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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年12月23日

実は3回目の詔勅だったかもしれない、3月16日の陛下ビデオメッセージ

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今日23日、天皇陛下が78回目の誕生日を迎えられた。
過去に癌とういう大病を克服され、今年はマイコプラズマ肺炎という病で入院されたご高齢の陛下には、いつまでも健やかでいていただきたい。

2011年という年は、東日本大震災という未曽有の災害を契機として、国民が皇室に対する畏敬の念を再認識する年になったと思う。
私自身も、今年は皇室に関する多くのことを学んだ一年だった。
※ 参考: 関東、阪神淡路、そして東日本大震災 ~ 皇室という普遍的価値

御巡幸に際し、両陛下に声をかけられた被災者の方々の顔に浮かぶなんとも言えない笑顔を見て、皇室のちからの偉大さを思い知った国民は多いとはずだ。
それと同時に、女性宮家創設のような話も出てくる。
国体と言うものが、「取り去ったら日本が日本でなくなる事柄」という定義の上に成り立つとするならば、皇室は明らかに日本の国体そのものである。女性宮家の創設のような、皇室体系を変える危険性をもつような政策については、拙速な判断は避けてほしい。

天皇陛下

さて、能書きはこれくらいにして、本題に入る。
3月16日、今上天皇はテレビを通じ、全国民にビデオメッセージを発せられた。
マスメディアがこのビデオメッセージを勝手に編集し、トリミングを施した上でつまみ食い的な放送をしたのは遺憾だが、とにかく、かの有名な「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び」という昭和天皇の玉音放送以降66年間で、時の天皇による全国民向けメッセージは初めてだった。
これが「平成の詔勅」と呼ばれる所以である。

だが、以前にもブログに書いたが、このビデオメッセージは実は「3回目の詔勅となるはずだった」という疑いがあるのだ。
江藤淳の「保守とはなにか」という著書に、「国は何のためにあるのか」という論文がある。
このなかで江藤は、1995年の阪神淡路大震災に触れて、こう書いている。
 (阪神淡路大震災後の)一月三十一日、「文藝春秋」の私の談話筆記が校了になったあとで、天皇・皇后両陛下が被災地にお出掛けになった。 宮内庁筋によると、実は震災発生の直後にも、天皇陛下のお言葉をテレビ放映するという企てが模索されたという。 ところが内部の慎重論に加えて、一、二の新聞が「それでは戦前の勅語と同じだ」と異議を唱えたので沙汰止みになったという。
 またしても、現行憲法ではありませんか。皇室の御姿はつとめて覆い隠し、自衛隊の活動はつとめて報じないようにする。こうして国民が税金の対価として期待し、与えられるものと信じている慰藉(いしゃ)を奪って恬(てん)として恥じない。もしジャーナリズムの一部が、そのような所業に及んでいるとすれば、これこそ「税金泥棒」の最たるものと言わざるを得ません。
( )内はブログ主の付記


慎重論を唱えた内部というものが宮内庁に限定されるのか、もしくは政界までを含むのかは分からない。一方で「一、二の新聞」というのは当たりがつく。
重大であるのは、陛下が国民に対して語り変えようとされた時、それを阻止した不遜な者が存在したという可能性である。
今上陛下は皇太子であられた昭和61年に、「天皇は政治を動かす立場にはなく、伝統的に国民と苦楽を共にするという精神的立場に立っています。」という強い御意志を示されている。従って、阪神淡路の際も、国民に語りかけられようとされたなら、そこに不自然さは全くない。
時は自社さ連立政権。
社会党委員長を首班とする内閣であり、当然ながら皇室や自衛隊に対する姿勢が危ういものだった時代である。
一昨年、天皇陛下を公然と政治利用しようとした小沢一郎のような政治家もいたが、天皇陛下の御意志を隠そうとした政治家がいたらしいことは、もしくはその主体が宮内庁だった疑いがあることは、重大な問題である。
そして、その過程でジャーナリズムが何らかの圧力を加える立場にあったならば、ジャーナリズムは再度、自らの立場をわきまえるべきだ。

皇室と国民の間に立ちはだかるのは、何もジャーナリズムだけではない。
教育も、日教組がしっかりとその戦後体制を継続する悪しき役割を担っている。
教育とリベラルメディアの陰湿なイデオロギーと行為は、日本が日本であり続けることに対する弊害としか映らない。
政治家を選びなおすことは当然だが、日本の敵は政治家だけではないということを、国民はもっと知るべきである。


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[ 2011/12/23 11:38 ] 皇室 | TB(0) | CM(2)
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