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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年08月19日

「中韓の代弁者」朝日新聞、靖國問題で野田佳彦を叩く

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8月18日、朝日新聞は社説のなかで、民主党次期代表候補の野田佳彦氏による靖国神社、及びいわゆるA級戦犯合祀問題に対する見解について、苦言を掲載した。
この悪意に満ちた社説は、朝日新聞の靖国問題に対するスタンスを明瞭に表すものとして、恰好の資料となる。
勿体ないので(笑)、全文を掲載する。

野田氏の発言―言葉を選ぶ器量を待つ (朝日新聞社説)

 首相をめざす志があるなら、よく考えてほしい。
 野田佳彦財務相が、靖国神社に合祀(ごうし)されているA級戦犯について、戦争犯罪人ではないとの見解を示した。野田氏は小泉内閣時代、戦争犯罪人だとする小泉氏に反論しており、15日の記者会見で「(当時と)基本的に変わりありません」と答えた。
 野田氏は、小泉内閣への質問主意書に以下の趣旨を記した。
 「戦犯」は関係国の同意のもと赦免・釈放され、あるいは死刑が執行されている。刑が終了した時点で、罪は消滅するのが近代法の理念である――。
 刑を終えたのだから、もはや犯罪者ではない。まつられているのが犯罪者でない以上、首相の靖国参拝にどんな問題があるのか、という理屈立てだ。
 だが問われているのは刑を終えたか否かではなく、彼らの行為が戦争犯罪かどうかであり、歴史認識である。野田氏の議論は焦点を外している。国の内外を問わず、戦争で肉親を失った数多くの人々の心情をいたずらに傷つけるだけだ。
 野田氏は現職閣僚であり、まもなく行われる民主党代表選に立候補する意向を固めている。首相になれば過去の歴史を背負い、日本国を代表して発言しなければならない。行動を慎み、言葉を選ぶのが当然だ。
 一方で、野田氏はこの終戦記念日に参拝しなかった。02年に代表選に立候補した際は「外交問題を引き起こす」ことを理由に、首相になっても終戦記念日の公式参拝はしないと言った。
 外交を大切にするのなら、誠意ある言葉で説明すべきだ。発言を受けて、韓国外交通商省は「侵略の歴史を否定しようとする言動だ」と批判している。中国や韓国のみならず、東京裁判を主導した米国との関係にも良い影響は及ぼすまい。
 代表選に立候補しても、この点を問われるに違いない。その時、自らの歴史認識も含めてきちんと話し、代表、そして首相の有資格者だと示してもらわなければならない。
 野田氏は、文芸春秋9月号に公表した「わが政権構想」で、国内産業の衰退や、電力・エネルギー、財政の「三つの危機」に取り組む決意を示している。
 確かに、いま優先すべきはそれらの課題だろう。とすれば、課題に取り組めるよう、野田氏は自ら環境を整えるべきだ
 歴史をめぐる問題は、苦労を重ねながらここまで積み上げてきた。国のリーダーの言動で再び歩みを止め、処理すべき課題に向き合えない事態を繰り返すべきではない。


聡明な方はお分かりだと思うが、朝日のこの社説のなかには、事実関係を検証する部分が一文字も無い。
あくまで野田氏の歴史認識が問題だと言っているだけであり、歴史上の史実ではなく、史観、とりわけ朝日なりの戦後体制の価値観のみを基準としている内容だ。
国会の全会一致決議をもって、いわゆるA級戦犯と呼ばれた人たちの名誉が公務死という形で回復され、我が国に戦犯は存在しないこととなった。
今朝の産経新聞で、阿比留記者が反論している通り、彼らのうちの重光葵(元外相)はその後に勲一等を授けられ、萱屋興宣(元蔵相)は法務大臣となった。
これが事実である。
しかるにこの社説は、美辞麗句を装った歴史的事実の無視であり、野田氏に対するネガキャン、恫喝であると断定しよい。

・ 野田氏の議論は焦点を外している。
・ 行動を慎み、言葉を選ぶのが当然だ。
・ 誠意ある言葉で説明すべきだ。
・ 首相の有資格者だと示してもらわなければならない。
・ 野田氏は自ら環境を整えるべきだ。
・ 再び歩みを止め、処理すべき課題に向き合えない事態を繰り返すべきではない。

朝日の言葉の逆を取ってみればよくわかる。

・ 行動を慎め!
・ お前の言葉には誠意がない!
・ お前は首相の有資格者ではない!
・ 中国、韓国様のご機嫌を損ねるようなことを言って、事態を悪化させるな!

いかにも、靖國となると途端に元気になる朝日らしい。
私は野田氏の支持者でもなく、民主党という政党を忌み嫌う国民の一人だが、野田氏の靖國神社感には共感する部分も多い。
「靖國」となると敏感に反応する朝日新聞は、野田氏の持論を察知し、これを潰そうと、新聞社の考えを示す社説で、野田潰しにまわったということだ。

「国の内外を問わず、戦争で肉親を失った数多くの人々の心情をいたずらに傷つけるだけ」という表現のなかには、15日の全国戦没者追悼式で菅直人が読み上げたスピーチと同じ匂いがする。
即ち、国の内外という言葉で国家の枠組みを外し、特定アジアという「被害者」を舞台の中央に出す。
そして、「肉親を失った多くの人々の心情」という言葉で、戦前の政治が悪であり、国民はこぞってその被害者という、戦争の前後で歴史を分断しようとする。
朝日と菅は、同じ穴のムジナだということだ。

この社説が出た事情には、既にTwitterで、その背景が指摘されている。
中国の人民日報が日本語版で「野田佳彦氏は強硬な次期首相?」とうい論説を掲載し、野田氏を批判した。
韓国のメディアも当然のごとく、野田氏を軍国主義者と猛烈に批判した。
その批判を朝日が引き継ぎ、中韓の代弁者の如く、野田氏を叩く。
わかり易すぎる構図である。
朝日新聞が日本人による日本人のためのメディアでないことは、すでに多くの方にはバレバレな事実であるが、こうも易々と見透かされるようでは、朝日の先も思いやられる。(笑)

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