FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年12月03日

“第二民主党”であり、極左の悪臭を放つ「日本未来の党」

← 応援クリック、ありがとうございます。

かつて、第二民主党というのは「みんなの党」を表現するネット用語だった。
ところが、そのみんなの党を押しのけて、「これぞ第二民主党」たる政党が出現した。嘉田由紀子滋賀県知事が代表を務めることになった「日本未来の党」である。

世間一般的には、この日本未来の党は、小沢グループを中心とする議員連中の受け皿だとされている。そして、更によく検討を加えてみても、この党に“小沢一派の受け皿”以上の存在意義は認められない。
言っていることが、3年数か月前の民主党と瓜二つなのだ。
毎日新聞のこの記事が、如実に物語っている。

日本未来の党:公約 民主党マニフェストそのままの内容も (毎日新聞)

 日本未来の党の衆院選公約には、中学卒業まで子ども1人あたり月額2万6000円の手当、最低保障年金、高校授業料無償化、農業戸別所得補償といった民主党の09年衆院選マニフェストそのままの内容が並ぶ。一方で民主党政権が苦しんだ財源問題には「ムダをなくす」としただけ。国民の生活が第一の小沢一郎代表の主張をそのまま受け入れた結果だが、実現可能性には疑問符もつきそうだ。

 「5兆円近くの財源が必要だ。それについては財政組み替えで(対応する)」


 嘉田氏は記者会見で「子ども手当」の財源問題を問われ、こう答えた。小沢氏の持論の「財源は組み替えでいくらでも出る」という主張をそのままなぞっているのは明らかだ。民主党が「月額7万円」としていた最低保障年金では金額を明記せず、嘉田氏は「ムダの洗い出しのなかから具体的な数値を出していく」とするだけだった。
 嘉田氏は記者会見で「子ども手当」の財源問題を問われ、こう答えた。小沢氏の持論の「財源は組み替えでいくらでも出る」という主張をそのままなぞっているのは明らかだ。民主党が「月額7万円」としていた最低保障年金では金額を明記せず、嘉田氏は「ムダの洗い出しのなかから具体的な数値を出していく」とするだけだった。(以上、抜粋)


そもそも嘉田氏は地方行政府の長であり、国政の経験はない。
国政の経験がなく、国家財政を直接見たこともない者が、「財政の組み替えによる財源確保」と言った時点で、既に「言わされている」ことが明白だ。
言わせているのが誰かと言えば、小沢一郎しかない。
常々「マニフェストは国民との約束」と言ってきた小沢は、いまだに民主党の09マニフェストを金科玉条の文書とし、原理主義を貫いているかのようである。そのマニフェストを、民主党内でいの一番に破ったのが、「ガソリン暫定税率廃止」を反故にした小沢自身なのに、だ。
嘉田氏は「小沢のパペット」と判断して差し支えないだろう。

小沢一郎が、「旧国民の生活が第一」のままでは政界生き残りが不可能だと判断したことは、想像に難くない。一部の小沢狂信者は存在するが、国民全般の小沢嫌いは根深い。従って、党の顔が小沢自身では選挙を戦えない。そこで、嘉田氏を選び、副代表に森裕子を選び、特に放射能アレルギーが強い女性・主婦層に受けするような布陣を敷いた。
一言で言えば、浅はかだ。
この党を裏で支えるもう一人は、亀井静香氏だ。
私は亀井氏を全く信用していない。この人の立ち位置は、昔から不明なのだ。亀井氏は、“あの”村山富一内閣をして「歴史に残る名内閣」と言っていた人物である。こういう支離滅裂な人物を信用してはらなない。

もうひとつ、日本未来の党の問題点を指摘しておきたい。
この党の公約の最期の一文に、こういう記述がある。

「拉致国家」の汚名を返上するためハーグ条約を早期に批准するとともに国内の子どもの連れ去り行為を禁止する

この文章を初めて読んだ時は、目を疑った。社会通念上も常識の上でも、日本にとっての「拉致国家」とは北朝鮮以外に考えられない。にもかかわらず、未来の党は、我が国を「拉致国家」と規定し、“国内の子どもの連れ去り行為を禁止”と謳う。
私は先月28日のエントリー「嘉田と小沢を繋ぐ極左の浸透 ~ 「日本未来の党」という赤いオリーブの木」の中で、嘉田・小沢両名の極左との繋がりを批判した。
そしてこの公約の一文は、そういう背景を考えれば、、「市民の党」や「政権交代をめざす市民の会」のイデオロギーをそのまま文字化したもの以外に、捉えようがないのだ。

日本未来の党は「裏民主党」
日本未来の党は「裏民主党」

3年前に、マスメディアが送る風にそのまま乗り、民主党に過度の期待と根拠のない評価を加えたばかりに、内政も外交もずたずたになった。
有権者の多くは、その事実に辟易とし、反省もしているはずである。
恐らく「有権者は二度騙せる」と本気で思っている小沢一郎に、騙されてはいけない。
こういう政党に議席を与え、キャスティングヴォートを握らせるだけで、日本の終わりが近づく。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2012/12/03 07:24 ] 政治 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
11 | 2012/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ