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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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菅直人と「脱原発解散総選挙」

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テレビをはじめとするメディアの論調は、「いま政局をやっている場合か!?」というものであり、その責を野党に押し付けるものである。しかし、菅おろしという民主党執行部と菅本人の対立を見る限り、政局を作っているのは他ならぬ民主党自身であり、政治空白を作っているのは菅直人本人である。
与野党の駆け引きなどは日常的なことであり、今更声高に誇張する程度の問題ではない。
こういう非常にシンプルな構造を、指摘はするが批判はしないという、マスメディアの性質自体が、国民の疑心暗鬼を誘っていると言ってもよいのである。

菅直人は「歴史に名を残したい」という願望が強いと噂される。
もともと権力志向が強く、出世欲も強い。
第一次橋本内閣当時、菅は新党さきがけに属しながら厚生大臣だった。
いわゆる自社さ連立である。
ところが菅が所属するさきがけの党首だった鳩山由紀夫は、新党さきがけの立ち位置は野党に近いというようなことを言っていた。
菅にとってさきがけが与党か野党かは関係なく、大臣のポストを有効に使い、自分の宣伝をしただけだったという見方もできる。
そういう人物だからこそ、「歴史に名を残したい」という願望は極めて強いということだ。

しかし、菅内閣発足後の政治は目を覆うばかりの失政続きで、政治家菅直人の力量は評価すべき点がほとんど見当たらず、このままでは同じ歴史になお残すと言っても、ルーピー鳩山と同列に語られるべき無能宰相という評価以外にない。
そんな菅直人が狙うのは、再生可能エネルギーの促進と、それに伴う立法だろう。
震災後、「これであと2年(首相を)できる」と語ったとされる菅は、大震災の復旧復興で名を残そうとしたと思われる。しかし、国会での追及によって彼と彼の政権が嘘をつきとおし、情報を隠蔽し続けてきたことが露呈した。
震災復興を奇禍として歴史に名を残すはずが、逆に汚点だらけになってしまったのだから、菅にとっては完全な目論見違いである。

そこで今度、政争の具にしようとしているのが、所謂再生可能エネルギー促進法案だ。
菅はもともと風力発電が大好きで、菅のブログには風力フレーズが頻出していることは、産経新聞の阿比留記者がブログで明かしたとおりである。
菅が「俺の顔を見たくないなら、まず法案を通せ」と強弁したのは、再生エネルギーで脱原発を進め、安全・安心なエネルギー政策に舵を切った首相として、名を残したいからではないか。
そう考えると、その延長線上に「脱原発解散」があってもおかしくない。
少なくともイタリアでは、原発推進という国の政策が国民投票によって否定され、脱原発への道をとらざるを得なくなった。
再生エネルギーを進め、反面脱原発を争点にすることによって総選挙を戦い、仮に選挙に勝利することになれば、誰も菅を引きずり降ろせなくなる。

昔はカイワレ。
今は原発。
菅は常に、政治家としての自分の価値を上げる具材を探している。
官邸を明け渡さず、居座り続けているのが脱原発選挙だとすると、空恐ろしい気分になる。

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