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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年07月29日

外交相手は腹黒い ~ 利権のためなら友国も背を向ける

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昨日の関西テレビ、スーパーニュースアンカーで、青山繁晴氏が明かした事実。
『アメリカは、韓国の野心を使って、日本海のメタンハイドレートを手に入れようとしている』という、資源外交の熾烈さを物語る一件である。
ぼやきくっくりさんのブログから、その部分だけ引用させていただく。

「はい。これは、実は、本当に重大な事実であって、つまり、アメリカっていうのはもちろん日米同盟があって、日本海を守ることや、あるいは竹島が日本のものであって、韓国が今、占領してるのは不法な侵略であると、いうことを認めてくれてるとずーっと日本人は思ってきて、今の政府も、自民・民主を問わず公式的にはそうなわけですよね。しかしそれは、ま、実は少し前からアメリカによく話を聞いてみると、それは青山さん、1952年のサンフランシスコ講和条約が成立した直後ぐらいはそうだったけども、その後日本は、勝手に韓国に負けて、占領されてきて、もう実効支配されてるじゃないかと。だからって先は言わないけれども、それを指摘されることが多かった。実は、その先をアメリカは実態としては言ってて。そもそも、まず、アメリカ自身がメタンハイドレートほしいと。で、なぜ日本海かというと、日本周辺にメタンハイドレートはたくさんありますが、太平洋側にもありますけど、日本海側のメタンハイドレートは特に質が良い。どう良いかというと、もう塊になってるんですよ。大きな結晶状になっていて、その塊ですから、上に上げて溶かせば、そのまま火力発電所で使えるという見方も技術者の中にはあるわけです、あの、電力の技術者の中にはですね。それをもらう時に、日本と組むよりも、ね、その日本と組むかどうかは日本の決断ですよ?アメリカに言われたからといって組むとは限らない。あるいは僕は非公式に、いや、これはあくまで日本でやるんだってこともアメリカに申しました。そういうことも全部含めて言うと、もう日本とまともにアメリカは話そうとせずに、むしろ韓国の野心を利用して、そして日本海を、東海って名前を変えてしまうことも、さっきのコロラド州立大学の発表でも分かるように、もうそれも事実上認めて、つまり、さっきヤマヒロさんが言われたことと関連するんですが、なぜ韓国の一方的な主張を国際社会がこうやって認めてしまうかというと、背後にアメリカがいるからですよ」


世界は実に腹黒い。
日米同盟という、確固たる外交的な絆が存在し、米国にとって東アジアの最重要のパートナーであるはずの日本に対し、資源のためなら手のひらを返すように態度を変える米国。
実はこういった米国のスタンスは、初めてではない。
拙ブログでは昨年5月30日に、尖閣をめぐる米国の信義なき外交姿勢の一例を紹介した。

さらにもう一つの例は、尖閣列島です。
(中略)
私自身沖縄の返還交渉に参議院から一人随行していきましたが、あの返還協定の交換公文の中には返還されるべき島や岩礁があまりに数多いので、どれとどれの島と一々明記するのを省いて、六つの地点を結ぶ線の中に入る島、岩礁のすべてを日本の領土として返還する時してあります。
六つの地点とは、東からN24度E133度、N27度E131度50分、N27度E128度18分、N28度E128度18分、N28度E124度40分、N24度E122度の六点です。
 当然のことですが尖閣列島はこの線引きの中に入っています。なにしろ占領中米軍は、カツオ節の工場もあったこれらの島を自薦訓練の銃爆撃の標的として使用してい、沖縄に住む古賀花子さんという、昔順天堂病院の婦長さんをしていた未亡人に標的としての使用料を払い込んでいました。
 ところが尖閣列島周辺の海底に油田があるという話が持ち上がって以来次々と妙なことが起こった。返還前のことですが、アメリカのメジャーの石油会社が、時の佐藤首相に、外相がらみで彼らによる試掘を持ちかけてきた。佐藤首相は自国日本のことだからといってそれを退けた。
 すると彼らは同じ話を台湾と北京に持ち込み、「あの島々は本来なら中国の領土の筈だと」とそそのかした。その話に乗った中国は突然、武装した漁船団を送り込み、威嚇しながらあれらの島々の領土権を主張しだした。北京がそういいいだせば台湾もまたいきがかり上、これらもあれらの島は台湾に帰属すべき領土であると主張した。
 困惑した日本政府は、日本との協定でそれらの島々を正式に返還したアメリカ政府に間に入ってもらおうとしました。アメリカからはっきりと尖閣列島が日本の領土であり、今まで占領し銃爆撃の標的として利用し、日本をふくめて他のいかなる国のいかなる船団の立ち入りも禁止していたのだ、と証拠だてしてほしいと依頼した。しかしアメリカは、あくまで領土の問題は当事者同士で話し合うべきだと逃げをうって、日本のために一切口をききませんでした


これは、石原慎太郎・江藤淳共著「断固「NO(ノー)」と言える日本」の中に書かれているエピソードである。
今回の、日本海におけるメタンハイドレートの件は、そっくりそのまま、数十年前に起きていたという事実である。
歴史は繰り返すとは、良く言ったものだ。

震災後に「トモダチ作戦」と称した、献身的な救済と援助を実施した米国。
その行為自体は、多少の打算はあるだろうけれども、同盟国としての心のこもった対応だったと思う。
しかし、同じ米国が、利権のためなら友国の信義などなかったかのような態度に出ること自体、日本の外交の拙さの例証であるように思う。

外交上、交渉相手は友国であろうとそうでなかろうと、性善説など成り立つわけもなく、腹の黒さの探り合いということだ。
日本の外交力のなさが、国力の低下を招き、国益の追求を妨げる最大の要因だ。


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[ 2011/07/29 12:18 ] 外交 | TB(0) | CM(1)
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