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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年12月12日
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「日本未来の党」不要論

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日本未来の党の嘉田滋賀県知事は、「メルケル独首相は反原発の象徴。日本のメルケルになってほしい」と、小沢一郎に口説かれたのだそうだ。
ドイツの女性宰相メルケルは、福島第一原発の事故を受け、脱原発に舵を切った。
もともとメルケルは、旧東ドイツの大学で理論物理学を学んだ理系の頭脳を持つ人物であるが、ドイツの脱原発路線は、メルケルの強い政治主導による英断というより、地方州で脱原発派の“みどりの党”が躍進したことによる影響が強い。

そんな背景を知ってか知らずか、嘉田知事は小沢の誘いにホイホイと乗っかった。
表向きは嘉田が率いる日本未来の党は、恐らく小沢一郎が、自身の延命装置として立ち上げた政党だ。民主党を飛び出したはいいものの、国民の生活が第一という泣かず飛ばずの政党では立ち行かないという事情を、嘉田が認識していなかったはずはない。
だから嘉田は、小沢に、「無役ですよ。表に出ないでください。表に出るのは私です。潜ってください」と強気に出た。その上で、党首を受諾した。
だが、考えてみれば簡単に解ることだが、いち地方の首長が、老練な政治家を操れるわけはない。
小沢が選挙後、どの時点まで一兵卒で居続けるのか、嘉田は疑問を持たなかったのだろうか。そして、小沢一郎という政治家が、求心力ではなく「遠心力」しか持ち得ないということを、読み取れなかったのか。
「嘉田という看板」と「卒原発」というプロパガンダで選挙に勝てると思っていたとしたら、甘っちょろいにも程がある。

嘉田は約1週間前、各種報道機関の世論調査で日本未来の党の支持率が低調だったことに対し、「がっかりした」と感想を述べた。これは、政治家の発言のレベルではない。どこかのスーパーで買い物をするおばちゃんの街頭インタビューではないかと、一瞬耳を疑ったぐらいだ。
「原発ゼロや子育て支援策を進めたいという思いがまだまだ伝わっていない」というのだが、依存症の独り事さんが「この女は、「自分は全国区」と思い込んでいるのだ。」という真っ当なご指摘をされている通り、大いなる勘違いをしているだけである。
嘉田という政治家など、関東ではほぼ無名なのだ。

広島の原爆ドーム前で街頭演説を行い、「ノーモアヒロシマ、ノーモアフクシマ」と訴えることで、原爆と「卒原発」を同化させるという愚行。まるで、虚構の慰安婦問題を取り上げ、ユダヤ人を大量虐殺したドイツと同列に置いて日本を批判する、韓国と同じメンタリティ。テレビ番組の党首討論では、「卒原発」を訴えながら「卒」までのロードマップも示せず、ただ観念を訴えるだけ。これで支持が集まると思ったら、政治家としては失格だ。

時事通信が昨日発表した、比例代表の動静報道には、こう書かれている。

【未来】公示直前に結党した影響もあり、浸透し切れていない。特に「卒原発」を掲げながら、原発反対派の支持がほとんどの党より下回っている。獲得議席は10前後となりそうだ。


大笑いだ。
卒原発がほぼ唯一の政策(何度も言うが観念)であるにもかかわらず、原発反対派の支持がほとんどの党より下回っているというの事実だとしたら、「党として不要」であると烙印を押されたようなものである。
選挙結果は16日まで解らない。
だが、未来の党が、影響力を持つ程度の議席数を得るとは考えにくい。

以前、首相に相応しい政治家でトップであった舛添要一も、自民党を飛び出し、新党改革の党首となったはいいものの、その後はほぼ忘れ去られた存在となっている。
進むべき道を誤った政治家は、判断を誤ったその時点から過去の人になる。
小沢も嘉田も、恐らくそういう運命を辿るだろう。
少なくとも、広告物から「日本未来の党」の「日本」がいつの間にか抜け落ち、ただの「未来の党」となった政党が淘汰されるのは、国民にとって良いことではある。


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[ 2012/12/12 07:36 ] 政治 | TB(0) | CM(7)
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