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本日2月22日は「竹島の日」である。
韓国の竹島領有に関する根拠が、まるで歴史的事実に即していないことは語るまでもないが、少なくとも領土領有に対する情熱に関しては、韓国人は日本人の比ではない。
これには大雑把にふたつの要因があって、ひとつは日本の教育で領土領海に関して教えていないこと。もうひとつは、韓国人の日本に対する敵意と劣等感によるものだろうと思う。
韓国の日帝36年に対する恨みは相当なもので、教育で日本を恨むように教えられてきているため、日本に対しては絶対に屈しないという血が流れているのである。
ただ、韓国人には大きな矛盾があって、日本による侵略を敵意丸出しで非難するものの、度重なる中国(正確に言えば、今の中国)による韓国侵略に関しては、全く声を上げない。少なくともそんな記事を読んだことはないし、あったとしても日本に対する非難とは比べようもないほど声が小さいとしか考えられない。
韓国市民団体 「竹島の日」に島根県で抗議集会 (聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】島根県が制定した22日の「竹島の日」に、韓国の市民団体が日本を訪れ、抗議集会を開く。
独島守護全国連帯は20日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開き、「竹島の日」記念イベントを阻止し、歴史わい曲の是正と従軍慰安婦被害者に対する謝罪と賠償を促すと訴えた。
団体関係者3人は21日に仁川空港から出国し、22日に島根県松江市の島根県民会館前で日本政府を糾弾する決議大会を開く予定。独島守護全国連帯が日本に抗議訪問団を派遣するのは今年で8回目。

歴史歪曲というのは韓国のお家芸だが、当の本人たちは頑なに日本が歪曲したと「信仰」している。
しかも、竹島問題と慰安婦問題をいっしょくたにするごちゃ混ぜ抗議。
なんでもありである。
韓国における教育は実質上、ただひとつの国定教科書による洗脳教育であるため、教えられたことが絶対で普遍であると理解される。しかし、教育内容は事実を踏襲せず、独善的史観と願望でしかない。
これはもう、カルトとしか言いようがない。
韓国はその唯一の価値観で国民を洗脳し、逆に日本は領土、領海について教えないばかりか、竹島について「韓国側の主張が事実に基づいている」という資料を作成し、組合員らに配布した北教組(北海道教職員組合)のような組織があるため、一向に領土、領海の重要性が認識されない。
「竹島問題は韓国の主張が正しく、島根県などが竹島の領有権を求める行為は、日本の侵略・植民地支配を正当化する不当極まりないものである」 これは、2008年11月28日に、北教組が機関紙「北教」で訴えた内容だ。
残念ながら、これでは国論対国論で勝負にならない。
日本の領土、領海をきちんと教え、認識させ、それらを守るという意識が自然と芽生えない限り、声が大きい方に分がある。
その言論に、合理的根拠があるかないかは別問題としてもだ。
領土、領海への認識が重要なのは、他でもなく、それが国家主権そのものだからだ。
占領下のGHQの政策から始まり、戦後の日本は国家主権というものを忘れるように仕向けられてきた。竹島、北方領土などの奪還機運が今ひとつ盛り上がらないのは、GHQと日教組と守旧メディアによって形成された戦後民主主義によって、虚勢された日本人が年々増殖されてきたからである。
教育とマスメディアの破壊的改革が必要なのは、戦後民主主義という「民主主義ごっこ」から覚醒するために他ならない。
島根県主催の記念式典には、今年も政府関係者が誰も出席しないという。
竹島の状況を「韓国による不法占拠」と表現すらできない政党と政治家には、もう期待することは止めよう。
島根県の孤立を黙過してはならない。
国民が声を上げずして、政治も外交も変わらない。

“韓国の不当な主張を検証、論破する”推薦図書: 井沢元彦著「
恨の法廷」
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