FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年09月23日

野中広務の「中国の皆さんに大変申し訳ない」発言

← 応援クリック、ありがとうございます。

昨日来、私のツイッターのタイムラインはさながら野中広務祭りの様相である。
ソースは、野中が尖閣問題に関し、支那国営テレビ局「中国中央電子台(CCTV)」の取材に応えた動画で、その時に飛び出した謝罪発言だ。
ツイッターには文字制限があるので、「こんな不幸な事件が起きたのは、まったく日本の人間として恥ずかしい。中国の皆さんに大変申し訳ない」という言葉が拡散されていた。
だが、野中の言葉を全て拾ってみると、もっと重要なことを言っているのがわかる。

野中広務

まず、動画から拾った全文はこうだ。

こんな不幸な事件が起きたのは、まったく日本の人間として恥ずかしいとこのように思って、中国の皆さんに大変申し訳ないと言うように心からお詫びを、かかわってきた一人としてお詫びを申し上げる次第です。

いま、やっぱりね、自民党も或いは民主党も非常に国の為にどうするか、そして国民の為にどうするか、そのためにどんな国を作るんだ、そのために周辺国とどのように大切に平和を守っていくか、これが国家を担う政治家の責任やなければならない。
それが分からないでみんな自分の選挙に勝つために何か点数を上げよう、こればっかり考えてる。
これが日本の情けない、悲しい思いです、私は。

間違ってます。
だから、あの人たちは若い。
長い間戦争で多くの犠牲を残し、今なお傷跡が癒えてないその中国に対して歴史を知らない若い人たちはそういうことを抜きにして一つの対等の国としてやってるんです。
それは間違ってます。




重要なのは、最後の一文だ。
野中は〝日本と支那は対等な国ではない〟と断言しているのである。
東京裁判史観、自虐史観にどっぷり浸かったものの見方。
まさに戦後レジームを体現したような人物である。
この元大物政治家が、自民党の官房長官時代、河野洋平ばりの談話を発しなかったことが不思議に思えるほどだ。
「どんな国を作るんだ、そのために周辺国とどのように大切に平和を守っていくか、これが国家を担う政治家の責任」に至るや、〝平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼〟と謳う、占領憲法の現実離れした平和ボケ理念を無批判に受け入れる視点だ。戦後レジームの盲目的肯定である。
中国中央電子台は、映像に野中の勲一等旭日大綬章受章の絵を挿入し、この人物の発言に箔を付けようと画策しているようだが、どれほどの効果があるのかはともかく、我々日本人の側に辱めを与えるという意味では成功してるのかもしれない。

野中は、ひとつの度し難い間違いを犯している。
それは、歴史認識問題と領土問題はまったく別問題であるという原則だ。
これらふたつを意図的に混同し、あたかもひとつの問題として主張するのは支那の戦略である。この支那側の土台に100%乗っかっているのが野中発言だ。

ワシントンポストが「右傾化する日本」という噴飯ものの記事を出したが、領土・領海・領空を守るという国家の本分を具体的姿勢としてあらわすことは右傾化でもなんでもない。
むしろ、野中に代表される媚中、土下座外交のように、極端に左傾化していた日本の世論が、中道に軸を移しつつあるという見方が正しいのではないか。

自民党所属議員でいながら憲法改正反対を唱え、政界引退後も院政を敷き、麻生総理の足を引っ張り続けた野中広務。
河野洋平の桐花大綬章同様、この人は勲一等旭日大綬章を返上し、周りに害を与えない隠居生活を謳歌してもらいたいものだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2012/09/23 11:15 ] 外交 | TB(0) | CM(5)
カレンダー
08 | 2012/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ