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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年01月06日

園部内閣参与誕生でいっそう危機感を増す女性宮家問題

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NHKが今朝、政府が「女性宮家」の創設を視野に入れた皇室典範の改正案の素案をまとめるため、園部逸夫元最高裁判事を内閣官房参与に起用する方針を固めたと報じた。実質的な皇室典範改正担当参与である。
園部逸夫元最高裁判事。
外国人参政権について深く考察をした経験がある人なら、この名前を記憶しているだろう。
園部元判事は、平成7年の外国人地方参政権裁判において、判決主文で「外国人に参政権は認められない」としながらも、傍論において「憲法は法律をもって居住する区域の地方公共団体と特段に緊密な関係を持つに至った定住外国人に対し地方参政権を付与することを禁止していない」と政治的配慮(本人談)を添え、参政権付与賛成派に拠り所を与えたご本人である。
一昨年、尖閣諸島の中国人体当り船長を「政治的配慮」で釈放した那覇地検が批判されるのなら、当然園部氏も批判されるべきだろう。
そんな人が内閣官房参与になる。

園部氏は1999年、朝日新聞のインタビューにおいて、こう語っている。

「在日の人たちの中には、戦争中に強制連行され、帰りたくても祖国に帰れない人が大勢いる。「帰化すればいい」という人もいるが、無理やり日本に連れてこられた人たちには厳しい言葉である。国会でも在日の人たちに地方参政権を与えたらどうかという意見が出ているが、ようやくこの問題をゆっくり認識する時間が出てきたという気がしている」


出ました、「強制連行」。
これは、朝鮮半島から飛んでくる理不尽な要求の立脚点だ。
しかし、最高裁判事なら、1959年の日本政府による調査で、245人の徴用労務者を除く在日朝鮮人は犯罪者を除き自由意思で残留した者とその子孫と公表されていることを、まさかご存知ないのか。
ご存知ないなら、危うい歴史認識しか持ち合わせていない御方なのである。

その危うい歴史認識をもとで皇室典範の改正が論ぜられることを、深く憂慮する。
政府は、この皇室典範の改正に関し、「女性宮家」創設だけに限定して検討する方針を固めたそうだ。読売は元旦に、「政府は創設を検討している「女性宮家」について、当主となる皇族女子の夫にも皇族の身分を付与する方向で調整に入った。」と報じた。
これは、明らかに女系天皇を生む布石となる。
園部氏がそもそも、小泉政権下で「女性・女系天皇容認」とする皇室典範改正案をまとめた、「皇室典範に関する有識者会議座長代理」であるから、今度の諮問会議も「結論ありき」のものとなることは間違いない。

女性宮家が実際に創設されると、どういうことが起こるか?
ここからは不遜ながら、私の超個人的な忖度である。
女性宮家が創設され、一般男子にも皇族の身分を与えられることになるとするなら、現女性皇族の方々は結婚されないのではないだろうか。結婚され、一般男子が皇族に入ることになれば、皇室の伝統が壊れると認識されているのではないだろうか。
仮にそういうお考えをお持ちならば、女性宮家の創設が、皇室を永らえるという意図とは真逆に動く。皇室が逆に先細ってしまうのである。
皇室は日本で最も血統を重んじてこられた御家だ。いくら開かれた皇室といえども、血統は次元が異なる。
だから、今上陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下に、今後の皇室のあり方について御意見をお伺いすることが、第一義的に必要なのだ。
皇族のご意思を聞かぬまま、性急に結論を求めることがあってはならない。

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[ 2012/01/06 12:01 ] 皇室 | TB(0) | CM(7)
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