FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年05月17日

公務員の入れ墨を彫る「権利」は、倫理や道徳に勝るものなのか?

← 応援クリック、ありがとうございます。

いやはや、なんとも信じ難い数字である。
大阪市に勤務する公務員のなかで、入れ墨を入れた職員が110人以上もいるという。
調査は橋下市長の号令のもと、大阪市の33,500人の公僕を対象に行われた。
「110人以上」と書いたのは、回答を拒否した職員が513人もいたからだ。
それら回答拒否組に加え、大阪市教育委員会は、市立学校の教職員や市教委の職員には実施しなかった。

公務員の入れ墨を問題視しない人は、人権やらプライバシーの侵害やらを理由にする。
前述の大阪市教育委員会の場合、矢野裕俊教育委員長が「人権を傷つけることがあり、無謀だ」と判断したという。「長袖で見えないようにするケースもあり、調査は必要ない」と主張した教育委員までいたというから、彼等教育者には社会通念が通用しないと思った方がいい。
人権はすべてに優先するという、「人権真理教」である。
この人たちは、倫理や道徳を全く持ち合わせていないようだ。

入れ墨は、公務員でなくとも、社会では忌避されている。
2002年の紅白歌合戦で、安室奈美恵が入れ墨を露出させて歌ったところ、視聴者から抗議が殺到した。NHKは翌年から、入れ墨のある出演者はそれが露出しない服装にするか、化粧などで箇所を塗り隠すこととした。
何故講義が殺到するかというと、入れ墨は一般大衆をして、いまだに「悪」をイメージさせるものに他ならないからだ。
ドラッグの問題でお茶の間を賑わせた芸能人の酒井法子が、足首などに小さな入れ墨を施していたことを、ワイドショーが躍起になって取り上げた事象も、安室奈美恵のケースと同類だ。
暴力団関係者は、組に対する帰属組織の象徴として入れ墨を彫る。
彼等には彼らの世界観があるのだろうから、どうぞお好きにと言っておくが、関わりたくないと思うのは私だけではないはずだ。その証左に、温泉に行こうがゴルフに行こうが、「入れ墨の方お断り」の看板が当たり前のように掲げられている。

入れ墨は、世界的にみれば特に異常な習慣ではない。
例えばニュージーランドでは、入れ墨の模様によって、家系や部族のつながりを示す。
日本でも縄文、弥生時代から存在していたらしい。
しかし我が国では、入れ墨が社会的に認知されるまでには至らなかった。
自身の体に入れ墨を施すことは、個人の自由であることは言うまでもない。
人ひとりひとりに権利がある。
しかし、社会生活を営む上では、権利のゴリ押しが通用しないケースがある。
それを阻むものの中に、倫理観があり道徳がある。
まして、社会に奉仕する側の人間が、明らかに反社会的と認識されることを堂々と行い、その裏付けに権利を振りかざすという論理には無理がある。
橋下市政には是々非々の立場だが、教育改革と入れ墨対策は、どんどん進めればいい。
この問題から逃げた大阪市教育委員会は批判されるべきであり、私は彼らをおおいに軽蔑する。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2012/05/17 13:48 ] 政治 | TB(1) | CM(2)
カレンダー
04 | 2012/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ