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18、19日の2日間に渡って開かれた民主党の政策調査会合同会議も、昨日開かれた民主党の両院議員懇談会も大荒れだった。
政調合同会議は、前原政調会長の言いっ放しの「一任」を結論とし、その閉め方に納得しない党内野党の怒号が飛び、政治家の集まりというより単なる紛糾した学級会の様相。
昨日の両院議員懇談会は、議決機関ではないため、単なるガス抜きと、党内手続きの完了を既成事実化する、単なるやっつけ仕事だ。
小沢グループを中心とする反対派は、本来同士であるはずの党執行部等に対し、言葉を選ばない批判を公言する始末である。


森ゆう子は首相と執行部を「嘘つき 裏切り そして独裁」と罵り、東祥三ははっきりと「民主党はもう終わりだと思います」と言い放つ。
民主党はもう終わり・・・。
そうあって欲しい。
百害あって一利なしとは、民主党という政党まがいの互助会のことだ。
小沢、野田、輿石の、視覚的にも少々キツい3者会談で決めたのは、「衆院解散はしないこと、党を割らないこと」の2点であると輿石は言う。
民主党自身が分裂し、解散にでもなれば、二度と政権に返り咲けないということを、恐らく彼等は知っている。
懇談会でも、この「党を割らない」という言葉が繰り返し出てくる。


しかし、それは無理だ。
これで割れなかったら、それこそ茶番である。
民主党という政党は、いわば談合の産物だから、遅かれ早かれ割れる運命なのだ。
理念も信条も共有できないから、綱領も作れない。
よく、自社さ政権や細川連立政権が政党間談合の象徴として言及されるが、民主党だって五十歩百歩である。
彼等は選挙互助会とも言われるが、同時に党の共通の利益として「自民党政治に戻さない」ということがある。このフレーズはこれまでも繰り返し出てきた。
彼等は「反自民」ということでしか集団を纏められない。
反日というイデオロギーでしか国を纏める事が出来ない、中韓の体質と瓜二つだ。
それが、権力への執着というかたちであらわれる。
政権というものが既に既得権益化しているのである。
だから一度握った権力は、どんな生き恥を晒そうとも離さない。
造反議員が54名を超え、国民新党と合わせても衆院の過半数を割るということになれば、民主党にとってお家存続の危機である。
従って、党を割らないというのは、民主党の危機意識の表れであり、保身策以外の何物でもない。
09年夏、国民の多くは「政権交代」という、政策でも何でもないプロパガンダに流されたが、いま、彼らの党是は政策ではなく「党内融和」という極めてドメスティックなものに変質した。
一緒にいることが無理なのだから、割れればいい。
いっそのこと、消えてほしい。
造反が54人以上になったとき、党執行部が除名処分などの厳しい措置をとれるか、見ものである。
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