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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年10月20日
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遺恨を残す野田朝貢外交

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私のTwitterのタイムラインは、昨日から「スワップ問題」で祭りになっている。
金融安定化と銘打って、韓国への資金支援枠を現行の9900億円から5兆3600億円に拡大するという合意が発表された後から、猛反発のツイートが溢れだした。

そもそも日本にはカネがないと言われてきた。
少なくとも余裕がないのは国民の誰もが知っている。
税と社会保障の一体改革なるものは別としても、野田政権が進める増税路線の容認する層ですら、容認の理由の大きな要素は「大震災からの復興」だろう。
被災者を救うため、被災者がなるべく早く元の生活に戻れるように、多少の増税なら我慢するというのが国民感情というものだ。
少なくとも政府は、そういう理由づけをしてきたはずである。
しかもその前提には、無駄を省くという条件が伴う。
900兆円を越そうとする国の借金をこれでもか!とぶら下げられ、カネがないからお前らも負担しろといわれ、お前らの年金だっていつから出るかわからないぞと開き直られ、一方で公約だった公務員給与改革だとか、事業仕分けとかの成果も出ない状況に納得しづらいものの、とどめの一発に「被災者救済と復興」を振りかざされば、首を縦に振らないわけにはいかない。
私が思うに、今回のウォン・スワップは、そういう国民感情というものを踏み躙るものである。

それを首脳会談の成果などと言われても、ああそうですかと歓迎するほうが無理だ。
野田首相がこの外遊をどうとらえていたかどうかは知らないが、客観的にみると、自らが進んで譲歩をし過ぎているているようにしか思えない。
その一例が、「朝鮮王朝儀軌」5冊の引き渡しだ。
そもそもこれは、46年前に締結された日韓基本条約の精神に反する行為だ。
完全かつ最終的に解決された、両国及びその国民(法人含む)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題を、日本側からわざわざ蒸し返した。
これは、領土問題ではない尖閣諸島領有権を領土問題だと公言するような愚行と等しく、先人の血と汗と努力を踏み躙るものだ。
先人の血と汗と努力を踏みにじるのは、普天間問題もあわせ、民主党のお家芸になってきた感がある。

主要各紙の論調を見てみると興味深い。
朝日新聞は、野田首相の訪韓と融和外交を諸手を挙げて喜んだ。「朝鮮王朝儀軌」5冊の引き渡しを、併合100周年の昨年に実施すべきだったとまで言い、もっと譲歩せよという姿勢をあからさまに見せた。
読売は、歴史問題を「民主党政権は、関係改善を重視して、韓国に過剰な配慮や譲歩をする傾向がある。この問題では禁物だ。」と牽制した。
産経は、今回の訪韓が未来に遺恨を残したと断罪した。
お互いの政治的配慮が根回しされ、歴史問題で踏み込まなかったのだろうが、先の自民党議員の入国拒否、日本大使館前の慰安婦記念碑の建立計画など、日本という国家が否定されている実情を、野田首相はどう認識しているのか。
そのことに関して一言も発せず、偽善的友好関係を演出しようとしても、日本国民はそれほどお人好しではない。

要するに今回の訪韓は、国民の税金を半島へ横流しし、日本の毅然とした立場を表明もせず、ニコやかに友好を醸しだしながら、ドジョウ鍋を食って帰ってきただけの話である。
この期に及んで、引退すべき鳩が韓国で、東アジア共同体構想が「歴史の必然」だと言い出す始末。
三代続く朝貢外交もいい加減にしてもらいたいものだ。

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[ 2011/10/20 13:20 ] 外交 | TB(0) | CM(3)
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