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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年02月19日
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宗教新聞としての朝日新聞

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竹村健一氏による「日本人は日本を知らない」という書籍によれば、南ドイツ新聞のヒルシャー極東特派員がかつて、日本の新聞を評し、こう指摘している。

『「朝日」は“宗教新聞”、「産経」は“リベラル・レフト”である。』

これは1970年代後半の書であるから、各新聞の現在の立場を表現しているとは言い難いが、なかなか面白い考察だと思った。
産経は当時も今も右寄りと考えられているが、ヒルシャー氏によれば、欧米から見ると、産経は社会民主主義の立場がよく現れているから“リベラル・レフト”になるらしい。
一方、朝日は事実よりも理想を記事に書く傾向があり、その意味で共産党の「赤旗」だとか、創価学会の「聖教新聞」と何ら変わらない宗教新聞であるということだ。
この事実よりも理想が優先される論調というのは、昔も今も、朝日の真骨頂である。
下記の記事は大変古いものだが、朝日の中共礼賛と理想主義がよく現れたものである。

中国、ダライ・ラマ帰国呼びかけ チベット自治区 今日成立20周年 (朝日新聞)

【北京三十一日=加藤特派員】中国は一日、チベット自治区成立二十周年を盛大に祝うが、これを機にインドに亡命中の最高位の『生き仏』、ダライ・ラマ十四世に対し、『帰国を歓迎する』との呼びかけを再び始めた。これには、今なおチベット仏教の教主として幅広い信仰を集めるダライ・ラマの帰国実現によって、漢民族とチベット民族の団結をうたい、祖国統一やチベットの近代化建設のテコにしようとの中国側の思惑がのぞく。
 チベットは五九年にダライ・ラマが反乱に失敗してインドに亡命後、貴族や寺院の封建勢力による農民支配が『民主革命』を経て解消され、六五年に中国の省や特別市と並ぶ一級行政区の『自治区』として成立した。しかしすぐさま文革期に突入、自立性や民族、宗教を無視した改革によって、全国で最も貧しい地区として取り残されて来た。(以下略)

朝日新聞 1985年9月1日朝刊


朝日新聞が中国共産党の文化大革命を礼賛したのは有名な話だが、上記の記事には、中共によるチベット侵略の「しの字」もなければ、弾圧し、迫害し、略奪し、強制的に自治区にした経緯など全く言及がない。
それどころか、弾圧に対して立ち上がったダライ・ラマ十四世に対しては「反乱に失敗してインドに亡命」と謳い、あたかも犯罪者であるような扱いをする。
ダライ・ラマが立ち上がったのは、中国による支配を拒み、独立を守るため、主権を守るための独立戦争であって、反乱などではない。このような記事を臆面もなく書くから、朝日は中共の代弁者と言われるのだ。
ちなみにこの記事を書いた加藤特派員とは、報道ステーションの解説者/コメンテーターを務めていた加藤千春。一部で「加藤工作員」と称される人物である。

朝日新聞 加藤工作員
朝日新聞 加藤千春“工作員”

朝日新聞の理想主義には、もうひとつ、「北朝鮮=楽園説」がある。
金日成体制と同族支配によって、世界で最も貧しい国になった北朝鮮であるが、朝日はその北朝鮮を楽園と喧伝し、多くの人が北朝鮮に「帰国」した。
その人たちが、帰国後にどんな辛い経験をしたか、飢えに苦しんだか、半日本人として差別を受けたかなど、朝日にとっては関係ないのだ。

今日、北朝鮮に対する礼賛記事は、さすがの朝日新聞でも書けない。
しかし、この新聞のスタンスには、過去から大きな変化はない。
相変わらずの偏向ぶり、現実よりも理想が優先される報道スタンスは、彼ら自身によって培われ、守られてきた社風・社是の鏡である。
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