を作りながらも「教育基本法」、「国民投票法」、「防衛省設置法」を成立させ、燻ぶり続けた人権擁護法案を凍結し、プライマリーバランス改善など、猛烈なスピードで実績を積み重ね、“美しい国”づくりへ邁進した実行力に期待している。そしてその実行力が、憲法改正という形で結実することを切に願っている。その観点から、自民党総裁選以来、安倍氏を応援してきた。
だから私は、水島社長が言うとおり我慢する。

我々有権者は、政治家の言動を“点”で解釈しようとする傾向が強い。
民主党に関しては、外国人参政権の付与という点、夫婦別姓推進という点、人権委員会設置法案などの点の全てが、国民の利益ではなく一部の外国人の利益を示す“線”で現れたからこそ、「売国奴」と呼ばれたのである。尖閣体当たり船長の無罪放免釈放、菅謝罪談話の発表、朝鮮王室疑義の“お返し”などが全て国益の損失という“線”で繋がったからこそ、「国賊」と呼ばれたのである。
現時点で発足もしていない内閣に、この“線”を見出すことは不可能だ。
安倍総裁にしても、如何に国益を守り、如何に誇りある外交を行うかというシナリオを、中長期的に見ていると思う。従って、押すために引くという路線を取っているのだろうと、私は考えている。

支持層である保守派が、安倍次期首相から全てに対する答えを性急に求めることが、野党や戦後レジーム派、サヨク全般、守旧メディアに反動のエネルギーを与えるということを、忘れてはならない。


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