私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年07月

化石化する朝日と朝生の憲法アンケート結果

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信じる人は少ないかもしれないが、「朝まで生テレビ」は、昔は結構面白い番組だったのである。
テーマが斬新だった。
昭和の終わりから平成にかけてが最も面白く、「日本の右翼」、「部落差別」などを取り上げた回は、録画して何度も見た。
ただ、面白いとい表現は、タブーとされる問題を公共の電波に乗せて議論するという挑戦的な番組編成に対してや、大島渚が「バカモン!」と吠えまくったり、小田実が右翼と渡り合ったりするエンターテインメント的要素としてであって、内容が伴うとは限らない。
私が朝生から離れてしまったかというと、結局この番組ではひとつの結論を導き出すことが不可能であることと、かなりリベラル色が強いパネリストと番組進行のためである。

先週末の朝生が「激論!護憲・改憲・新憲法」というタイトル通り、憲法を議論する内容だったため、橋下徹氏が出て以来、久しぶりに観た。
パネリストは下記の通り。

辻元清美(衆院憲法審査会委員、民主党・衆議院議員)
西田昌司(党憲法改正推進本部起草委員、自民党・参議院議員)
東浩紀(早稲田大学教授、㈱ゲンロン代表取締役社長)
荻上チキ(評論家、「シノドスジャーナル」編集長)
金慶珠(東海大学准教授)
小林節(慶応大学教授)
小森陽一(東京大学教授、「九条の会」事務局長)
宋文洲(ソフトブレーン創業者)
西田亮介(立命館大学大学院特別招聘准教授)
八木秀次(高崎経済大学教授)

まず、日本の憲法を議論するのに、何故外国人が2名もパネリストに加わっているのかという疑問がわくが、これは今回討論のベースとなった、東浩紀氏が代表を務めるゲンロンが発表している新日本国憲法 ゲンロン草案憲法2.0 参照サイト)において、外国人との共生を憲法に盛り込んでいるためだろう。
金慶珠がしゃしゃり出てくると決まって議論がぐちゃぐちゃになるのだが、宋文洲は比較的まともなことを言っていたように思う。

ゲンロンが発表した新憲法草案は簡単に言うと、日本をフロー(新しいヒトやモノを取り入れること)とストック(伝統を継承する)というふたつの側面で捉え、ストックを担保しながら如何にフローを充実させていくかという理念を憲法に条文化して書き起こしたものである。
面白い着眼点であり、議論すべき部分はあると思うが、総合的には私はこの憲法提案には与しない。
ひとつの例を取れば、日本国に住まう人を国民と住民(外国籍等)に分け、外国人にも参政権を与えるという、いわゆる外国人参政権を認めている部分である。
既に語りつくされた感もあるが、この外国人による政治への直接参加は、特定の意思を持った外国勢力による政治への浸食を意味し、国柄を変える危険性が大きいからだ。
その他、ツッコミどころは多々あるのだが、このエントリーの趣旨ではないので深く書かない。

自民党西田議員が、現行憲法は改正ではなく破棄すべきと発言し出したところから議論が荒れるのだが(笑)、田原総一郎氏はこの概念に全く取り合わない。
その原理原則を踏まえずして、憲法は語れないと思うが、逆に言うとゲンロンはそういった前提を踏まえすぎると議論が進まないので、すっ飛ばし、新たなものを起草したということだろう。

さて終盤に、番組中に取っていたアンケート調査の結果が提示された。

朝生
朝生

なんと、憲法改正に賛成が77%、反対が23%と、テレ朝の目論見の真逆の結果となった。
これほどリベラル調の番組進行であっても、護憲派は少数派に過ぎないことが明らかにされてしまったのだ。
護憲は朝日新聞の社是である。
が、一心同体であるはずのテレビ朝日が、朝日系の理念が一般大衆の想いとはかけ離れていることを証明してしまった。
小森陽一、辻元清美などの護憲勢力が全く迫力がなかったために護憲票が少なかったという見方もできるだろうが、朝日も小森も辻元も、自らが化石化し、振り返ったらだれも付いて来ていなかったという状況になりつつあるのに、お花畑至上主義をいつまで貫くのだろうか。


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[ 2012/07/31 11:36 ] 政治 | TB(0) | CM(1)
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