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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年09月27日

安倍新総裁誕生と戦いの始まり、そして英霊を想う。

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自民党新総裁に安倍晋三元総理が選出された。
自民党員でもないのに図々しく安倍元総理支持を公言してきた私としては、この結果を素直に歓迎する。
紆余曲折あった総裁選だが、一応の決着を見た。
谷垣氏に割と批判的な記事を書いてきた私にしても、最後の谷垣氏のスピーチは胸を打つ、心から素晴らしいと言えるものだった。

安倍晋三自民党新総裁

■ 数字のマジックと雑音

この総裁選のようなガチンコ勝負は角福戦争以来40年ぶりということだから、多くの自民党支持者のみならず、現職の自民党国会議員だって初めてだったはずだ。
マスメディアの着目点は、ほぼ横並びかつ画一的で、「党員票で過半数を得た石破氏が敗れたことで、民意を反映しない結果となった」という、ネガティブな見方である。
早速、アンチ安倍キャンペーンが始まったということだろう。
実は、党員票で過半数を取った石破氏は、実際の得票数では過半数に達していない。
石破氏の得票は233,736票であり、全体の47%である。
それでも140,668票(29%)の安倍氏を引き離した形になるのだが、「300票の党員割り当て票として、各県の票がドント式で割り振られるため、数字のマジックが働き、石破165、安倍87という大差になってしまった」という。(以上、世耕弘成氏のブログより)
確かに石破氏は良く戦った。
派閥に全く依存しない候補がこれだけ頑張ったということは、派閥の常識を覆して立候補した安倍氏の選出と並び、自民党が変わりつつあるという証明ともいえる。
ところが石破氏を支持した県連は収まりがつかない。
秋田県連の幹部4人が、「地方の声が反映されないなら、最初から国会議員だけでやればいい」と述べ、役職を辞任するという。
しかし、これはおかしい。
最初からそういうルールで選挙戦を公平に戦ったわけで、結果が出てから文句を言うのは筋違いだろう。文句をがあるなら、ルールに文句を言うしかない。結果に文句を言うなら、最初から県連の幹部などしなければいいだけだ。


■ 英霊を捨てた233,736票と87人の議員

石破氏の健闘は称えられるべきだが、私はその健闘に言いようのない違和感を抱いた。
石破氏に投票した233,736人の議員および党員、そして国会議員の87名は、靖國神社の英霊をきれいさっぱり捨て去ったということである。
石破氏が内閣総理大臣の靖國神社参拝に明確に反対しておりし、靖國神社からのA級戦犯分祀を主張しているのは誰でも知っている話だ。
しかしその候補に、かくも多くの票が集まった。
石破氏に投じられた自民党員票233,736と、国会議員87名は、首相の靖國神社参拝など必要ないと意思表示したことと変わりないのである。
特に元自衛隊員である佐藤正久議員、宇都隆史議員らが石破支持にまわったことには、少なからず驚いた。靖國に眠る神は、彼らの直系の先輩に当たるからだ。議員の見方も多少変えなければならないということか。
もちろん、自民党自体が幅広い思想を許容しており、保守からリベラルまで、異なる思想を持った議員が混在している所帯である。
安倍氏を推した議員のなかにも、首相の靖國参拝に否定的な人がいたこともありえる。
ただ、一応保守政党を標榜している政党の議員、党員が、こんなに簡単に英霊のことを蔑ろにできることに、ある種の絶望感を持つのである。


■ 戦いはこれから始まる

安倍新総裁は、総理の椅子を確約されてるわけではない。
民主党の体たらくを見れば、行きつく結果は予想できるが、それでも安倍氏が総裁選出馬を宣言する前から社説で安倍叩きをしていた朝日新聞を筆頭に、反日メディア、サヨクメディアの攻撃は、これから本格化する。
安倍新総裁と、安倍晋三を信ずる我々には、反日メディアという共通の敵が存在する。
心ある日本人の戦いである。
約束の日 安倍晋三試論」のエンディングで、小川榮太郎氏のこの文章に、私は思わず涙した。

 私は、切望している。
 この終わりなき敗北から、日本が、自立した国家の物語を取り戻し、希望を取り戻す日が、一日も早く訪れることを。
 そして、安倍晋三が、「果し得ていない約束」を果すために、今こそ、執念の炎を燃やし、政権を再度奪還してくれることを。
 国家の希望、国家の物語を本気で語ろうとする政治家が他に全くいない今、そのような理念政治が可能なことを、安倍が再び証し立ててくれることを。
 漂流を続ける日本で、今度こそ、「戦後レジームからの脱却」の物語を完成し、若者が希望を持てる日本、未来と世界に力強く自己を打ち出せる日本を、首相として実現してくれることを。
 だがもし、安倍が、自分の語りかけた未完の物語を本当に語り直す決意をした時、もう一度、あの命懸けの激しい政治闘争の「濁流」に飛び込む覚悟を決めた時、心ある日本人の誰が傍観していられるだろう。各々、自分の何か大切なものを差し出しもせずに、安倍に向かって、あの激烈な戦いを再び戦えなどと注文することができようか。
 安倍にしても、あの苦杯を共に干してでも日本の明日を生み出そうという覚悟を持った、心ある人々の存在を信じなければ、何のために再びあの戦いを戦えるだろう。
「日本」は、それを大切に思う者の心の中にある。
 前内閣での安倍の戦いも、本来、そのために行われたはずだ。あれは、本当に巨大な戦いのための、いわばリハーサルだったのだ。
 次の安倍政権は、安倍の戟いではなく、心ある全日本人の戦いでなければならぬ。各々が、安倍の戦いの障害をそれぞれの立場で取り除き、前回、安倍とそのチームだけでは完遂できなかった「戦後レジームからの脱却」を実現せねばならぬ。
 それは最早、永田町の中だけの政治劇ではない。安倍が、最初の所信表明で率直に呼びかけたように、「新しい国創りに共にチャレンジしたいと願うすべての国民」一人ひとりの「物語」、日本人一人ひとりの気付きを通じての、新たな国生みの「物語」の始まりなのだ。


戦後レジームからの脱却を掲げ、巨大な敵と戦う政治家を孤立させてはならない。
自分の何か大切なものを差し出し、この政治家とともに戦う〝心ある日本人〟でありたいと思う。
「日本を取り戻す」
この戦いに共闘したい。


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