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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年03月05日

女性宮家問題:「有識者」にしてこの程度か!?

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私は見逃してしまったのだが、昨日のテレビ朝日の番組で、女性宮家に関する問題を櫻井よしこ氏と田原総一郎氏が議論したらしい。
ブログ「さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」」さんがその討論内容の抜粋を書き起こしてくださったので、僭越ながら引用させていただく。
田原総一郎というジャーナリストの底の浅さを見るような内容だ。

櫻井「11宮家が昭和20年代の初めに皇籍を離脱したのはGHQがさせたわけで、日本国民の願いではないですね。GHQはいろんな意味で日本国の国の在り方、価値観を変えようとしたんですね。
祭祀、祈り、国民のために祈って下さるのが天皇のおつとめの一番重要なことものですが、GHQはこの祈りは、勝手にプライベートにやるべきで、あなた方ご家族のことであって日本国全体のことではないんですよと、プライベートでやることですよと。これをやった国があるんですよ。どこか?中国ですよ。
中国がチベットのダライラマ法王様に対して、もう仏教は必要ないんだと、ダライラマ法王がやっていることは認めないんだということで、チベット人の本当に根幹である仏教をチベット人から奪ってしまう。これ中国共産党は今もやっていることですね。これほど露骨でなくともGHQは同じことをしたんです」(*テレ朝であえてチベットを持ちだしたのはさすがです)

田原「ちょっと違う、ちょっと違う」(*チャイナが見ているので配慮する?)

櫻井「ですから、田原さんがGHQが11宮家を日本人の心に反映して離脱させたのであるならそれを戻すことも反対しませんよ」

田原「そうですよ」

櫻井「私は日本人として、日本の国の在り方とか、私たちの権威としての皇室を守っていく姿勢というのは大切にしたい。権威であるから祈りなんです」

田原はここで、女性宮家も賛成で、11宮家復活も賛成と言った。
司会「旧宮家を復活させることに賛成なら、なぜあえて女性宮家も賛成なんですか?」

田原「女性宮家を復活しないという理由がない」

司会「それはどうして?」

田原「戦後ね、天皇は憲法第一条で主権を持つ国民の総意として象徴ですね、だからこの平和憲法、日本の、戦後の日本の中で天皇がいる。とすればね、戦後の日本というのは男女同権だし、あるいは男女共同参画社会だし、だから女性だけを差別するというのはよくないと思っています

櫻井「女性の皇族の方がね、活き活きとね、本当に幸せそうに、充実して、活躍して下さることにみんなが祈っていると思うんです。雅子様も紀子様も眞子さまも愛子さまも、その意味において田原さんと違うことはないんですけど。ただ、女性宮家という時にそれがまったく別のシステムの在り方につながっていく可能性、危険性があるから、そこは注意しましょうね。例えば、田原さんが仰る女性宮家創設もいいと思いますが、その時にはこの長い伝統が根本的に変わることがないように工夫をしておいた方がいいと思います。例えば一代限り。例えばお子様はこれは違いますよ。ただし女性宮家の当主、つまり女王様、それから内親王殿下は、一生皇族でいらっしゃるから国でお守りいたします、そしてあなた方は国民のために活き活きと働いて下さいという在り方があってもいいんですが、ここは原則をきちんと守るということが大事なんです」
・・・・
櫻井「田原さんが言うように時代が変わって民主主義も皇室にあった方がいいんではないかと。・・
これはよく考えた方がいいと思うんです。私は民主主義の信奉者で、女性が働いたり活躍することが大好きな人間です。 その伝統から考えると日本も女性の皇族に皆さん方にうんと活躍して頂きたいというのは先ほどから申している通りなんですが、じゃあ、それを全部今の民主主義の枠の中に杓子定規に入れるかどうかは日本の文明の在り方を反映しながら考えた方がいいと思うんですね
今のご皇室の皆さん方は民主主義から言うと、変な言葉でいうと差別されていますよ。選挙権はない、医療保険もない、政治的発言も出来ないんです、何もできない。その方たちにこれは男女同権、民主主義ですよ、じゃあ民主主義と同じようにやりますよ、というのはおかしいと思うんです。それよりも私たちが考えるべきは日本には日本独自の民主主義というものがあってその中でご皇室と民主主義は何百年もずっと両立してきたんです。・・・。杓子定規に男女平等参画とかジェンダーフリーとか、そういった私たちが考えている民主主義を当てはめるのは日本文明に対する理解が足りないと思います

櫻井「ここで大事なことは皇室の皆さま方がどういう風に考えているか無視するわけにはいかないと思います。・・・。ご皇室の皆さま方はご自分たちもこういう風にありたいという希望を示していますよね。
先ず第一に祈りの存在であったり、皇位継承、女性宮家そのほかについて、昭和天皇は昭和6年に四番目の内親王厚子様がお生まれになった時に、元老西園寺公望に公室典範を改正して、そして養子をとることができないかと御下問された、つまりご自分の内親王を天皇にすることは昭和天皇は考えなかった。 そして今上陛下ですけど、小泉首相のもとで有識者会議が女系天皇に突っ走っていると思われている時に、秋篠宮妃殿下にもう一人お願いしますと、これは明らかに男系天皇をお続けたいというお気持ちだったと思うんです。 三笠宮寛仁様もはっきりと女系天皇は皇室の伝統を断絶するもので反対ですよね。 彬子女王殿下が今年一月に毎日新聞のインタビューして、女性宮家だけの議論だけが先行するのはいかがなものでしょうか、旧皇族のいわゆる家族養子という形もあるのではないでしょうか、と仰っています。
だからこうしたご当人の皆様方のお声も聞いて、それがどういう方向にあるのか、その方向は長い伝統を守っていくという方向にあるわけです。そこを大事にしないといけないと思います」

田原「まさにおっしゃる通り! そういう議論はどんどんやっていかなければならない」


私は3月1日のエントリー「皇室問題にジェンダーを持ち込んだ田原総一郎の愚」で、女性宮家問題に関する有識者ヒアリングにおいて、男女共同参画を取り上げ、皇室を庶民と同レベルに扱った田原氏を批判した。
しかし昨日のテレ朝の番組で、田原氏は櫻井氏に完璧に論破されてしまったようだ。
識者とは櫻井よしこ氏のような人物のことを言うのであって、田原氏はそれには当たらないということだ。
民主党歴代の法相、防衛相、今般の皇室典範改正担当参与への園部逸夫元最高裁判事、それに女性宮家問題に関するヒアリング対象の“識者”田原氏。
民主党政権の人選というのは、どこまで行ってもセンスがなさすぎる。


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[ 2012/03/05 11:32 ] 皇室 | TB(0) | CM(5)
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