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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2011年06月21日
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国会を一旦閉じよ!

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民主党執行部 「あんたが居座ると、政治が止まる。どけ!」
菅総理 「やーだよ。」

これがいまの政治状況。
菅が過去に言及した、期限を切った独裁の姿である。
連日、菅のもとに民主党執行部の面々が参じ、頼むからどいてくれと懇願しているようだが、菅は一向に毒気配なし。
そもそも、一定の目途がついた段階という曖昧すぎる定義が問題なのだが、菅はその曖昧さを利用し、自身の延命工作を進行させている。
常識から考えれば、目途とは復興基本法の成立と、補正予算の成立である。
そのくらい、6月2日時点の菅は追い詰められていた。
しかし、一旦不信任案が否決されると、菅は目途の定義を恣意的に変えた。
ひとつは原発の冷温停止というもので、その次に来たのが1.5次という奇妙な補正予算。
そして今度は、再生可能エネルギー法案である。
よくもまぁこんな悪知恵が働くものだと感心してしまうが、それほど菅直人の権力に対する執着心は凄まじい。
軟な執行部が菅と対峙するには、それ相応の気構えが必要なのである。

一定の目途の発言時、再生可能エネルギー法案などは全く取りざたされていなかった。
こういう悪知恵がいつ繰り出されるかは菅以外にはわからない以上、枝野、岡田らが「国会会期延長と首相の退任時期はリンクしない」と言ったところで、全く説得力を持たない。
ボスが信用されなければ部下も信用されない。
社会では一般的な観念だ。
しかも、延命を模索しているのは菅だけでなく、もうひとり亀井という古狸もいる。
百戦錬磨の亀井がいるため、状況はもっと読みづらい。
何度も言うが、政局は野党が作っているのではなく、官邸と与党が出所なのだ。

そもそも再生可能エネルギー法案を含めた、今後のエネルギー対策というものは、拙速に進めるべきものではなく、菅が当初スローガンにあげた「熟議」が必要なはずである。
原発の問題が発生したこともあり、くらしだけではなく経済も左右するエネルギーについては、まずは国会で熟議し、今後数十年単位のグランドデザインを国民に示し、信を問うべき問題である。
菅がこの案件を進めたいのは、彼が骨の髄までポピュリストである証であり、かつ、国家のエネルギー対策と方向性を決定づけた宰相として歴史に名を残したいがためだろう。
ひとりのポピュリストのために国の政策が決定されることがあってはいけない。

国会法によれば、国会の会期延長は、両議院一致の議決決めることとされ、両議院の議決が一致しないとき、又は参議院が議決しないときは、衆議院の議決で延長できるとされている。
他方、国会の休会も両議院一致の議決を必要とするが、議長において緊急の必要があると認めたとき、又は総議員の四分の一以上の議員から要求があつたときは、他の院の議長と協議の上、会議を開くことができる。
つまり、通常国会を閉じても、議会をすぐに再開することが可能なのだ。
従って、国会を延長しなければ復興が遅れるという理論は一面的なもので、遅らせない方法は存在するのである。

現在、菅直人が官邸に居座ることが可能なのは、内閣不信任案が一国会に一回しか提出できないという決まりがあるためで、国会を延長すれば、少なくとも当面は不信任案の危機を回避できるからだ。
であれば、民主党執行部がその梯子を外してやればいい。
民主党執行部にその気概があるとは思えないが。

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