「象徴的だったのが、あるパーティーで塾生、塾員が集まった時のことでした。ある先輩が、「塾生、塾員諸君、君たちは本当に外国人参政権や夫婦別姓、人権擁護法案に賛成なのか。もしそうなら、松下政経塾にかかわる者として間違っている」と話したんです。すると、まわりの空気は冷やかで「何言ってるの?」という雰囲気。拍手をしたのは私たちを含めて十人に満たなかった。あれほどまでに国のことを考えて訴えている人がいる横で、新政権の塾出身の大臣たちと笑顔で話している。背筋が寒くなる思いでした。」
渡部昇一「女子会」に挑む われ、輿石東に敗れたり(宮川典子)より引用
こういう塾生、塾員たちは、将来的に議席を売るために、松下政経塾を単なる政治家養成機関として利用しているだけである。
そこに、松下幸之助の憂国の思いや国家観など、感じ取ることは不可能だ。
幸之助塾主は、天国からこの状況をどう考えているだろうか。
新聞やテレビなどのマスメディアは、偉大な創業者である松下幸之助が設立した政経塾から新首相が生まれたという、中身に触れない事実のみを報じる姿勢のみに徹し、松下政経塾の本質を伝えない。
本質を伝えさえすれば、幸之助塾主の憂国、愛国心から今の閣僚らがどれほど乖離しているかが明らかになる。
松下政経塾出身というだけで、塾OB議員を肯定的に捉えることは危険だ。
私から見れば、塾OBでも、民主党に所属しているだけでアウトである。
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