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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2012年01月

石原新党、大いに結構!!

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3月にも石原新党が立ち上がると、過日各紙が一斉に報じた。
石原新党の噂なるものは、以前から何度か流布されてきたが、一昨日の石原氏の会見を聞く限り、今回は本気であるような印象を受けた。
石原氏は今迄も、都知事でありながらも国家に対する思いがあることを度々吐露してきたが、一昨日の会見では「東京より国家が大事」と、より踏み込んだ表現を使った。

石原慎太郎石原氏は人気のある政治家ではあるが、敵も多い。
発言がラディカル(過激)であるから、反感も買いやすい。
最近では「日本は核兵器を持つべき。核兵器開発のためのコンピュータを使ってシミュレーションするだけで、日本の存在感は変わってくる。」と発言し、話題を呼んだ。これは核を持っていても絶対に使えないという前提があるのだが、その前提をすっ飛ばした安直な平和ボケ国民の反感を買った。
特に匿名性のネット上では、石原氏への罵詈雑言が目立つ。
私がYoutubeにアップした「石原都知事、孫正義をぶった斬る」という2分ほどの動画は50万回以上視聴され、コメント欄には文字通り罵詈雑言が飛び交う。しかし、評価を見てみれば、「支持する」が91%。孫正義という人物へのネガティブな評価を加味しても、圧倒的な支持率である。
この動画は単なる参考にすぎないが、石原氏の人気がなければ、こんな極端な数字は出ない。

日本がまだ成長期にあるときには、石原氏のような政治家は今ひとつ受けなかった。
東西冷戦下で米国の軍事的庇護をうけながら、国内では経済が順調に成長し、日本の世界的地位は「世界第2位の経済大国」であったわけで、国民は政治に対して多少の不満はあっても、日本はまだまだ元気だから大丈夫だと思っていた。
ところが経済成長が止まり、景気が悪化し、海の向こうでは中国の急激な経済成長と軍事的台頭と領土領海への野心が目の前に迫る。韓国は雑音を発し、ロシアも挑発を繰り返す。同盟国である米国は、北朝鮮への融和政策をチラつかせ、一方ではTPPをも迫る。
まさに内憂外患のなか、鳩山も菅も役不足であることは既に証明された。野田には発信力もなく、党内も纏められないままに「不退転の決意」という空疎な言葉をオウムのように繰り返す。
そういう国政の状況において、政治家よりも、国民の側の危機意識のほうが強いのではないかと思わせたのが、12月の朝日新聞の世論調査だった。

12月に朝日新聞が世論調査を行ったが、「首相にふさわしい人物」の1位が石原都知事、2位が橋下大阪市長、3位は小泉純一郎元首相だった。
極右と言われる政治家と、ファシストと言われる政治家が上位を占めた。
各種世論調査で、支持政党なしとする、いわゆる無党派層が多数を占めるが、上記調査が示す通り、その無党派層を含む国民は、今迄の既成政党ではこの閉塞感を打破できないと思っているのだろう。石原、橋下のような、少々強引な手法を用いなければ、政治や行政は変えられないということだ。
これは、2009年の総選挙で、民意が民主党を後押しした傾向とよく似ている。
似ていない点は、2009年に大勝した民主党にはメディアの強力な後押しがあったが、橋下氏には、煽るメディアと足を引っ張るメディアが両極端であり、石原氏に至っては、守旧メディアを中心に反感が感じられる。
両者に共通するのは、大衆に媚びない姿勢と改革路線、それにリーダーシップ。
およそ次の選挙のために政治を行っているポピュリスト集団の国会議員とは対極をなす。

石原新党が結成されるかどうかは、当然ながら、まだわからない。
しかし、綱領の素案づくりは進行しているようだ。
産経によれば、

綱領の柱は(1)わが国の国柄を守る(2)「小さな政府」と「中福祉」を目指す(3)デフレを克服する(4)長期的に貿易立国を目指す-など。
「国民に大人の自覚を持ってもらう」と訴え、「国を愛する教育と人づくり」に向け、政策パッケージをまとめる構え。

さらに参院の廃止などという大胆な政治改革など、石原氏らしいラディカルなアイディアが出てきそうだ。
たちあがれ日本が存在感を示せていないのは、党所属議員の少なさと、いかんともしがたい平均年齢の高さ(私は否定しないが)。
もちろん、小沢チルドレンなる若手議員がこの2年数か月のあいだ何もできなかった事実を国民はよく知っているが、それでも若い力がある程度加われなければ、無党派層の支持は結集しないだろう。
最大の懸念は、亀井静香という遠心力(この場合、求心力と反対という意味で)を内包している点。これは間違いなくネガティブに働く。

いずれにしても、なかなか面白い展開になってきた。
石原氏の最後の御奉公が叶うのか?
解散含みの政局における最大の注目点である。


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