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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年06月07日

李登輝の「尖閣は日本領」発言と10億を超えた尖閣買い取り寄付金

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台湾の元総統、李登輝は巨人である。
今の日本の政治家、もしくは政治のリーダーと置き換えてもいいけれども、ちょっとスケールが違う。
台湾という“国”が、中国との関係上でバランスを取りながら、台湾の民主化と経済発展を遂げることは、並大抵の努力と度胸がなければ成し得ないことだ。
それも、民進党ではなく、あえて支那に近い国民党に所属しながら推進した。
国民党に籍を置きながら、独立を推進することなど、通常は考えられない。少なくとも常道を逸脱したやり方だ。
何せ、相手は常識の通用しない支那共産党である。
しかし、李登輝はぶれなかった。
当然ながら、命を狙われるようなこともあるだろう。

その李登輝が、支那にとっては間違いなく“問題発言”と取れる発言を行った。

李登輝元総統、中国の学生に「尖閣は日本領」 台湾の講演で (産経)

 【台北=吉村剛史】台湾の李登輝元総統(89)が5日夜、台湾北部桃園県の中央大学で講演し、中国の学生の質問に対し、尖閣諸島を「日本領」と主張した。また「台湾は中国のものではない」などと発言し、一時会場は騒然としたという。
 李氏の事務所や地元紙などによると、李氏は自らが推進した台湾の民主化の歩みについて約1時間半にわたって講演。質疑応答で、台湾に来て半年という中国の学生が、尖閣諸島の帰属に関して質問した。
 李氏は「領有権は日本にある。中国固有の領土というなら、裏付けとなる証拠の提出が必要」と返した。
 会場からは拍手も起き、「それは個人の見解か」と気色ばむ学生に、李氏の秘書が「見解ではなく歴史」と補足した。
 両岸の未来も問う学生に、李氏は「台湾は中国の物ではなく、未来の民主化のモデル」として、この学生に「民主化と自由を学んでほしい」と、台湾の歴史に関する自らの著書を贈った。この学生とのやりとりは約20分間続いたという。

李登輝

李登輝が「尖閣は日本領」と発言するのは、初めてではない。
氏はこれまでも、何度も同じ趣旨の発言をしている。
支那が尖閣の領有を主張する理由は大きくふたつあり、ひとつは尖閣近辺に埋蔵される資源を求めてであり、もうひとつは海洋覇権への渇望である。
考えたら単純なことであるが、台湾が日本の生命線であると同時に、日本(尖閣)は台湾の生命線であるのだ。
支那が台湾を支配すれば、日本の資源輸入や貿易のルートであるシーレーンは、支那の意のままになる。そうなれば、日本は否応なしに支那に屈服することになる。
同時に、支那が尖閣を実効支配すれば、台湾の独立など風前の灯である。将棋で言えば雪隠詰めと同じだ。
つまり、独立を維持しようとする台湾と日本は、尖閣と対支那では利害を共有しているのである。
李登輝は、何も「親日家」だから「尖閣は日本領」と言ったわけではないと思う。そういう部分もあるだろうが、氏の究極の目的は、台湾の支那からの独立を維持することにあるのだろう。
日本は、こういう友を大事にすべきだ。

石原都知事の提唱した尖閣購入計画に対する寄付金額は、6月5日現在で1,054,694,740円にもなった。
この流れは間違いなく、戦後レジームを打破する突破口だ。
グズグズと何も決められず、保身だけに走る今の永田町の政治家に比べ、方向性を示し、行動を提唱し、国民を惹きつける政治家こそが求められる。
文字通りのリーダーシップだ。
流れは少しずつではあるけれども、変わってきている。
この流れを止めないよう、行動したい。


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[ 2012/06/07 11:18 ] 外交 | TB(1) | CM(2)
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