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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年05月02日

首相はアーリントン墓地に献花する前に、靖國に参拝せよ。

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「総理、我々の特別な同盟を生き返らせてくれてありがとう」

オバマは日米首脳会談で野田首相に対し、そう語ったそうだ。
これを読んだ時、思わず吹き出してしまった。
「生き返らせる」という表現がある以上、オバマは「今迄同盟関係は死んでいた」と認識していたことだ。
死んだ状態を作ったのは、言うまでもなく鳩山、菅の両名だ。
彼等は首相として、日米同盟における米国の日本に対する信頼を、地の底まで落とした。
それに加担したのが、小沢一郎だ。
これ見よがしに、約600人からなる訪中団を組織し、胡錦濤との記念撮影をしに支那まで出かけた。
聖徳太子以来、支那への朝貢外交を行った為政者としては足利義満あたりが知られるが、“訪中記念撮影団”のような無様な外交は、「義満もビックリ!」といったところだろうか。

野田首相は、公式に訪米した日本の首相が行うお約束事でありる、アーリントン国立墓地への献花を行った。
ところが野田首相は、靖國神社への参拝はしない。
日本のために殉じた国民の霊には参らず、他国の殉職者へは参拝する。
何故靖國に参拝しないかというと、ひとつは中韓への配慮、もうひとつは、昨日書いた政教分離である。
中韓への配慮など、語るまでもなく不要なものだ。
彼等はA級戦犯が合祀されているからという理由で、首相、閣僚の靖國神社参拝を政争の具として使うが、自国の戦没者を自国の流儀で弔うことは、他国から干渉されるべきものではない。
彼らの主張は、明らかな内政干渉であり、宗教干渉である。
もうひとつの政教分離。
もともと政教分離というものは、米国からの輸入品である。
GHQが憲法の中に政教分離を組み入れた理由は、ひとつは日本精神を骨抜きにするための策であり、もうひとつは日本の宗教観を全く理解できなかったものではないかと思う。この輸入品を何のフィルターもなくそのまま日本に適用したことの問題点を、江藤淳が明瞭に解説している。

政教分離、信教の自由といいますが、実は正確にいえばアメリカですら政教は厳密には分離されていない。ジュデオ・クリスチャンの祭祀によってあらゆる儀礼が行われている、文化的伝統を考えてみれば、こんな当たり前のことはないんですね。イギリスもそうです。女王が英国国教会の首長であることは周知の事実で、女王の宗教的役割は、信仰の内容は違うにせよ、帝国憲法下の天皇に類推し得るものと考えられる。それこそ英国のConstitutionだからです。
 それにもかかわらず一部の憲法学者は、そういう事実を一切無視して、合衆国憲法修正第一条に規定されている政教分離なるものに呪縛された議論しかしようとしなかった。もとより現行憲法第二十条は、合衆国憲法修正第一条の忠実な反映だからでしょう。ところが憲法には総て歴史的背景があります。合衆国憲法修正第一条は、アメリカ独立当時の十三州におけるキリスト教各宗派間の複雑な勢力関係を背景にしている。そのなかで政治的安定を確保するために、国がある特定の宗派に優越的な地位を与えないということを規定した条項にすぎないのです。

江藤淳 「生者の視線と死者の視線」/新版靖國論集


日本は異常な国で、首相が靖國に参拝すると、裁判を起こされる。
参拝が「特定の宗教への肩入れ」と見做され、参拝によって「精神的苦痛を味わう」とのたまう市民が慰謝料を請求するのだからたまらない。
昨日、憲法問題で政教分離の呪縛を解けと書いたのは、そういう因縁を吹っ掛ける輩から、英霊を守るためでもある。
アーリントン墓地に埋葬された人を弔い、自国の殉職者を弔えないなど、国家のアイデンティティを自ら捨てているようなものであって、少なくとも英霊に対して失礼極まりない。

無能で無策な外交によって、日米関係を著しく棄損する民主党政権、外国人を弔うのに自国の殉職者を弔わない民主党政権、いずれも馬鹿にされているのは日本国民である。
国家にとっても、害こそあれど、利は全くない。
やはり、早急に下野してもらわなければならない。


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