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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年12月20日

負け組の後始末 ~ 民主党と未来の党に再起はあるのか?

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来年夏の参院選で再起をかけるはずの政党が迷走している。
再起をかけるといっても社民党のことではない。
恐らく、社民党は近い将来、絶滅危惧種から“危惧”のふた文字が抜けるだろう。
元祖脱原発、元祖護憲を謳った選挙で、その元祖政策が国民の心に全く響かず、惨敗した。沖縄の小選挙区で1議席を得たのは象徴的だったが、33人立てて戦った選挙で、議席数を5から2に減らした。
次の選挙で、政党要件を満たす5議席を死守できるかどうかが、党存続のための最大テーマとなる。

一週間後に野党になる民主党。
本来なら、一日も早くこの衆院選の敗北を総括し、来夏の参院選に向けて「再起」を国民にアピールして然るべき立場だ。
ところが昨日行われた両院議員総会で、野田党代表の辞任はあっさり了承されたものの、22日に予定していた次期党代表選びが延期された。
次期代表を有力視されていた前原誠司は早々に出馬を見合わせると言明し、参院選挙の顔として期待された細野豪志も降りた。
いま民主党は、議席を保った議員全員でババ抜きをやっているようなものだ。
壊滅的敗北を喫した党を立て直すには、強力なリーダーシップが必要だが、見渡してもその器が存在しない。反自民という接着剤でなんとか体裁を保ってきたが、その自民党が手の届かない大復活を遂げた今、近い将来に実現可能な目標が失われてしまった。
国民新党が解党するようだが、政界再編は、案外この民主党から出そうな綻びから始まるかもしれない。

野田、民主党代表を辞任

同じく衆院選で惨敗した日本未来の党。
嘉田代表、兼滋賀県知事(どっちが本業だ!?)は、昨日の地元議会で吊るしあげ状態だったようだ。
嘉田代表は、「なぜ新党を立ち上げたのか」という問いに対し、「原発のない社会に向けてのメッセージを国民に示すことが県益につながると判断した。地方の政策を確実に推進していくためには国政に直接関わっていく必要がある」と弁明したそうだが、もっと説得力がある言い訳ができないところが、俄か作り政党の党首らしい。岡崎トミ子の、「反日デモは国益にかなう」発言を思い出してしまったくらいだ。
嘉田は、敗北を認めたがらない。
敗北が確定した後の会見で、「今回、(有権者の)最大の関心は雇用、経済の安定だったので、原発が選択の第一基準にはなっていない。推進の自民党が民意を受けたわけではない」と苦しい弁明を発した。しかしその後の調査で、脱原発派の支持の相当数が自民党に流れたことが判明している。
要するに、嘉田未来の党は信用されていなかったのだ。耳触りがいい政策は票集めのためであり、いざ政権を取ったら実現が難しいという法則を、民主党が3年余りで創り上げてしまったことも大きい。
嘉田は18日、「小沢ファンと嘉田ファンが分極化してしまった。」と敗因を分析したが、そもそも「嘉田さんだから」という、集票マシン的になるほどファンが多いと錯覚している時点でアウトだ。
少なくとも嘉田のことなど、関東では誰も知らない。

敗北した嘉田未来の党

民主党は脆弱ながらも全国に組織を持っているし、野党第一党であれば連合などの支持も繋ぎとめられるだろう。次期代表という貧乏くじを誰が拾うのか、結論は年明けになるようだが、新代表は明確な党の綱領を作り、政党としての方向性を示すべきである。
個人的には応援する気はさらさらないが、総括と後始末は必要だ。
未来の党は、結党直後の選挙で、既に絶滅危惧種と化してしまった。
党代表が敗北を認めたがらないなら、選挙プランナーでも雇って、まずは自分の知名度が全国区ではないところから理解しなければ、先行きは多難だ。
小沢シンパは、敗北の原因を“陰謀”だと叫びながら現実逃避しているが、そろそろ民意というものを謙虚に受け止めてはいかがだろうか。


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