FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年11月04日
月別アーカイブ  [ 2011年11月 ] 

野田政権の親米ポチ化と独裁路線

← 応援クリック、ありがとうございます。

野田首相が米国でオバマ大統領と会談したのは、つい1ヶ月半ほど前のこと。
しかし、その会談がトリガーになったのか、野田政権の親米ポチ化が、いくつかの部分で顕在化してきた。

ひとつは普天間問題である。
オバマは野田首相に、「強い口調で普天間問題を進展させるよう首相に詰め寄った」と報ぜられている。
このことが事実かは別として、その後の野田政権の動きは、どじょうどころか「ねずみ」のように素早い。
矢継ぎ早に川端達夫沖縄・北方担当相、一川保夫防衛相、玄葉外相などを送り込んだ。あたかもオバマに対し、野田政権の普天間問題解決の姿勢を具体的に可視化するように、である。
もうひとつはTPPだ。
TPPへの参加表明がくっきりと表れてきたのは、訪米後である。
今はっきりしていることは、民主党がいくらPTで賛否を論じようとも、野田政権の方向は、既に「交渉参加」という結論ありきということだ。
TPPが実質上の日米間の自由貿易協定であることを考えれば、米国にとって、日本が参加しない自由貿易など、結実したところで全く中身のないものになる。
米国から圧力があることは、想像に難くない。
野田首相は先の国会代表質問のなかで、TPPに関し、説明を尽くすなどと答弁しているが、その前も後も、政府からTPPに関して説明がでてきたことはない。
政調会長である前原氏は、「議論は永遠に続くものではない。一定の期間が来ればまとめていかなくてはいけない」と語るが、TPP交渉参加という既定路線ありきであり、最初から答えが決まっていると思えば、理解しやすい。
鳩山、菅政権は、その方向性すら見えず、危うい政権だったが、野田政権は政府与党全体が米国に対してポチ化しているようにすら見える。

野田首相はG20において、国会で消費税増税の法案を通す前に、それを国際公約した。
まさに国民不在である。
財政再建のための消費税増税は、理解できなくもない。
実際、各種世論調査を見る限り、国民の半数近くは消費税増税を容認している。
国民に対して説明を尽くし、国会で合意形成をする以前にそれを国際公約として発信してしまうのは、順序が逆だろう。
また、野田氏の姑息さは、消費増税論と衆院解散をリンクさせないことに表れる。
野田首相が言っているのは、「法律を通してから国民に信を問う」ということであり、「消費税増税の是非」そのものを争点にした選挙は行わないということなのだ。
つまり、増税法案を数を使って通しておき、既成事実化してから選挙をやるということなのだが、これが果たして憲政の常道に沿うものだろうか。
これがまかり通るなら、政治家は日本を思うままに操れる。
そしてその政治家とは、国民が選択した覚えのない人物なのである。

持論である「議会制民主主義とは期限を切った独裁」をぶち上げたのは菅前首相であるが、野田氏はその独裁路線を、菅氏よりも色濃く押し出すつもりのようだ。
野田氏はどじょうなどではない。
少なくとも、どじょうより小賢しい。
涼しい顔をし、低姿勢を貫くものの、頭の中では本当に独裁を画策しているのではないだろうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2011/11/04 16:03 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
カレンダー
10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ