私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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トルコ、韓国の例にみる国家友好関係とはなにか。

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政局は、国民新党「亀の乱」で大騒ぎだが、この政局には少々食傷気味だ。
だから今日も違うことを書く(笑)。

27日に文科省が高校教科書の検定結果を発表したことは、28日のエントリーで書いた。合格した地理の教科書では、13冊中10冊が、竹島は日本の領土であることを明記した。
これに対し、北朝鮮のミサイル発射で「それどころではない」はずの韓国が、大いに盛り上がっているようだ。
ルーティーンとして、韓国外交通商省が日本の公使を呼び抗議した。
民間の騒ぎはそれどころではない。

竹島問題:日の丸や野田首相の顔写真を燃やして激しく抗議=韓国 (サーチナより抜粋)

 日本での状況を受け、韓国の保守右派の市民団体が28日と29日の両日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開催し、日の丸や野田首相の写真、日本の教科書を燃やすなどして、日本政府に対して強く抗議した。複数の韓国メディアが報じた。
 韓国メディアは、「保守右派団体、日本の『独島野望』に強い怒り」「日本は反省せよ」と題し、日本が竹島を日本の領土だと記述した高校の教科書を通過させたため、10以上の保守右派の市民団体が、ソウルの日本大使館前で激しい怒りを表出したと伝えた。
 これらの団体は「日本のこのような行動は、韓国を無視する仕打ちであり、韓国の主権に真っ向から挑発する行為でもある。日本の野蛮な行動に私たちの政府と国民は怒っていることを日本は知るべきだ」として、今回の教科書の記述に対して、強い怒りを示した。

竹島問題:日の丸や野田首相の顔写真を燃やして激しく抗議


日本の2チャンネルを「右翼掲示板」と呼ぶにもかかわらず、他国の国旗や政治リーダーの写真を燃やす団体を「保守右派」と呼ぶ記者のセンスは噴飯ものだが、こういう光景は韓国では珍しいことではない。
しかも今度は国交断絶と来た。

この国は本当に痛々しい。
昨年秋に、日韓が通貨スワップを締結した。
紛れもなく韓国経済を支援する政策だったのだが、当地の国民日報は、「韓国・日本通貨スワップ拡大は歓迎するが」と題した社説で、「日本が我が国と本当に近づくことを願うならば独島(ドクト)を自らの領土と言いはる悪いクセも捨てるべきだろう。」と、微塵も感謝が感じられないどころか、領土問題とは関係のないスワップ協定を竹島に結び付け、日本を批判した。
こういう国との友好など、100年経とうが200年経とうが無理である。

こういう隣国の品の無い所業を見て不快感に苛まれる一方、親日国トルコでは素晴らしいことが行われている。
大分合同新聞が伝えるところによると、昨年11月に起きたトルコの地震で亡くなった宮崎淳さんの名前を冠す施設が、続々増えているという。

名前冠す施設続々 (大分合同新聞)

 トルコ東部ワンで昨年11月に起きた地震で死亡したNPO法人「難民を助ける会」のメンバー宮崎淳さん=享年(41)、大分市出身=の功績をたたえようと、トルコ各地で公的施設などに宮崎さんの名前を付ける動きが広がっている。同会によると、ワンの仮設住宅や歯科診療所に「アツシ・ミヤザキ」の名が刻まれ、被災地以外でも小学校のホール、街の通りなど、あちこちに付いているという。国を挙げての謝意に母恵子さん(68)=同市=は「トルコの方々が淳の活動や優しい気持ちを心に深く刻んでくれ、淳は喜んでいると思う」と話している。
 宮崎さんは昨年8月から同会のコーディネーターとして活動。昨年10月の大規模地震後に現地入りして支援物資の配布などをしていたが、11月に新たな地震が発生し滞在先のホテルが倒壊、犠牲になった。
 同会によると、宮崎さんは地震後、トルコで「ドクター・ミヤザキ」と呼ばれ、同会が把握しているだけでも16の施設で名前が付いている。
 トルコ最大の都市・イスタンブールでは、レスキュー隊の研修施設に名前を冠した。別の都市では「宮崎さんのような志を持つ人がいたことを子どもたちに伝えたい」と、小学校の多目的ホールを「アツシ・ミヤザキ・ホール」にしたという。
 宮崎さんと一緒に現地入りして自身も負傷、今年に入って現地活動を再開した同会の近内(こんない)みゆきさん(32)は、2月にあった多目的ホールの完成式典に出席した。
 「トルコではどこに行っても『日本も東日本大震災で大変なのに、遠くから来てくれてありがとう』と言葉を掛けられる。宮崎さんのことはみんな知っている」という。
 在イスタンブール日本総領事館などによると、イスタンブールを構成する市の一つ、サルエル市は整備中の公園を日本庭園とし、宮崎さんの銅像を建てる予定
 同会の大西清人事務局次長は「被災地だけでなく、トルコの国を挙げて宮崎さん、日本人への感謝を頂いている。彼の志をトルコ、世界の方々と共有していきたい」としている。


記事が伝える通り、宮崎さんは昨年10月のトルコ大地震の後に現地に入り、支援物資の配布などの活動で被災地を支援していたが、11月に起きた余震の犠牲となった。
日本で起きた東日本大震災で自国が大変な状況なのにもかかわらず、トルコの被災地を支援し、その最中に殉職した宮崎さんは、トルコ国民の尊敬を集める人となった。

トルコと日本の間は、エルトゥールル号の傷ましい事件で繋がれている。
明治天皇に親善訪問するためにトルコ王が日本に派遣したトルコ軍艦「エルトゥールル号」が、帰路台風に遭遇し、和歌山県串本沖で座礁事故を起こした。この事故でエルトゥールル号の乗員581名の死者を出したが、大島村(現在の串本町)の猟師たちの懸命な救助によって、69名の生存者がトルコに帰国した。
名もない貧しい漁民が、日本とトルコの友好関係の礎を作ったのである。
当時新聞記者だった山田虎次郎が、5000円(今に換算すると約1億円)の義捐金を集め、トルコに直接渡り、トルコからは熱烈な歓迎を受けた。
山田はトルコに留まり、当時まだ国交がなかったトルコとの交流を推進し、現地の教科書にも紹介され、トルコでは最も有名な日本人となった。

台湾との関係における八田與一、トルコとのそれにおける山田虎次郎と串本町の貧しい漁民。
友好関係の根本には、必ずその対象国と民に尽くした日本人の存在がある。
宮崎さんもきっと、そういう存在として尊敬を集めているのだろう。
同じ日本人として、誇りに思うべきだ。

一方韓国は、親日罪という法律までつくり、日本との友好を否定することのみならず、ひたすら日本を憎むことを推奨する国家である。
歴史を紐解けば、半島にも八田與一や山田虎次郎のような、当地のために力を尽くした人もいる。
だがそれは、紐解かれてはいけない歴史なのである。

国家間の友好を考える時、トルコの例を目の当たりにすると、逆に韓国との友好などというものが極めて非現実的であることを痛感する。


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[ 2012/03/31 11:02 ] 外交 | TB(0) | CM(2)
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