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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年09月27日
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陸山会事件 ~ 見据えるべき「小沢後」の政治

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今日の保守系ブログの方々のネタは小沢一色である。
それもそのはずで、一時に比べて力は衰えたとはいえ、小沢は民主党代表選(=総理大臣選挙)にまで影響力を及ぼす力をいまだに持っている。
好き嫌いは別として、政界の大物であることには変わりない。
しかし反面、私は小沢一郎の政治生命は、強制起訴の段階で半分終わっているのではないかと思っている。
興味があるのは「小沢後」である。

陸山会事件にかかわる小沢一郎の公判は来月6日に始まる。
今回の秘書3名の公判は、小沢との共謀を審理の対象としていないが、秘書の公判では、大久保元秘書の「天の声」で胆沢ダム建設工事の受注業者が決められ、カネに関しては水谷建設の裏金と、政治資金における事務所ぐるみの虚偽記入が認定されてしまったわけで、仮に小沢自身が無罪になろうとも、どう逃げようとも道義的責任は免れない。
小沢は否応なしに、政治とカネ、利権、癒着という、国民が最も政治家として嫌う要素をまとめて背負った形となるだろう。
私は小沢一郎が有罪になる確率は低いと思っているが、たとえ小沢が自身の裁判に勝利しても、民主党内で求心力を持ち続けられるとは、どうしても思えない。

小沢一郎

さて、ボールは内閣と民主党執行部に返ってくる。
民主党は2009年の衆院選で、「政治とカネとの決別」をスローガンに掲げていた。
自民党政治を金権まみれのことぐ批判し、自分たちこそクリーンな政治ができると豪語した。 かねてから自民党には何かと辛辣であった既存の左傾メディアも加担し、民主党は勝利した。
しかし、政権を担った後に出てきたのは、自民党政治を遥かに凌駕する「政治とカネ」まみれの実態である。
小沢一郎の陸山会事件、ルーピー鳩山の家庭内子ども手当てによる「平成の脱税王」、菅直人、前原誠司の外国人献金問題、そして鳩山、菅を中心とする、親北朝鮮団体への政治献金提供問題である。
「政治とカネとの決別」と大見え切った代表経験者たちはことごとく、誰よりもカネの問題を抱えていたという実態が明らかになった。
元代表経験者だけではない。 現職の閣僚や執行部も、核マル派や日教組のカネ問題や選挙違反の推定有罪要素を抱えている。
民主党の2009年衆院選勝利の正当性は、とっくの昔に根底から否定されている。
野党は揃って小沢の証人喚問と息巻くが、小沢の証人喚問を実現させれば、野田内閣・執行部の党内融和が瓦解する。
小沢を切ることは、党分裂の火種をつくることであり、野田佳彦はのっぴきならない状況におかれた。
野田政権は逃げの一手だろうが、逃げを打てば野田政権唯一の好材料である「いまの政権支持率」は維持できるわけがない。

例え裁判で無罪になったとしても、政治的・道義的責任で重い十字架を背負った小沢一郎が、再び政治の表舞台で「日本のリーダー」として活躍できる場はないだろう。そもそも国民がそんなことを許すわけはない。
一方、小沢一郎が失脚すれば、党内の小沢派は頭を失う。ただでさえ、小沢のちからで選挙に通った、何もできない議員が多数存在する党である。
閣僚ですら、国会答弁で堂々と「勉強中」を公言する、修行が足りない議員の集団なのである。
ただ選挙という利害関係のみで結ばれた民主党議員は、そのうち右往左往を始め、後に四分五裂の状況が生まれるのではないか。

今の政治を停滞させているのが民主党であり、そのひとつの要因が小沢一郎という存在なのだ。
政治家も国民も、脱原発もいいが、「脱小沢」と「小沢後」を考え始めたほうがよいのではないか。

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[ 2011/09/27 18:15 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
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