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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年09月06日

党代表選のために尖閣を利用した野田佳彦の浅ましさ

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昨日唐突に、「尖閣国有化へ合意 政府、20億5千万円で購入」というニュースが流れた。半信半疑で後追いしていたら、石原都知事の「政府が購入するならば義援金(寄付金)は即座に政府に渡す」という続報が流れ、すっかり頭に血が上った。
それで衝動的に、猪瀬副知事のツイッターアカウントに、「寄付金は被災地にまわしてください。石原さんが買うと言い、猪瀬さんが寄付を提案したから、僅かでも…と寄付したのです。動機や目的が違うのです。」と送った。
少々突飛な意見だろうが、同じ思いを持たれた寄付者は多いのではないだろうか。
国有化による「平穏かつ安定的な維持および管理」という美辞麗句のもと、人さまの取引を横入りで強引にぶんどろうとするのが民主党政権だ。そんな民主党政権の暴挙に間接的にでも加担することなど、寒気で鳥肌がたつのである、

石原慎太郎東京都知事

そもそも何故寄付金が15億円近くも集まったのか。
石原慎太郎という政治家の力があるだろう。
そして、2年前の尖閣沖中国漁船体当たり事件での民主党政府の国賊的な対応を目の当たりにし、領土を守るために自分も参画しようと思った人も多かったはずだ。
勿論、外交も防衛もアテにならない民主党政権に対する反発も動機のひとつだ。
「国に任せていたら島を取られる」という危機感を、多くの人が共有し、連帯した。ひとつの政治イシューでこれだけの寄付が集まることなど、前代未聞である。
李明博が天皇陛下を侮辱した発言に対して国民が激怒し、嫌韓の風潮が一気に高まったことは、韓国と韓国民族を驚かせたようだが、尖閣寄付金も恐らく、支那を驚かせたはずだ。
戦後、個人主義に走ったと思っていた日本国民が、いざとなったら強力な連帯意識のもとに団結するという事実は、支那にとっては脅威となったに違いない。

東京都と政府の尖閣争奪戦とは、いったい何だったのか。
昨日のアンカーで、青山繁晴氏が解説してくれた。
国を全く信用していなかった地権者は、石原都知事に島を売却することで話を進めていたが、突然横から入ってきたのが政府である。
しかも政府は、船だまりや無線基地を作るなら交渉権を国に譲るという都の提案を蹴り、何もしないために島を買うのだと言う。裏にあるのは支那への配慮であることは言うまでもない。
実はこの話にも前段があり、政府は最初、尖閣に国が施設を造る前提で話を進めていたという。そして野田首相もそのことは了承していた。
ところがそこに、総理補佐官や側近を飛び越えて、『対中外交に致命的』と外務省が横槍を入れてきた。外務官僚は首相に強烈なクレームを入れ、野田は怯んだ。
その怯んだ隙を見て決定打を打ち込んだのが、岡田克也である。岡田は外務省の意向を野田に説き、結局野田は寝返ったのだ。
しかもその寝返りは、来る民主党代表選挙において岡田の支援が欲しいという、全く私利私欲に基づいた野田の判断によるものなのだ。
目先の利益に目が眩んだ野田と比較すれば、外務官僚の亡国加減が可愛く映る。しかし今回の介入は、歴代の政権の外交姿勢を操ってきたのは外務省という役所だという、ひとつの例証だろう。
(詳細はくっくりさんのブログの書き起こしを参照ください。)

カネの質も違う。
寄付金だけが尊いとは言わないが、今回の寄付金は、国や国土を護るという意思表示の結集に他ならない。ところが20億5000万という巨額のカネは、内閣機密費から拠出するという。血税でありながら、内閣が勝手に使える勘定科目でだ。
つまりこれは、税金を投入してまで、党首選の支持を取り付けるという暴挙なのだ。やっていることは、どこぞの独裁国家かヤクザのやり方と同質である。

想像の域は出ないが、国は地権者に対し、様々な圧力をかけて来たのだろうと思う。
石原慎太郎という政治家が地権者に対し、尖閣の譲渡をはじめて持ちかけてから35年が経過する。それでもなかなか信用してもらえず、今年に入って山東昭子参議院議員の仲介があり、初めて商談が俎上に上ったという。
栗原一族は、今まで全く信用していないと公言していた民主党政権に対し、簡単にスタンスを変えるような一族ではないと想像する。
ヒントは猪瀬副知事のコメントにある。

Q:知事と地権者との信頼関係があると見ていたが。
猪瀬:地権者は国が恐いわけ。国というのは税務署もあり、金融庁もあり、地権者だってビジネスがあるから。からめ手からいろんなことがあったのでしょう。


政治家野田佳彦に、理念も信条もないことが再確認された。
世論調査の野田評で、「人柄がいい」という選択肢を選ぶ人がいるようだが、“どじょう”という目くらましフレーズに感化、洗脳されていることを、そろそろ悟ってもいい頃だ。

突飛なことを言えば、もし政府による尖閣横取りを許すのなら、石原都知事にはその責任を取って都知事を辞任し、最後の御奉公として国政に復帰することで、言いだしっぺとしての責任を全うしていただきたい。
そして政府の中か、もしくは影響力を及ぼせる地位を確保し、尖閣諸島の実効支配強化に一役も二役もかっていただきたい。
どこかの新興勢力が、宮崎のマンゴー売り名人を担ぎ出すと言っているようだが、そんな薄っぺらい候補者と比較する失礼を承知で言えば、石原国政復帰が与える政治へのインパクトの強さは計り知れない。


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