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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年11月14日
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野田内閣の支持率が急降下

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野田政権の支持率が急降下しはじめた。

本日テレビ各局が発表した内閣支持率は、NNN(日本テレビ系)が40.0%、ANN(テレビ朝日系)が39.5%、産経新聞・FNN(フジテレビ系)が42.4%。
前回調査から降下したポイントは、NNNが13.6ポイント、ANNが7.7ポイント、FNNが13.6ポイントである。
私は普段、時事通信以の外世論調査というものをほとんど信用していないのだが、3局がほぼ同時に調査し、支持率下降傾向も酷似している点から見て、これらの数字は世論をある程度反映しているとみて間違いないだろう。
ちなみにNikkei WebでTPP参加表明を73.2%が支持し、野田内閣の支持率が59.6%と出ているのが話題になっているが、これは単なるアンケートであり、世論調査と同列に語る必要すらないものだ。

野田政権は、各種世論調査で60%前後をマークした、かなり高い支持率をもって始まった。
それまでの民主党政権の体たらくを見ていれば、同じ政党が組織する内閣の支持率がこれほどまでに高いことは想像しにくかったのだが、鳩山~菅と続いた内閣のダメっぷりへの反発から、野田内閣のスタートは上々の滑り出しだった。
菅内閣が、鳩山内閣のダメっぷりを奇禍として、同等の支持率とともに船出したのと同じである。
しかし、そもそも内閣支持率なんて、最初のご祝儀相場から下がることはあっても上がることなんて稀である。
従って、野田内閣とて下降曲線は織り込み済みなのだろうが、批判されようともひたすら安全運転を続け、ポジティブもないかわりにネガティブな要素も封じ込めようとしてきた野田首相にとって、TPPという難題で足元が揺らぎ始めた。
法定制限速度以下でひたすら安全運転を心掛けていた野田氏の車が、オバマの乗ったアメ車に後ろから煽られ、アクセルを踏まざるを得ない状況に追い込まれ、道行く人から「なんだ、あの暴走車は!」と注目を集めるようになってしまったわけだ。

TPPは国論を二分するほどの問題ではないという論調もあるようだが、そもそも二分という定義がおかしいというのが10日の拙エントリーである。
ネット上でも賛否両論が渦巻いており、学者センセーがたのもっともらしい論説を拝読したとしても、「ほんとのところはどうなの?」という国民の疑問は一向に解消されない。
政府から、肝心の情報が降りてこないのだ。
産経ニュースの報道による、「政府がTPP参加のメリット、デメリットを国民に十分な説明していないと考えている人も91.6%いる」という一文が全てを物語っている。
今まで、政府は何も言っていないのと等しいのである。
野田首相から聞こえてきた言葉は、「アジアの成長を取りこむ」ということぐらいだ。
そんな正論、誰だって否定しようがない。
その方向性に異を唱える人なんてほとんどいない。
「俺たちの不安を解消してくれ!」という要求や、「あれ(ISD条項等)、ヤバいんじゃないの?」という疑問はたな晒しとなったままだ。

国会のTPP集中審議は先週11日の1日のみであり、APEC参加を直後に控えた野田首相が直前に交わす論戦も、結論を出すまで1日かけたのも、単なるガス抜きでしかないとも解釈できる。
政治家という生業は、言葉を尽くして説明することが必要条件だ。
言葉を尽くさないこの政権の寿命は、案外短いものになるかもしれない。

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[ 2011/11/14 19:14 ] 政治 | TB(0) | CM(1)
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