FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年03月19日

谷垣総裁の「橋下≒ヒトラー理論」~憂うべき自民党の現状

← 応援クリック、ありがとうございます。

時事通信の直近の世論調査では、自民党の支持率が11.7%と、前月から0.6ポイント下げ、過去最低を更新した。「過去最低」である。
政権与党たる民主党の支持率は9.2%と、10人に1人もいない。手っ取り早く言えば、国民はもうこの政党に対してほぼ完全に愛想を尽かしている。野田内閣の支持率27.4%とこの9.2%の乖離は、恐らく「そんなに頻繁に首相を代えると・・・」という、国民の自制心と、前任のどうしようもない首相2名からの反発などを含む数値だと思う。

民主党の体たらくと、それに対する失望は、いまや国民のコンセンサスであろうが、本来ならその「失意」に便乗して支持率を上げなければならない自民党も、お付き合いして支持率を「過去最低」にまで下げる。
そんな人気の出ない理由の一端を、下記の谷垣自民党総裁の発言に見ることができる気がする。

「ヒトラーが出てきた時もそういう雰囲気だったのだろう」 谷垣氏が橋下氏の大阪維新めぐり警鐘 (msn産経)

 自民党の谷垣禎一総裁は18日、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」の国政進出に期待が高まる政治状況について、戦前に日本軍部やヒトラー、ムソリーニが台頭した際を想起させるとの観点から警鐘を鳴らした。
 京都府内で講演し「政党政治が駄目だということで昭和10年代に日本で軍部が出てきた。ヒトラー、ムソリーニが出てきた時もそういう雰囲気だったのだろう」と述べた。
 谷垣氏は、維新の会について「(事実上の次期衆院選公約である)維新八策はいろいろ問題点があり、方向性が明らかな政党になるかは未知数だ」と指摘した。同時に「既成政党に期待しても無理との気分があるから、第三極が期待を集めている」と分析。「軍部やヒトラーらが出てきたのは、既成政党や議会政治では物事を処理できないと多くの国民が思った時だった。議会政治家はそれを十分に意識し、国民の批判を受け止めなければいけない」と力説した。


橋下大阪市長とその人気を「ヒトラー」になぞらえる言説は、サヨクの常套句である。
これは、橋下氏が持ち出した「独裁」という言質を単純にヒトラーに紐付けたもので、橋下氏を民主主義の破壊者と定義し、その政治手法を批判するものだ。
よもや、天下の自民党総裁が、そのようなサヨクの論理を持ち出すとは思わなかった。

自民党が、相手(民主党)の度重なる敵失に便乗して支持率を伸ばせないのは、自民党ならこうするという明確なビジョンが国民に伝わらないからだ。
自民党広報の力不足もあるだろうが、党の看板である総裁が「次期首相になったら」というイメージを国民が持てないのか、なったとしても期待できるのか?という懐疑心の表れだろう。
ましてや、ヒトラー政権を誕生させた当時のドイツ国民の過ちになぞらえて、「日本国民も同じ過ちをおかす。信用できない。」と言ってしまったらお仕舞いだろう。
谷垣総裁の過ちは、支持率の低さを、橋下維新による影響ではなく、愚かな国民へ責任転嫁したことだ。
自民党はいつまでこの総裁を戴くのか?
どこぞの素人集団の政党と同じく、党内融和などと言いつつ、闘う姿勢を見せられないなら、下った野からの脱出こそ期待薄だろう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2012/03/19 11:39 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
カレンダー
02 | 2012/03 | 04
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ