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本日12月4日、天下分け目の総選挙がいよいよスタートする。
この選挙の争点は、新聞やテレビメディアで様々語られているが、最も重要な争点であるにもかかわらず、彼等があまり語ろうとしないことがある。
そもそもこの選挙は、3年3ヶ月に渡る民主党政権に対する審判を下すものであるはずだ。
野田総理は信を問うと言って衆議院を解散した。その問われるべき信とは、何も消費増税だけを対象としたものではありえない。有権者ひとりひとりがこの3年と少しの政権運営を振り返り、民主党が国政を担うべき政党なのか、判断することが先ずなければならない。
先ず、民主党政権に対する信任・不信任があり、次に政権を託す政党・政治家を決定する。
雨後のタケノコの如く湧いて出てくる第三極・少数政党への評価は、言う事が日替わりで変節することを考えれば、その後で十分だ。
3年前の9月、鳩山政権は70%を超す脅威的な支持率でスタートした。
70%余りの中には、真剣に鳩山総理に期待した人もいただろうし、風潮に安易に流されて支持した人もいるだろう。この高い支持率は、結果として国民の政治不信を助長させる以外の効果を持たなかった。
政治不信は菅政権に引き継がれたが、この宰相は、原発事故への筆舌に尽くし難い粗悪な対応と、韓国への謝罪談話、尖閣諸島沖事件における支那への屈服外交で、国民の自尊心を汚すことに立場を利用しただけに終わった。
続く野田首相は、地味ではあるが歴代の民主党の首相よりはマシであると期待されながら、持論のシロアリ退治を棚に上げ、憲政に名を残そうとするがために、約束違反の増税でを断行した。
それでも民主党を支持するなら、もうその信仰を捨てよとまでは言わない。
国の栄辱を考えた時、この3年余りの政治は“辱”しか生まなかった。
“栄”をもたらしたのは、未曽有の大震災の時にも秩序を守り、静かに不幸に耐えながら努力によって立ち直ろうとしている東北の方々の姿と、その方々を優しく励まされたご皇室と、加えて言うなら、女子のワールドカップサッカーやロンドン五輪で獅子奮迅の活躍を見せたアスリートたち、たゆまぬ努力によってノーベル賞という世界的称賛を得た医学者、地球重力圏外にある天体の固体表面のサンプルを採取した探索機を戻した工学実験機チームなどだろう。
政治は“栄”をもたらさなかった。
政治にはルールがある。
政治家による失政と不始末は、政治的に償われなければならないということだ。
その償いとは、罪深き党の下野であり、議席の喪失をおいて他にはない。
日本国民が国の復活を期すなら、議席配分は復活を可能にする党と議員に配分されなければならない。
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