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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年09月13日
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魂の抜けた宰相、野田佳彦

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鉢呂吉雄が自らの失言によって経産相を辞任したが、後任はなんと、菅内閣の失政に対して菅の次に責任がある、あの枝野幸男だそうだ。
藤村修官房長官が記者会見で枝野をして「即戦力だ」と語ったが、民主党のいう即戦力とは、会見で詭弁を弄し、報道とその後ろにいる国民を煙に巻く悪しき国語力のことを言うらしい。
そもそもこの内閣の組閣には、野田首相が繰り返して語った「適材適所」という前提があった。
しかし、適材適所だとすれば、疑問点がいくらでも出てくる。
鉢呂という人はもともと農政畑の政治家であり、通商を管轄する経産相というのは畑違いである。
本人も取材に対し、「自分が経産相とは予想していなかった。まぁ大臣(というポスト)には色々あるから」と語っており、 財務相の安住淳も異口同音のことを語っている。言い換えれば、この震災という一大事に対処すべき内閣に、実力ではなく派閥均衡という概念を優先し、それを適材適所という表現でごまかしているだけの話だ。
その典型が、拉致担当大臣である。

野田首相が11日、官邸で拉致被害者家族と初の対面をしたそうだ。
「成果が挙がっておらず、深くおわびする」と、拉致問題の解決に進展がないことを陳謝したというが、そもそも拉致問題を解決しようという意思があるのであれば、今回の組閣人事はなかったはずだ。

新政権の拉致問題担当大臣に就任したのは、“あの”山岡賢次である。
この「あり得ない」人事に驚いた方も多かったと思うが、かくいう私もその一人。
拉致被害者家族にとって、拉致対策本部長の菅直人が辞めたことは数少ないポジティブな要素のひとつだっただろうが、山岡の就任によって、再び奈落の底に突き落とされたような心境になったのではないかと推察する。
青山繁晴氏の解説によれば、山岡が拉致担当、消費者担当相、国家公安委員長に就任したのは、小沢一郎側からの突き玉人事の産物だったという。
民主党という党は、国の為政者である以前に、党利を尊重する組織であるようで、ふたこと目には挙党一致、党内融和という言葉が出てくる。 その挙党態勢を構築するために、野田首相は小沢一派の処遇を考慮せねばならず、このサヨク政治家が閣僚ポストを得ることになったということだろう。

私のブログの読者のおひとりが、9月4日の拉致被害者の救出を訴える拉致被害者の家族会などによる緊急国民集会に参加しておられ、その時の様子をお知らせいただいたのだが、報道でもある通り、山岡は準備された原稿を棒読みするだけで、ブーイングの嵐だったそうな。
いたたまれなかったのか、最初からそのつもりだったのか、早々に退席したらしい。

組閣で内閣の性質が表れるなら、この内閣は山岡人事によって、拉致問題は二の次だと宣言したことに他ならない。
拉致担当相なら、例えば民主党にも拉致議連の松原仁がいる。
少なくとも拉致問題にはその他大勢の民主党議員よりも精通し、家族会や救う会とのコミュニケーションに支障が出ることもない。
一方で、山岡賢次はいままで、拉致問題にかかわった形跡もなければ、超党派の拉致議連に顔を出したことすらないという。
山岡にとってはタナボタ人事だったのだろう。
山岡拉致担当相が適材適所の人選だとするなら、それは野田首相のごまかしとしか表現できない。
枝野の再雇用もいただけないが、この拉致担当相の人選こそ、野田佳彦が魂の抜けた宰相である証左だと思う。

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[ 2011/09/13 12:11 ] 政治 | TB(0) | CM(0)
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