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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年08月24日
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一斉に前原アゲに走るマスメディア

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前原誠司前外相が、次期民主党党首、総理大臣候補として名乗りを上げた。
ドングリの背比べといわれる党首選は、前原氏の出馬表明を受け、今週末の公示に向けての駆け引きが激化しそうな様相だ。
まだ公示前であり、立候補に意欲的と祝える小粒議員らが正式に出馬を表明したわけではないが、ここ2、3日のマスメディアの対応を見ていると、前原氏だけが特別待遇を受けているような印象を持つ。
その一端を示すのが、「本命」という表現だ。

マスコミ各社は一様に、前原氏を「本命」と評する。
実際、次期首相候補に相応しい人という世論調査では常に上位に位置し、直近の調査ではトップを走る。
この支持が、積極的支持(前原氏だから良い、等)か消極的支持(ほかにいない。民主党のなかではマシ、等)かは別としても、民主党内において人気のある政治家であることは確かだ。
しかし、この「本命」という言葉には、マスメディアの恣意的な意図を感ずる。

前原率いる凌雲会は、およそ20~25名ほどの派閥である。
党内において、巨大な組織ではない。
当然ながら、党首選には様々なグループ、派閥の駆け引きが展開されるわけで、前原氏が立候補したとしても、ほかのグループから支持を得られる保証は、今のところない。
これに対し、小沢グループは100名以上という大所帯だ。
小沢一郎はどの議員を推すか品定めの段階なのだろうが、ひとたび小沢グループが結束し、前原意外の特定の候補者の支援に回れば、前原氏はその時点で数的不利を強いられる。
つまり、国民が参加しない選挙において前原氏は「本命」でもなんでもなく、パワーゲーム上の真の本命とは、小沢一派が加担する「誰か」にならざるを得ないのである。

では何故、マスメディアが前原氏を推すのか。
それは、前原誠司こそ、民主党が政権与党たりえるための延命装置だからではないか。
ドングリの背比べの候補者たちと比較すれば、前原は国民に人気がある。
小沢一郎ではなんとも具合が悪いが、前原なら政党支持率、内閣支持率の反転上昇も期待できる。
任期をあと2年残した衆院ではあるが、このまま民主党が国民の信を失った状態が続けば、2年どころか解散総選挙すら視野に入る。
せっかく自分らが加担して成し遂げた政権交代を、マスメディアはみすみす元の鞘に戻したくはないはずだ。
前原に嫌中というマイナスの面はあろうが、そこは民主党の親中派が調整してくれるだろう。
そんな思惑から、前原を推すのではないか。
私の頭の中を、そんな想像が駆け巡る。

前原誠司

偽メール事件と献金問題という、脛に大きな傷を持つ前原氏が、仮に新しい首相になろうとも、また政治とカネの問題で国会が空転するのは目に見えている。
前原氏が期限付きの大連立を提唱するのは、その傷に対する野党の攻撃を最小限に留めるための、小手先の手法ともとれる。
さて週末に向けて、民主党という寄せ集め議員集団がどう動くか、見物である。

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