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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年06月11日
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橋下徹氏のブレ幅が大きくなってきた

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橋下大阪市長が、今国会で大阪都構想法案が成立すれば、大阪維新の会が次期衆院選へ候補者擁立を見送る考えを示唆した。
なんだかなぁ…。
私は、大阪の二重行政の解消を目指す構想には大賛成だが、そもそも「都」というのは文字通り「みやこ」であり、政治の中心という意味を含むため、この「都構想」という言葉自体があまり好きではない。
まぁ言葉っちりをつかまえるようで恐縮なのだが、この「大阪都構想」という言葉がブームになればなるほど、違和感を持ってしまう。
地方から声を上げて中央政府を動かすとは、なかなか大した影響力だ。
ただ、都構想が実現したら国政に出ない?
正直ずっこけた。
それではあの維新八策なるものはなんだったのか?

そもそも大阪維新の会の存在理由は、先ずは大阪を変えるということにあるが、その延長線上に地方から国を変えるという理念にもあったはずだ。
橋下氏がよく使う「統治機構を変える」という言葉の意味は、腐敗した官僚制度に依存した政治の在り方の変革であったはずである。
橋下支持の原動力とは、もちろん氏の発信力などもあるが、脱官僚依存などで示される政治体制の改革や、既得権益と闘う姿勢を世論が後押ししたことにある。
だから維新の会は、次期衆院選の政権公約となる維新八策を構想した。
今年3月に報道された維新八策には、統治機構の作り直し、財政・行政改革、公務員制度改革、教育改革、社会保障制度、経済・雇用・税制、外交・防衛、憲法改正という、八つの柱があった。
この八つは全て、地方ではなく中央政府の管轄下にあるテーマである。
そして、次期衆院選で議席を確保するため、政治塾を作り、塾生を募った。
まさに順風満帆、やる気満々。
正確な言葉は覚えていないが、橋下氏は大阪で都構想実現に専念し、国政には進出せず、国政は維新塾を経て擁立した候補に委ねるという考えまで披露した。
この時点では、都構想の実現と国の統治機構の改革は同時進行で実施する別テーマであって、都構想実現が国政に進出するか否かの判断を拘束するものではなかったはずである。

煽りを喰いそうなのは、維新塾の塾生である。
地方から国を変えるという理念のものと、大志をもって塾に集まったら、当の塾長に足元をすくわれてしまった。
それぞれ、多少なりとも犠牲を払って参加しているのだろうに。
お気の毒だ。

大飯原発の再稼働問題といい、今度の次期衆院選候補者見送り示唆といい、どうも橋下氏はブレている。
ブレ幅が大きければ大きいほど、民心は離れる。
私は橋下維新に関しては是々非々の立場だが、橋下氏が民意を裏切れば、永田町にいる既得権益の受益者が生き長らえ、政治が硬直化するのではないかという危惧を持っている。
得意の発信力で、これらのブレに関してきっちり説明してほしいものだ。


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[ 2012/06/11 11:22 ] 政治 | TB(2) | CM(4)
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